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2021.11.10
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すでにお申し込みされている添削メンバーの方のみ投稿ください(メンバー募集は4月で終わっています。追加募集の予定はありません)。最低、月に1回の投稿がノルマです。これが無き場合は登録取り消しになりますので、ご注意ください。
コメント欄に、入試問題の大学名と年度、問題番号を書き、それに続けてあなたの解答をペーストしてください。こちらのフォームが他の投稿者によって既に使用されている場合は、他のフォーム(未使用)をご利用ください。投稿後、1週間を目処に添削回答いたします。もし1週間たっても回答がない場合、私が見落としている可能性があります。その際は他のフォームに再投稿していただけますでしょうか。お手数ですが、よろしくお願いいたします。(従来のDMによるお問い合わせは取りやめといたしました。ご理解くださいませ)
コメント
>★昨日の投稿フォーム579-1 において、設問A(1)(2)が脱落してしまっていました。なので、設問A(1)(2)は、今日の投稿フォーム579-2 に投稿させて頂きます。
>東大 2019年
>第2問
ありがとうございます。わかりました。こちらは「第2問」とありますが、「第3問」ですね。
>設問A
>(1) 東京には研究機関などが集まる。情報通信や研究開発等の専門的分野の、東京への一極集中がさらに進む。地方との格差が拡大する。(60字)
いいですね。問われているのは「どのような地域的変化が生じていく」か答えることですので、これについて「地方との格差が拡大する」と明確な回答ができています。さらに「そのように判断した理由」も、因果関係を示され、説明できています。「東京に研究機関が集まる」→「東京への一極集中が進む」ですね。わかりやすい組み立てです。
>(2) 大都市圏から離れており、労働力不足や経済規模の縮小で、他産業は衰退している。人口流出で高齢化が進み、医療需要が高まる。(59字)
いいですね。要するに「高齢化」がポイントなわけです。これについて肉付けしながら60字をいかに費やすかが命題でした。合格圏の解答に思います。
>東大 2019年
>第3問
>設問A
>(3) 交通網の寸断や工場の停止、原発事故の影響で、観光業や製造業が減少した。一方、学術研究や復興事業により、建設業が増加した。(60字)
「減少」が気になりますね。「観光業就業者が減少」という言い方ならいいのですが、「観光業が減少」は表現としては適切でないかと。例えば「観光業や製造業の比率が低下した」という言い方なら許容範囲でした。
「宿泊業、飲食サービス業」をまとめて「観光業」としているわけですね。もちろん宿泊業はともかく、飲食業については観光には限定されませんよね。とはいえ、これはこれで決して誤りではありませんので、許容範囲です。
「交通網の寸断や工場の停止(これも正しくは「工場の操業停止」ですが)」なとはいい表現です。理由としては適切です。
「学術研究により建設業が増加」もちょっと気になります。表において「学術研究」は「建設業」とは別項目になっていますよね。特に増える必要はなかったと思いますよ。
「交通網の寸断や工場の停止、原発事故の影響で、観光業や製造業の割合が低下。復興事業により、建設業が増加した。」(60字)
字数制限もあるので、全てを完璧に述べることはできなかったと思います。これぐらい書けていれば合格圏だったと思いますよ。
>※『2009年 第3問 設問A(2)』は、
『2019年 第3問 設問A(2)』と同じ内容が、『2019年 第3問 設問A(3)』(ただし、よく見たらこの設問は東北地方限定。) とは逆の内容が問われていますね。
なるほど、いいところに気づいていますね。細かいところまで問題分析ができています。
>(4) 大消費地から離れており、製造業比率が低くなる。豊かな自然を活かした観光・サービス業や、公共事業による建設業の比率が高い。(59字)
悪くはないのですが、製造業が発達しない理由として「大消費地から離れている」ことは理由になるでしょうか。輸送コストとの関係で考えるべきで、IC(集積回路)など軽量高付加価値な工業製品は九州など遠隔地でつくられていますよね。また衣類や電気製品は「大消費地」である日本を離れ、中国でつくられていますよね。ここは無理に理由をつけなくて良かったと思いますよ。
例えば、以下のような形です。
「製造業の割合が低い。自然が豊かで観光地が多く宿泊関連の産業は発達している。公共事業など建設業も経済において重要。」(56字)
「工業化は進まず製造業の割合が低い。観光地が多く宿泊関連の産業は発達している。公共事業など建設業も経済において重要。」(57字)
工業化が進まないことに理由づけはしていません。その代わり、観光などわかりやすい部分において理由を挙げ、字数を調整しています。
>設問B
>(1) A―② B―⑤ C―①
いいですね。正解です。
>(2) 経年による高齢化が進んだ。都心回帰により、若年層が流出した。(30字)
いいですね。本問の難しいのは、どう言ったことをテーマとして述べるべきか迷うところです。というのも、三浦半島は漁村地域として過疎化が進んでいる地域もある反面、神奈川県の一部として考えるならば、あくまで「郊外」の特徴としてニュータウンについて述べるべきなのです。
問題文にヒントがありますね。「住宅地開発が盛んに進められた」とあります。やはりニュータウンにおける高齢化を主題として取り上げるべきでしょう。その点、チョウセイさんの解答は適切です。十分な合格圏でしょう。
>(3) Dは、国際分業を背景に、航空機輸送が適するIC「ハイテク産業」を誘致した。Eは、国際便の増発により、伝統文化体験を目的とした「外国人」観光客を呼び込む。ともに地域経済の「グローバル化」を進めた。(90字)
組み立てがうまいですね。見事な構成力だと思いますよ。
普通のパターンならば、DとEの二つについて書くのですから「45字×2文」と考えますよね。チョウセイさんは、「Dの説明」「Eの説明」「まとめ」という3つの文から構成しています。わかりやすい文章になっています。3つのキーワードのバランスもいいですね。満点解答だと思いますよ。
さらに演習を続けましょう。
- 2021.11.21 15:20
- たつじん
コメント数を❛奇数❜にする都合上、空コメントをさせていただきます。ご了承下さい。
- 2021.11.15 11:51
- チョウセイ
★昨日の投稿フォーム579-1 において、設問A(1)(2)が脱落してしまっていました。なので、設問A(1)(2)は、今日の投稿フォーム579-2 に投稿させて頂きます。
東大 2019年
第2問
設問A
(1) 東京には研究機関などが集まる。情報通信や研究開発等の専門的分野の、東京への一極集中がさらに進む。地方との格差が拡大する。(60字)
(2) 大都市圏から離れており、労働力不足や経済規模の縮小で、他産業は衰退している。人口流出で高齢化が進み、医療需要が高まる。(59字)
- 2021.11.15 11:49
- チョウセイ
東大 2019年
第3問
設問A
(3) 交通網の寸断や工場の停止、原発事故の影響で、観光業や製造業が減少した。一方、学術研究や復興事業により、建設業が増加した。(60字)
※『2009年 第3問 設問A(2)』は、
『2019年 第3問 設問A(2)』と同じ内容が、『2019年 第3問 設問A(3)』(ただし、よく見たらこの設問は東北地方限定。) とは逆の内容が問われていますね。
(4) 大消費地から離れており、製造業比率が低くなる。豊かな自然を活かした観光・サービス業や、公共事業による建設業の比率が高い。(59字)
設問B
(1) A―② B―⑤ C―①
(2) 経年による高齢化が進んだ。都心回帰により、若年層が流出した。
(30字)
(3) Dは、国際分業を背景に、航空機輸送が適するIC「ハイテク産業」を誘致した。Eは、国際便の増発により、伝統文化体験を目的とした「外国人」観光客を呼び込む。ともに地域経済の「グローバル化」を進めた。(90字)
- 2021.11.14 20:59
- チョウセイ
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