ブログ
2021.09.30
533
すでにお申し込みされている添削メンバーの方のみ投稿ください(メンバー募集は4月で終わっています。追加募集の予定はありません)。最低、月に1回の投稿がノルマです。これが無き場合は登録取り消しになりますので、ご注意ください。
コメント欄に、入試問題の大学名と年度、問題番号を書き、それに続けてあなたの解答をペーストしてください。こちらのフォームが他の投稿者によって既に使用されている場合は、他のフォーム(未使用)をご利用ください。投稿後、1週間を目処に添削回答いたします。もし1週間たっても回答がない場合、私が見落としている可能性があります。その際は他のフォームに再投稿していただけますでしょうか。お手数ですが、よろしくお願いいたします。(従来のDMによるお問い合わせは取りやめといたしました。ご理解くださいませ)
コメント
産木材が増加、日本産の高価
- 2024.04.23 13:30
- bar pitti
遅れて申し訳ありません。すでに添削してあったのですが、アップするのを忘れていたようです。今後はこのようなことのないよう注意いたしますので、今回ばかりはご容赦くださいませ。
では添削いたします。
>2006年度 第2問
>設問A
>aフィンランド bインドネシア cニュージーランド dタイ eカナダ
適切です。問題ないでしょう。
>設問B
>(1)植林面積は年々減少。1980年代以降は急激な減少がみられる。(30字)
図を参照すると、1981年に「16〜20」年の木が多いわけで、これは1961〜65年二植林されたものですね。この時代以降、継続して植林面積は減っていますね。適切な解答です。
ただ、「1980年代以降は急激な減少」とありますが、これはどうでしょう。もちろん間違いではありませんが、とくに強調するべきことでもなかったかなとは思います。実数としては、減少面積にはさほど差がないようにも思います。減少率に注目すれば、たしかに減少の度合いは上がってはいるのですが。
どうなんでしょうね。私なら「80年代以降に急激な減少」という書き方はしないような。。。。もちろんこれは個人的な見解ですので、気にしないでください。
>(2)林業の哀退に伴い人工林の伐採面積は減少。高齢林の増加により林齢の平均が上がっている。(42字)
いいですね。適切です。ただ、字数の短さが気になるので、もう少し字数を稼ぐ工夫をしてみてはどうだったでしょう。
たとえば「林業の衰退」をもうちょっと詳しく書けたかもしれませんよ。
「輸入材に押され国内の林業は低迷したことで、人工林の伐採面積は減少した。高齢林の増加により林齢の平均が上がっている。」(57字)
「林業従業者の高齢化や後継者不足で国内林業は衰退し、人工林の伐採面積は減少。高齢林の増加により林齢の平均が上がっている。」(59字)
どうでしょうか。冒頭の「林業の衰退」の説明を厚くしています。こういった工夫はできたのではないでしょうか。
(結果)伐採面積の減少
(理由)林業の衰退
(理由の理由)輸入材に競争で敗れた。林業従事者の減少。
このように「理由」についてもさらに「理由の理由」を考えてみて、それを文章内に取り込むというテクニックは有効かと思いますよ。字数を稼ぐ必要が生じた場合には考えてみてください。
>(3)輸入自由化により安価な外国産木材が増加、日本産の高価な木材は市場競争に敗れ木材価格は低迷。林業従事者の高齢化により人エ林の放置と植林面積の減少。コンクリート製建造物の増加による。(89字)
上記の(2)の問題と内容的に重なっていますね。いい解答だと思いますよ。とてもわかりやすいです。
とくに評価できる点として、第1文と第2文のつながりがあります。第1文で「安価な外国材の増加」について説明し、その結果としてどのようなことが生じたのか第2文で説明されています。一気に一つの文で述べてしまうとわかりにくくなってしまいますが、このように2つの文に分けて、順を追って説明するととてもわかりやすいものになります。
「人工林の放置」と「植林面積の減少」はそのまま(2)の問題内容ですね、これも適切です。
最後の一文もなるほどと思えるものです。90字という長文ですので、多面的に多くのトピックを取り上げる必要があります。「供給」が減ったことも重要ですが、このように「需要」そのものが減ったことも大きな理由の一つですよね。
かなり完璧な解答かと思います。受験生でこのレベルの解答が書ける人はいないと思いますよ。素晴らしいです。
>設問C
>(1)パルプの原料
適切です。
>(2)自然環境の保護のための丸太輸出規制。国内産業の育成、雇用の増加を目的に各国でチップ加工。ばら積み船の導入で輸送が容易。(59字)
いいですね、これは完璧な解答です。これに満点をつけない採点者がいたら、ちょっとおかしいですよ
>設問Bの(2)は42字が限界でした。
上でも述べたように、「理由の理由」をくっつけてしまうのは一つの方策です。本問の場合は、(3)の内容と重なってしまうわけですが、そもそも(2)と(3)の問題は同じようなことを問うているわけですし、問題なかったかと思います。「付け加える」技術も習得しましょう。
>先日早稲田の教育で地理は使わないとお伝えしたのですが、政経に時間が取れずの状態で政経を使うのは危険と思い、地理に戻す判断をしました。
>地理を使う志望校は 早稲田明治法政駒澤です。
>今後もよろしくお願いします。
そうでしたか、了解しました。政経こそ大学での勉強に必要となる科目ですから、合格してから入学するまでの間に、しっかり政経の勉強もしておいてくださいね。
志望校の中で論述が課されるところはあるのでしょうか。そういった大学の論述問題についても添削しますので(少々お時間をいただくかも知れませんが)、過去問を解いた際にはまた投稿してくださいね。
- 2021.10.21 14:51
- たつじん
2006年度 第2問
設問A
aフィンランド bインドネシア cニュージーランド dタイ eカナダ
設問B
(1)植林面積は年々減少。1980年代以降は急激な減少がみられる。(30字)
(2)林業の哀退に伴い人工林の伐採面積は減少。高齢林の増加により林齢の平均が上がっている。(42字)
(3)輸入自由化により安価な外国産木材が増加、日本産の高価な木材は市場競争に敗れ木材価格は低迷。林業従事者の高齢化により人エ林の放置と植林面積の減少。コンクリート製建造物の増加による。(89字)
設問C
(1)パルプの原料
(2)自然環境の保護のための丸太輸出規制。国内産業の育成、雇用の増加を目的に各国でチップ加工。ばら積み船の導入で輸送が容易。(59字)
設問Bの(2)は42字が限界でした。
先日早稲田の教育で地理は使わないとお伝えしたのですが、政経に時間が取れずの状態で政経を使うのは危険と思い、地理に戻す判断をしました。
地理を使う志望校は 早稲田明治法政駒澤です。
今後もよろしくお願いします。
- 2021.10.12 11:26
- やす
- 532
- main
- 534