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せいたんさん、21時を過ぎていますね。今回は「猶予」としますが、次回からは添削なしにしますよ。すでに９月です。生活リズムには十分に気をつけてくださいね。

＞2016東京大学
＞第3問日本の都市、環境と災害　

＞設問A
＞(1)
ア扇状地
イ自然堤防
ウ三角州

適切です。とくに問題ありませんね。

＞(2)大雨時に合流による急激な増水やそれに伴う氾濫を防ぐ。(26字)

いいですね。洪水対策ということさえわかれば正解だったと思いますが、さらに詳しい説明を加えられており、より良い解答になっていますね。

＞(3)高度経済成長に伴い工業用水の需要が増え過剰な汲み上げが行われたが、環境規制強化や工業の衰退に伴う需要減により安定化した。(60字)

やや言葉が足りないような気がしますよ。この文章を読むと、「汲み上げによって何が生じたのか」、「何が安定化したのか」がわからないのです。つまり「地盤沈下」ですyほね。

もちろん問題文を合わせて読めば地盤沈下に関する内容であるのはわかるのですが、だからといってこの解答が文章として成立していなければ意味がありません。

高い文章能力が必要とは思いませんが、解答の文章だけを読んでもそれなりの意味が通じる形にして欲しいのです。

「高度経済成長に伴い工業用水の需要が増え過剰な汲み上げにより地盤沈下が生じた。しかし環境規制強化より地盤沈下は治まった。」(60字)

なお、「工業の衰退」はちょっと極端な気がしますよ。日本は鉄鋼や化学製品など重工業の点において世界有数の生産を維持しています。

「高度経済成長期に重工業化が進み、地下水が過剰に汲み上げられ地盤沈下が生じた。これを防ぐため地下水の利用が規制された。」（58字）

これぐらいの内容で良かったと思います。

＞(4)低平な土地であるため、津波や高潮に伴う浸水被害を受けやすく、津波避難ビルや堤防の設置、ハザードマップの整備が必要。また、地震による液状化を防ぐため住宅の杭打ちや地盤の強化が必要。(89字)

いいですね。とくに重要な言葉は「高潮」だったと思います。「津波」は深い入江の奥で被害が拡大しますが、このような平坦な低地でもそれなりの規模のものがみられなくはないので問題ないでしょう。

高潮対策ならば「水門」や「防潮堤」がありますね。津波の「避難ビル」は適切です。「ハザードマップ」もおもしろいでしょう。

また「地震→液状化」も正しいですね。さらに液状化は地盤が水を多く含んでいると生じますので、土地から水分を抜くという地盤改良が最も有効です。このことも指摘されています。同様に「杭打ち」も液状化対策の一つです。

冒頭でも述べましたが、投稿は21時までにしてくださいね。特に今回は月末の最終日（３１日）だったわけです。規則正しい生活リズムの中で、スケジュールに沿った学習ができていますか。

ここから君たちの敵は「メンタル」なのです。生活リズムの乱れで「寝られない」夜などあれば一発でメンタルにダメージが来ますよ。メンタルの維持に実は最も重要なのは日々の生活リズムなのです。自分で自分をコントロールし、理想的な学習生活を送ってください。

2016東京大学
第3問日本の都市、環境と災害　

設問A
(1)
ア扇状地
イ自然堤防
ウ三角州

(2)大雨時に合流による急激な増水やそれに伴う氾濫を防ぐ。(26字)

(3)高度経済成長に伴い工業用水の需要が増え過剰な汲み上げが行われたが、環境規制強化や工業の衰退に伴う需要減により安定化した。(60字)

(4)低平な土地であるため、津波や高潮に伴う浸水被害を受けやすく、津波避難ビルや堤防の設置、ハザードマップの整備が必要。また、地震による液状化を防ぐため住宅の杭打ちや地盤の強化が必要。(89字)