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2021.05.27

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コメント欄に、入試問題の大学名と年度、問題番号を書き、それに続けてあなたの解答をペーストしてください。こちらのフォームが他の投稿者によって既に使用されている場合は、他のフォーム(未使用)をご利用ください。投稿後、1週間を目処に添削回答いたします。もし1週間たっても回答がない場合、私が見落としている可能性があります。その際は他のフォームに再投稿していただけますでしょうか。お手数ですが、よろしくお願いいたします。(従来のDMによるお問い合わせは取りやめといたしました。ご理解くださいませ)

コメント

では添削いたします。

>東大2008

>第一問

>設問A(1)aーウ bーオ cーイ dーエ eーア

いいですね、aはナイル川。外来河川であり、降水量が少なくなっています、bは黄河。こちらも降水量が少ないですが、高緯度であるため冷涼です。黄土高原を流れ、標高も比較的高いですね。cはミシシッピ川。こちらは北アメリカ中央平原を流れ、標高が低いです、dはブラマプトラ川。チベット高原からバングラデシュへと流れ、標高、降水量ともに大きな数値となっています。eはアマゾン川。流域面積が大きいですね。

>(2)地形ーデルタ 自然現象ーハリケーン 都市ーニューオーリーンズ

いいですね。問題ないでしょう。

>(3)ステップ、乾燥気候の下で集約的に小麦等の灌漑農業が行われるが、不適切な灌漑やダム建設による洪水減少で、塩害が増えた。(59/60)

なるほど、アスワンハイダムの功罪に関する問題ですね。字数が少ないので書き方に工夫が必要になりますね。

(功)
・洪水の減少。かつてナイル川沿岸は夏になるとしばしば洪水に見舞われ、大きな被害がもたらされたが、ダムの治水効果により洪水は減少した。
・電力供給。アスワンハイダムは多目的ダムであり、発電も行われるためアルミニウム精錬業が興った。
・灌漑農業の普及。灌漑が行われ、生産性が向上。小麦などの生産量が増えた。

(罪)
・天然の肥沃土の供給が減少。かつては洪水によって、河川周辺の低地へと、上流から運ばれた肥沃土が供給され、それが天然の肥料となっていた。洪水の減少によってそれも少なくなり、現在は化学肥料の使用量が増えている。
・塩害の深刻化。(不適切な)灌漑によって塩害が進行する。
・三角州の縮小。土砂の流出が減少したため、河口の三角州が縮小。土地を失う農民も。
・風土病の発生。かつては洪水によって寄生虫を媒介する動物(かたつむりの一種)が死滅していたが、現在はそれらが繁殖。寄生虫による風土病が広がっている。(いわゆる住血吸虫です。よかったらネットなどで検索しておいてください)
・遺跡の移転に伴う財政負担。ダム湖に水没するアブシンベル神殿を高所に移設したが、莫大な予算を費やしてしまった。

大きくこんなところでしょうか。今回は農業に関する「深刻な問題」ですので、肥沃土の供給量の減少と灌漑による塩害の発生について記述すればいいでしょう。

ではかいさんの解答についてみていきましょう。

まず気候について論じていますね。ここは「ステップ、乾燥気候」ではなく、ストレートに「砂漠気候」で良かったと思いますよ。エジプト全域はケッペンの気候区分で砂漠気候区となります。厳密には「乾燥気候」という気候区分はありませんよね。乾燥とは蒸発量が降水量を上回った状態で、乾燥帯のことです。乾燥帯には砂漠気候とステップ気候がみられ、エジプトは上述のように砂漠気候です。

また農業について「集約的に小麦等の灌漑農業」といますが、そもそも字数制限が厳しい問題ですし、ホイットルセー農業区分の言い方を使って「オアシス農業」とするのが最も適切でしょう。あるいは「オアシス農業=伝統的な灌漑農業」ですから、字数削減のため「灌漑農業」としてもいいと思いますよ。いずれにせよ、小麦のような具体的な作物名には触れる必要はないでしょう(字数制限的に)。メインで答えるべきは「この問題」なのですから、気候や農業の特色についての説明は最小限に抑えるべきです。

このように書いてみました。

「砂漠気候で灌漑農業が営まれる。不適切な灌漑によって塩害が進行。洪水の減少により上流からの天然の肥沃土の供給も減少。」(57字)

塩害も重要ですが、やはり天然の肥沃土の供給が減ったことにも触れたいと思い、こうした文章になりました。

なお、かいさんの文章で「洪水減少で、塩害が増えた」とありますが、ここはとてもいいと思いますよ。洪水によって地表面が洗い流され、塩分が取り除かれていたわけですが、それがなくなったことで塩害が深刻化したという状況があります。

>(4)川からの生活•工業•農業用水の取水のしすぎにより、土壌流出が起こる。bでは川辺などに土壌保全効果のある植林をすることで、cでは農業において等高線耕作をする事で、土壌流出に対応。(89/90)

いいですね。とても上手に書けています。高校生の水準は超えており、十分な合格圏の解答に思いますよ。なかなかここまで書けません。

いくつか気になる点を。

まず「川からの生活・工業・農業用水の取水のしすぎにより、土壌流出が起こる」というところ。この因果関係がわかりません。

「土壌流出=土壌侵食」ですが、これはなぜ起きるのでしょう?土壌を支える草木の根がなくなることにより、土砂が斜面から流れ落ちたり、雨や風によって運ばれたりするわけです。「森林伐採」や「砂漠化」によって生じるものと考えてください。実際、「砂漠化」と「土壌流出(侵食)」を同じ意味であると捉える考え方もあります。

森林伐採による耕地開発、過放牧や過剰な灌漑による砂漠化によって土壌流出(侵食)が生じています。これが「河川の流域で引き起こされている深刻な環境問題」です。

先に私の解答を紹介しておきますね。こういった形です。

「森林伐採による耕地化により土壌侵食、土壌流出が生じ、さらに不適切な灌漑による砂漠化も。b流域では退耕還林政策により植林がなされる。c流域は等高線耕作により土壌流出が防がれる。(87字)」

問題の要求は「環境問題」と「対応策」を述べることですので、それぞれ前半の文と後半の文で説明しています。

中国内陸部の植林による緑化政策、アメリカ中央平原における等高線耕作、ともに特徴的なものですよね。これをしっかり述べれば得点になったと思います。なお、ここでは「退耕還林」という言葉が使われていますが、これはとくに不要だったかも知れません、ちょっと特殊な言葉ですからね。中国には「緑の長城計画」というものもありますし、これらの言葉についても良かったら調べておいてください。

かいさんの解答は冒頭の部分をもうちょっと工夫して欲しかったところですね。「取水のしすぎ(過剰な取水)」自体が直接的に土壌流出と結びつくものではありませんので、この部分をより論理的に説明することが必要でした。

>設問B
>(1)アー黒潮 イー親潮 ウー大陸棚 エー排他的経済水域

問題ないでしょう。

>(2)排他的経済水域では、その国が優先的に鉱産資源や水産資源を利用でき、また大陸棚には鉱産資源が豊富であるから、その有用な大陸棚部分を排他的経済水域に盛り込む事で資源利用が進むから。(89/90)

うまいですね。これはちょっと一般的な東大の論述問題と傾向が違いますよね。書きにくかったと思います。これだけ書けていれば十分に合格圏ですよ。

なお、私はこう書いてみました。


「エは沿岸国に資源の独占的な開発権を認めるものである。しかし、ウは浅海底であるため開発が比較的容易であり、エを超える範囲であっても沿岸国に開発権を与えた方が効率的である。」(84字)

私もちょっと書いてみましたが、これはあまりうまくありませんね。ちょっと反省しています。ただし、意味は通じると思いますので、良かったら参考にしてくださいね。

>第二問
>設問A
>(1)アー日本 イーアメリカ合衆国 ウードイツ エー中国 オー韓国

いいですね。鉄鋼生産は統計の基本ですので、問題なかったと思います。

>(2)エ国は社会主義国家であり、外資導入による技術導入が遅く、国内の炭田•鉄山を使って製鉄と鋼鉄が別々だからエネルギー効率が悪い。オ国は早くから外資の導入を始め、臨海部に設立された銑鋼一貫工場で、輸入資源を使うため、エネルギー効率が良い。(119/120)

なるほど、いいですね。これは素晴らしい解答だと思いますよ。「社会主義国家」、「外資導入による技術導入が遅く」という部分がとてもいいと思います。これは必ずしも作問者の求める解答ではなかったかも知れませんが、自分ありのオリジナルの考えを反映しており、主体的な学習の跡が感じられます。私はとてもいいと思いますよ。

なお私はこう書いてみました。

「エ国は老朽化した旧式の製鉄所が多く生産性が低い。燃焼効率の悪い国内産の低品質の石炭に依存する割合が高い。オ国は最新鋭の臨海型製鉄所が中心で生産性が高い。国内資源が乏しく、石炭は高品質の海外産に依存している。」(103字)

こういった形でしょうか。製鉄所の規模については、旧式の中国の方が小規模で(よって生産性が低い)、臨海部に設けられた韓国の製鉄所の方が大規模だと思います。そういったことに触れても良かったかなとは思っています。

>第三問
>設問A
>(1)aーアメリカ合衆国 bーイギリス cータイ

いいですね。人口移動については「1人当たりGNIの高い国へと移動」が大原則ですね。aがアメリカ合衆国であるのは間違い無いとして、bがイギリスになるのがポイントだと思います。

確かにタイについては日本企業の海外現地法人(日系企業)数については「中国>アメリカ合衆国>タイ」の順であるように、経済的なつながりは強いのですが、人口移動については別の要因も作用します。留学を考えれば、1人当たりGNIの高い先進国における日本人の長期滞在者が多いのも納得ですよね(特にイギリスなど英語圏は語学留学生が多いはずです)。

残ったcがタイになりますね。

>(2)金等の鉱山資源が豊富であり、鉱業が盛んで所得水準が高く生活環境が良いから。州が永住者を募るなど多文化の風土があるから。(60/60)

どうなんでしょう?やはり気候環境がいいことが最大の要因だと思うのですよ。日本からは定年退職した高齢者が隠居先としてオーストラリアに移住する例が多く見られます。これを考慮すると解答を作りやすかったと思いますよ。

ゴールドコースとやブリズベンはオーストラリア北西部のクインズランド州に位置しています。気候区分としてはCfaではありますが、緯度が低いため、日本の本州よりは温暖な気候が見られると思います。南西諸島や沖縄のような気候でしょうか。

ちなみに同じ州のケアンズは空路による日本への直行便があり、かなりアクセスがよくなっています。ただ、両都市からは距離がありますが。海外移住の場合は、実は日本とのアクセスも非常に重要な要因になったりするわけです。

「温暖な気候でリゾート地に近く、日本へのアクセスも比較的いい。定年後の高齢者を中心に移住者が多い。」(48字)

後半部分を書き換えてみました。ちょっと字数が短いような気もしますが、80%に達しているので、減点はされないかなとは思います。

なお、金鉱は関係ありませんね。オーストラリアの代表的な金鉱は南西部のカルグーリー(カルグールリー)であり、パースは金鉱の積出港として発展した都市です。

また「所得水準が高い」ことは一般的には人口流入の理由になりますが、年金ぐらしの高齢者を考えた場合、生活費が高くなるので、転居先としては不適当になります(労働して賃金を稼ぐのならば所得水準が高いことは重要なのですが)。ここでは触れる必要はなかったと思います(治安が良い、インフラが整備されているなどは理由となりますが)。

>設問B
>労働者賃金上昇による企業海外移転に伴う工業や製造業等、国内産業の国際競争力低下の対応として、出入国管理法により移民を未熟練労働力として雇ったり、技能実習生を雇う動きが増えたから。(89/90)

文章がちょっとわかりにくいんですよね。。。

「労働者賃金上昇による企業海外移転」とありますが、「労働者賃金上昇」は単に「賃金上昇」でいいですよね。また「企業」ではなく「工場」でしょう。「工場の海外移転」の方がわかりやすいです。

さらに「国内産業の国際競争力の低下」もちょっとよくわかりません。国内産業ならば外国とそもそも競う必要はないのですから。

これらの部分はかいさんもあまり意味がわからないまま、文章を書いているのではないですか?そもそもこの部分が必要だったのか。。。

90字という長い文章を1つの文で言い切ろうとしているから、自分でも意味がわからない文章になってしまっているんだと思いますよ。

理由を述べる文章ですよね。まず理由を言ってしまったらどうですか?

これは他のかたの解答例ですが、最初の文で理由を言い切っています。それから2つ目の文によって、理由を付け加えています。

「移民の子孫である日系人が出稼ぎとして来日するから。賃金水準の低いブラジルから未熟練労働力を受け入れることで生産コストを抑え、日本の国際競争力を高める目的がある。」(80字)

どうでしょうか?文章力は高くありませんが、だからこそシンプルなことのみ述べて、結果的にわかりやすい文章になっていると思いませんか?

かいさんが、言いたいことがたくさんあるのはわかるのですよ。でもそれが整理されていないのです。まず、問題に対してしっかり回答し(つまり「理由」を言い切って)、それからゆっくり最低限の説明を付け加えていけばいいのです。簡単でしょ?

参考までに私もちょっと書いてみました。以下のような感じです。

「労働力不足の解消、安価な労働力の利用で国際競争力を高めるため、日系人に限り未熟練労働力の受入が法的に可能になった。日本からの移民が多く日系人の人口が大きいブラジルからの流入が急増。(90字)」

法律の名称(出入国管理法)という言葉を使ってみたかったのですが、うまくいきませんでした。ちょっと残念なところです。

なお、この書き方でわかるように、受け入れ対象の日系人はもちろんブラジル人に限定されるわけではありません。たとえば同時期にペルー人の流入も急増しています。ただ、そもそもの日系人人口が多いブラジルだからこそ、ブラジル人の数がとくに多くなっているわけですね。短い字数でここまで表現することは困難ではあるのですが、できる範囲で工夫してみてくださいね。

ちなみに本問は「1985年」と現在を比べるデータですので、1990年の出入国管理法の改正について述べることが求められていることは確実です。「技能実習生」については触れる必要はなかったと思います(もちろん減点にはならないでしょうが)。

最初の段階で「何を書くべきか(何を書けば得点になるのか)」という「設計図」を定めてから、スタートしましょう。ターゲットを絞った解答作成を心がけてくださいね。

>設問C
>(1)ある程度経済発展がすでに進んだこれらの国では新たに日系企業•工場が進出せず、中数管理機能の国内への撤退もあるから。(57/60)

なるほど、悪くはありませんね。ただ、これらの都市ははたして「ある程度経済発展」なのでしょうか。むしろ世界的な金融都市であり、経済の中枢的な役割を担っていますよね。

また経済レベルが高いのですから、「工場」ではありませんよね。「銀行」などの金融業が中心なのではないでしょうか。

こういった書き方でどうでしょう。

「バブル期に銀行など金融業が多く進出していたが、バブル崩壊や金融危機によって一部が撤退した。」(45字)

内容的にかなり曖昧になってしまったことは否めません。個人的には「金融危機」という言葉の使い方に頭を悩ませてしまいます。アジア金融危機は1997年であり、この時期に該当しますが、日本や欧米への影響は最小限でしたし、サププライムローンの破綻やリーマンショックは2007〜2008年ですからこの時期からはズレています。問題があまり適切でないような気もしますね。

>(2)都市開発がなされ、銀行など金融業が集積する上海では、日系企業の中数管理機能のオフィスが作られたり移転されやすいから。(59/60)

なるほど、十分な回答(解答)かと思いますよ。かいさんの意図はしっかり伝わっています。「知識がない」と自己分析していますが、論述問題は知識だけで書くのではありません。最低限の知識であっても、それを過不足なく正確に記述することができれば得点はできます。

以下が私の解答例です。参考にしてくださいね。

「都市開発が進み人口も多い上海は広い後背地を有し経済力も大きい。日本から企業進出が急増し、工場も多く設けられた。」(55字)

残念ながら「中枢管理機能」は含めることができませんでした。これはなかなか難易度が高い言葉だったと思いますよ。

ポイントは「後背地」でした。

後背地については「広い」「狭い」といった形容詞と一緒に用いてください。「シャンハイ付近は後背地である」という言い方ではなく、「シャンハイは広い後背地を有する」といった感じです。

後背地は経済用語なのです。生産力、市場と考えてください。

例えば、こういったパターンです。

「アルゼンチンのブエノスアイレスは広い後背地を有する。」

これは、港湾都市であるブエノスアイレスの背後には広大な農業用地が広がっているという意味です。農産物の輸出港として発展したブエノスアイレス。この都市の内陸側にはパンパという草原がみられ、農畜産物の生産が盛んに行われています。ブエノスアイレスが発展した要因としては、豊かな農畜産物の生産があるわけで、この生産力は「広い後背地」によって支えられているのです。

後背地はこのように生産力について言う場合が多いのですが、市場について言うこともあります。

「東京は大きな後背地を有し、商業活動が活発である。」

こんな感じでしょうか。東京とその周辺(東京大都市圏というべきでしょうか)は莫大な人口を抱え、消費活動が活発です。「市場(マーケット)」としての規模が極めて大きいことがわかります。この市場こそ、東京の後背地となります。巨大な市場に向けて、生産活動や商業活動が行われています。大きな後背地を有しているからこそ、東京は世界最大規模の経済都市となるのですね。

シャンハイの場合の「後背地」は、ブエノスアイレスパターンではなく、東京パターンでしょうね。周辺地域の人口が大きく、消費活動や購買活動が活発です。そうした巨大マーケットの玄関口としてシャンハイが機能しており、世界中から多くの企業が集まっているのです。

>大問3は知識不足な面もあってボロボロですが、、天作よろしくお願いします!

いえ、知識不足だからいいのだと思いますよ。知識を完璧にするなどどだい不可能なことですし、そもそも東大地理はさほどの知識は必要としません。知識がない状態でも、「こじつけ」であっても答案を書き切るテクニックを身につける機会としましょうよ。自分のもっている知識だけで勝負し、それで十分な解答を作るのです。

とくに今回の解答をみていると、「書きたいことがたくさんある」からこそ解答のターゲットが絞りきれていない印象があります。あれもこれも詰め込むのではなく、自分の伝えたいことをシンプルに記述することに、まずは集中してみてはどうでしょう。

次回も期待しています。


  • 2021.06.05 00:34
  • たつじん

東大2008

第一問

設問A(1)aーウ bーオ cーイ dーエ eーア
(2)地形ーデルタ 自然現象ーハリケーン 都市ーニューオーリーンズ

(3)ステップ、乾燥気候の下で集約的に小麦等の灌漑農業が行われるが、不適切な灌漑やダム建設による洪水減少で、塩害が増えた。(59/60)

(4)川からの生活•工業•農業用水の取水のしすぎにより、土壌流出が起こる。bでは川辺などに土壌保全効果のある植林をすることで、cでは農業において等高線耕作をする事で、土壌流出に対応。(89/90)

設問B
(1)アー黒潮 イー親潮 ウー大陸棚 エー排他的経済水域

(2)排他的経済水域では、その国が優先的に鉱産資源や水産資源を利用でき、また大陸棚には鉱産資源が豊富であるから、その有用な大陸棚部分を排他的経済水域に盛り込む事で資源利用が進むから。(89/90)

第二問
設問A
(1)アー日本 イーアメリカ合衆国 ウードイツ エー中国 オー韓国

(2)エ国は社会主義国家であり、外資導入による技術導入が遅く、国内の炭田•鉄山を使って製鉄と鋼鉄が別々だからエネルギー効率が悪い。オ国は早くから外資の導入を始め、臨海部に設立された銑鋼一貫工場で、輸入資源を使うため、エネルギー効率が良い。(119/120)

設問B
(1)メサビ鉄山の枯渇やアメリカ西岸地区の工業化により鉄鋼業が不振になり、先端技術産業など高付加価値び産業への転換が進んだ。(60/60)

(2)都市圏の中心地区の人口が郊外の周縁部に流出して市街地拡大。

(3)重化学工業の衰退で工業のエネルギー消費は減ったが、郊外人口の増加で生活の使用エネルギーは増加。鉄鋼業衰退による石炭など化石燃料使用減少で、硫黄酸化物が原因の酸性雨が減少した。(88/90)

第三問
設問A
(1)aーアメリカ合衆国 bーイギリス cータイ

(2)金等の鉱山資源が豊富であり、鉱業が盛んで所得水準が高く生活環境が良いから。州が永住者を募るなど多文化の風土があるから。(60/60)

設問B
労働者賃金上昇による企業海外移転に伴う工業や製造業等、国内産業の国際競争力低下の対応として、出入国管理法により移民を未熟練労働力として雇ったり、技能実習生を雇う動きが増えたから。(89/90)

設問C
(1)ある程度経済発展がすでに進んだこれらの国では新たに日系企業•工場が進出せず、中数管理機能の国内への撤退もあるから。(57/60)

(2)都市開発がなされ、銀行など金融業が集積する上海では、日系企業の中数管理機能のオフィスが作られたり移転されやすいから。(59/60)

大問3は知識不足な面もあってボロボロですが、、天作よろしくお願いします!

  • 2021.06.01 07:56
  • かい

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