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2022.01.27
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コメント
コメント数を偶数にしておきます。
- 2022.02.10 03:01
- たつじん
こちらは修正解答があったのですね。
>2000年度第2問
>設問A
>(2) ロ群は第一次産業の割合が高く、モノカルチャー経済が続く後進国の③。ハ群は都市化と工業化が進んでいる、比較的経済発展した国の①。産油国の②は第2次産業の割合が最も高いので不適。
>この問題は、間違えた回答を先ほど投稿してしまったので、こちらでお願いします。
コロンビアの主要輸出品目は石炭や原油、コーヒーですので「工業化」は当てはまりません。
やはりここは、都市人口割合の高さのみに注目するべきです。ヨーロッパ人による植民地経営が都市を中心になされたことにより、都市への人口集中が進んでいます。こういった背景を考えてみてくださいね。
- 2022.02.10 03:01
- たつじん
では添削いたします。
>東大2000年度第1問
>設問B
>(1) 夏乾燥、冬湿潤の地中海沿岸地域では硬葉樹林、年中降水のある日本では照葉樹林や落葉広葉樹林が多く分布している。
前半は完璧です。後半の日本についてはもうちょっと詳しく書けたと思いますよ。
日本においてはもうちょっと細かくなります。
・北海道(冷帯)・・・針葉樹林
・東日本(冷涼な温帯)・・・混合林
・西日本(温暖な温帯)・・・照葉樹林
このような分類が一般的です。とはいえ、まず混合林ってわかりにくいですよね。これは「針葉樹+落葉広葉樹林」です。
さらに西日本の「照葉樹」は、「針葉樹」や「落葉広葉樹」に比べて、小さい括りになりますね。照葉樹は「常緑広葉樹」に含まれます。
これらの分布については言葉だけではわかりにくいので、かならず自分で図をかいて、しっかりマスターしてくださいね。一回覚えてしまえばスムーズに理解できますよ。頻出のジャンルですから、誤解のないようしっかり理解すること。
以上より、次のようにまとめてみましょう。
「地中海沿岸は耐乾性の硬葉樹林。湿潤な日本は北海道では針葉樹林、東日本は針葉樹と落葉広葉樹の混合林。西日本は照葉樹林。」(58字)
私ならこう記述するでしょう。日本については「湿潤な」という言葉を加えています。べつに地中海沿岸が「乾燥」しているわけではないので、日本のみ湿潤と説明するのは不適当かもしれせんが、とくに問題ないでしょう。
>(2) イタリアでは商工業や地中海式農業が盛んで、イタリア語を話し、カトリック派キリスト教を信仰する。アルジェリアでは石油産業や遊牧が盛んで、フランス語を話し、イスラーム教を信仰する。
う〜ん、どうなんでしょう。アルジェリアはアラブ民族の国であり、公用語はアラビア語です。フランスの植民地とはなりましたが、民族構成が複雑な国ではないので、旧宗主国の言語を公用語とする必要はなかったのです。
「カトリック派キリスト教」は「キリスト教カトリック」あるいは単に「カトリック」が適切です。「イスラーム教」は「イスラーム」あるいは「イスラム教」ですね。
「イタリアは先進国であり商工業が発達。ラテン系のイタリア語を話し、宗教はカトリック。アルジェリアは原油や天然ガスの産出が多い。アフロアジア系のアラビア語を話し、宗教はイスラーム。」(88字)
イタリアは農業国というわけでもありませんし、農業に触れる必要はなかったでしょう。アルジェリアも同様です。とくに遊牧は取り上げる必要はなかったと思いますよ。
>(3) 古くからの工業地域は鉱山資源を生かした重工業が盛ん。臨海部で輸出に適した新興工業地域では自動車や飛行機の組立工業が盛ん。
合格圏の解答になっています。この問題については以前にも他の受験生から解答を受け取っています。そのうちの2つを紹介しますね。AとBになります。これらを見ていきましょう。
A;旧工業地域は炭田などに形成された資源立地型であるが、新興工業地域は輸入原料指向の臨海立地型である。
B;古くからの工業地域は鉄鋼業などが中心であるのに対し、新興工業地域は国際分業で行う航空機産業や先端産業が中心。
いずれも適切な内容です。Aでは「臨海部」にこだわり、「輸入原料」を利用した工業である(つまり鉄鋼業や石油化学工業ですね)ことを述べています。
Bでは。臨海部は削除し、新しい工業種として「航空機工業」や「先端産業」を挙げています。
古い工業・・・内陸部の重工業(現在は衰退傾向にある)。
新しい工業・・・(1)臨海部で輸入資源に依存 (2)先端産業や航空機工業
こういった形が基本形だったと思います。
私も書いてみました。
「旧来の工業地域は鉄鋼業や自動車工業、造船業など。新興工業地域は航空機工業、知識集約型の先端産業など。」(50字)
できるだけ多くの要素を詰め込んでみました。こう言った書き方も参考にしてくださいね。
>2000年度第2問
>設問A
>(2) ロ群は第一次産業の割合が高く、モノカルチャー経済が続く後進国の③。ハ群は都市人口率と第三次産業の割合が高く、比較的経済発展した国の①。産油国の②は第2次産業の割合が高いハ群と判断。
??? ハについて2つ述べられていませんか??? ちょっと慎重さが足りないですよ。必ず文章を完成させた後は読み返し、確認してみてくださいね。
さらに表では「第1次」と数字になっています。漢数字ではありませんよ。こういった点にも細心の注意を払ってください。
ロ群・・・第1次産業の割合が高い。後発発展途上国である中南アフリカの国々。
ハ群・・・都市人口割合が高く、都市を中心に発展したラテンアメリカ諸国。
ロ群の説明はいいのですが、ハ群についてはこういったことを述べるべきでした。
植民地時代に建設された都市を中心に発展した中南米は都市人口率が高い地域となっています。
- 2022.02.10 02:57
- たつじん
- 2022.02.09 09:28
- いぇい
2000年度第2問
設問A
(2) ロ群は第一次産業の割合が高く、モノカルチャー経済が続く後進国の③。ハ群は都市化と工業化が進んでいる、比較的経済発展した国の①。産油国の②は第2次産業の割合が最も高いので不適。
この問題は、間違えた回答を先ほど投稿してしまったので、こちらでお願いします。
- 2022.02.09 09:28
東大2000年度第1問
設問B
(1) 夏乾燥、冬湿潤の地中海沿岸地域では硬葉樹林、年中降水のある日本では照葉樹林や落葉広葉樹林が多く分布している。
(2) イタリアでは商工業や地中海式農業が盛んで、イタリア語を話し、カトリック派キリスト教を信仰する。アルジェリアでは石油産業や遊牧が盛んで、フランス語を話し、イスラーム教を信仰する。
(3) 古くからの工業地域は鉱山資源を生かした重工業が盛ん。臨海部で輸出に適した新興工業地域では自動車や飛行機の組立工業が盛ん。
2000年度第2問
設問A
(2) ロ群は第一次産業の割合が高く、モノカルチャー経済が続く後進国の③。ハ群は都市人口率と第三次産業の割合が高く、比較的経済発展した国の①。産油国の②は第2次産業の割合が高いハ群と判断。
- 2022.02.08 20:58
- いぇい
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