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2021.02.01

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コメント欄に、入試問題の大学名と年度、問題番号を書き、それに続けてあなたの解答をペーストしてください。こちらのフォームが他の投稿者によって既に使用されている場合は、他のフォーム(未使用)をご利用ください。投稿後、1週間を目処に添削回答いたします。もし1週間たっても回答がない場合、私が見落としている可能性がありますので、ツイッター(@ts914)にDMをいただけますでしょうか。早々に対応いたします。

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今年もペースを保って勉強を重ねて行きましょうね。

では添削いたします。

>2014年度 東大 第3問B

>(1)フランスには航空機の組み立て工場がある。ヨーロッパ各地から航空機の部品を輸入し、組み立て、航空機として輸出するから。 

いいですね。文章が2つに分けられている点もとてもわかりやすいです。「文章テクニック」をみせようと、長い文を書いてしまう人が多いのですが、地理の論述問題はそうしたテクニックを見せびらかす場ではありません。自分の言いたいことが「手堅く」表現されています。好感が持てます。

私も書いてみました。

「国内に航空機の組立工場が立地。EU域内から部品を輸入するため輸入超となる。完成品を域外へ輸出するため輸出超となる。(57字)」

「域外」と「域内」を強調しています。参考にしてください。また「国際分業」という言葉も使ってみたかったのですが、ちょっとそれができませんでした。国境を越えた生産活動を国際分業と言います。この言葉も使いこなせるようにしておくといいですよ。

>(2)スペインの一人あたりGNIはイギリスやドイツ、フランスと比べると低い。生産コスト削減のために有名な自動車メーカーがスペインに進出し、スペインで製造した自動車を輸出しているから。

いいですね。わかりやすいです。ただ、ちょっと惜しいのは、本問においてはスペインの「国外」と「国内」の状況を説明しないといけないわけですが、こちらの回答では「国内」の状況(経済レベルが低い。賃金が低い)ことだけが述べられており、「国外」が説明されていません。

国外とはすなわち外国との関係ですから、ここはEUに加盟し、関税が撤廃されていることを述べるべきです。

「スペインは人口が比較的多く経済レベルが低い。安価で豊富な労働力を求め周辺国から自動車の生産拠点が進出する。EU加盟国であり域内貿易が自由化されているため、部品や製品の輸出入が活発。(89字)」

こういった形になりますね。問題文を読み込み、何を答えるべきなのかを明確にしてから解答をつくるといいと思いますよ。

>(3)中国とは労働力を要する軽工業製品。ロシアとは天然ガスなどの資源。日本とは高度な技術を要する製品の輸入が多い。

いいですね。字数に比して述べるべきことが多くなっているため、体言止めや箇条書きスタイルで要点を詰め込むことが有効になっています。

日本の品目については「高付加価値」という言葉をつかってもよかったと思いますよ。便利なキーワードなので、慣れておきましょう。

全体としてはよく書けていましたし、理解度も深いと思います。さらに演習を続けて行きましょう。

  • 2021.03.28 13:57
  • たつじん

2014年度 東大 第3問B
(1)フランスには航空機の組み立て工場がある。ヨーロッパ各地から航空機の部品を輸入し、組み立て、航空機として輸出するから。 
(2)スペインの一人あたりGNIはイギリスやドイツ、フランスと比べると低い。生産コスト削減のために有名な自動車メーカーがスペインに進出し、スペインで製造した自動車を輸出しているから。
(3)中国とは労働力を要する軽工業製品。ロシアとは天然ガスなどの資源。日本とは高度な技術を要する製品の輸入が多い。

よろしくお願いします。

  • 2021.03.23 20:28
  • K.K

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