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2018.01.15

添削フォーム34

コメント欄に、入試問題の大学名と年度、問題番号を書き、それに続けてあなたの解答をペーストしてください。


コメント

今回も投稿ありがとうございます。では早速添削していきますね。

>地表面が不透水面に改変が進む事によって発生する環境問題として、集中豪雨による浸水とヒートアイランド現象が挙げられる。

書き出しとして非常に素晴らしいと思います。まず2つのテーマを挙げてしまうのは非常に有効です。

>前者は地面に雨水が浸透せずに小河川などに流れ込む事によって流量が急増し、推移が上がると、堤防を越えて洪水が発生し、都市部にそのまま流れ込むため、建物の浸水被害やライフラインに以上をもたらす。

ここもいいですね。非常にわかりやすいです。一文が長いのが気になったのですが。しかし読んでみるととてもスムーズで、高い作文力が伺えます。

>対策としては、堤防のかさ上げや地下に貯水池の造設などを行って、川の流量を調節し洪水を防止したり道路の素材を透水性のものに変更し、流れ込む量を減らす事などがある。

これにいいですね。地下の貯水池などは東京の都心部ではすでに一般的なようですし、道路の素材を変えることも広く行われているようです

>後者は都市部にコンクリート製の建物が増加している事により、工場や家庭からの人口排熱の吸収、蓄積が進み、都市郊外に比べ気温が高くなる事である。

こちらもわかりやすいです。

>更にこれによりゲリラ豪雨を誘い前者の被害にもつながる。

これも適切です。ただ、ヒートアイランド現象については、ゲリラ豪雨だけでなく、単に高温となることについての弊害にも触れてよかったと思います。「快適な生活空間が損なわれる」や「熱中症の増加」など。さらにゲリラ豪雨についても文字数に余裕があれば、「局地的な低気圧の発生」や「蒸発量の急増」など、ちょっと理科的なキーワードも入れてみてもおもしろかったでしょう。

>対策としては、都市部や建物上に緑地を設けて植物の蒸散を活かす事や構想ビルなどの配置を工夫する事によって風通しの良い都市設計を行う事がある。

こちらも全く問題ないでしょう。「緑地」の増加が最大のポイントですが、建物の屋上や壁にも植物を植えること、さらにビルの配置や形状を工夫し風通しをよくすることも非常に大切ですね。全ての点に触れられていて適切です。

全体としては内容もさることながら、構成が見事と思います。書くべき内容が多いものの、それらを「箇条書き」スタイルによって書き並べて説明している点が上手です。素晴らしい答案です。

  • 2018.01.17 14:50
  • たつじん

こちらも宜しくお願いします。
筑波大学2014年第2問です。
-------------

地表面が不透水面に改変が進む事によって発生する環境問題として、集中豪雨による浸水とヒートアイランド現象が挙げられる。前者は地面に雨水が浸透せずに小河川などに流れ込む事によって流量が急増し、推移が上がると、堤防を越えて洪水が発生し、都市部にそのまま流れ込むため、建物の浸水被害やライフラインに以上をもたらす。対策としては、堤防のかさ上げや地下に貯水池の造設などを行って、川の流量を調節し洪水を防止したり道路の素材を透水性のものに変更し、流れ込む量を減らす事などがある。後者は都市部にコンクリート製の建物が増加している事により、工場や家庭からの人口排熱の吸収、蓄積が進み、都市郊外に比べ気温が高くなる事である。更にこれによりゲリラ豪雨を誘い前者の被害にもつながる。対策としては、都市部や建物上に緑地を設けて植物の蒸散を活かす事や構想ビルなどの配置を工夫する事によって風通しの良い都市設計を行う事がある。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上です。
宜しくお願いします。

  • 2018.01.16 23:54
  • poen

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