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では添削いたします。

＞(2)
Aは海岸側。沖合の寒流により大気が安定し、上昇気流が起きない。Bは内陸側。中緯度高気圧とアトラス山脈の雨陰に位置。　

３行なので字数的にはもっと余裕がありますね。90字制限になります。

前半は問題ないでしょう。後半が弱いですね。「中緯度高圧帯」だけで十分です。「アトラス山脈の雨陰」の意味がよくわからないのですよ。そもそも「雨陰」とは何でしょう。「山陰（やまかげ）」ならわからなくもないのですが。

アルゼンチン南部のパタゴニア地方のような風下斜面側で雨が少ないことをイメージしているのかも知れませんが、この地域は全く関係ありません。サハラ砂漠は典型的な回帰線砂漠であり、緯度２５°一帯に形成されたものです。「中緯度高圧帯（亜熱帯高圧帯）＝下降気流」がポイントです。
　
＞(3)
雨季の5〜10月は湿潤な南西季節風による地形性降雨が発達。（28字）

「発達」という言葉がちょっと気になりますが、こういった言葉の用い方についてはこれから慣れていけば十分でしょう。

他はキーワードがうまく使われていて良い解答だと思いますよ。

＞添削よろしくお願いいたします。
＞地理は学校の授業と週一の添削課題にのみ取り組み、
＞残りは、他の教科の強化に使いたいと思います。
＞週一回ですが、楽しみながら取り組ませていただきました。

そうですね。Yamakoさんは十分に地理は得意でしょうから、あくまでウェイトは他の科目においてくださいね。その代わり、勉強と勉強の合間などの隙間時間は地理に費やしてください。5分の隙間時間でも１２回積み重ねれば1時間です。隙間時間の活用、それからリフレッシュとして、地理を位置付けてくださいね。


２０１２年度第２問A（１）

解答例

「Ａは海岸側。寒流の作用で大気が安定し雲が生じにくい。Ｂは内陸側。亜熱帯高圧帯が形成され下降気流が卓越。」（51字）

Ａはペルーの沿岸ですね。寒流の作用によって乾燥地域が形成されています。海岸冷涼砂漠ですね。

「寒流（ペルー海流）」、「沿岸を流れる（北上する）」、「大気が安定」などがキーワードになります。「地表面の空気が冷やされる」、「逆転層が生じる」や「上昇気流が生じにくい」などの言葉も使えたかもしれません。

Ｂはアフリカ北部ですね。サハラ砂漠は緯度２５度に沿い、亜熱帯高圧帯の形成により少雨となります。「下降気流」がキーワードです。

これでは字数が少ないので肉付けをしていきましょう。

「Aは海岸側。沿岸を寒流のペルー海流が流れる。地表面付近の空気が冷やされ逆転層が生じ、大気が安定。Ｂは内陸側。緯度２５度一帯で亜熱帯高圧帯となり、下降気流が卓越。雲が生じにくい。」（88字）

こういった感じでしょうか。「蒸発量が降水量より大きく乾燥」という文脈を入れても良かったかもしれません。


2013年度第2問Ａ（３）

解答例

「５〜10月。夏の湿った南西季節風が吹き込み地形生降雨を生じる。」（30字）

字数制限が厳しいため、言葉のセレクトが難しいですね。まず、問題の解答となる「５〜10月」は最初に述べてしまっていいと思います。「季節風」はマストであり、これを軸にして「夏」、「湿った（水分を含んだ）」、「南西」といった関連キーワードを付記しています。さらに「山脈に当たり高度を上げ、雲を生じる」としたいところですが、さすがに字数的に無理なので、ここは「地形生降雨」という一言で締めています。

(2)
Aは海岸側。沖合の寒流により大気が安定し、上昇気流が起きない。Bは内陸側。中緯度高気圧とアトラス山脈の雨陰に位置。　　　　
(3)
雨季の5〜10月は湿潤な南西季節風による地形性降雨が発達。

添削よろしくお願いいたします。
地理は学校の授業と週一の添削課題にのみ取り組み、
残りは、他の教科の強化に使いたいと思います。
週一回ですが、楽しみながら取り組ませていただきました。