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2022.05.20
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フォーム871に「お題」を出します(5/20)。翌日(5/2)の朝5時以降、その問題の「解答」をこちらに投稿してください(夜は21時までを厳守してください)。1つのフォームにつき、1人の投稿までです。フォームは8572から890まで用意してありますので、定員は19名ということになります。必ず「お名前」の欄に自分の名前(ペンネーム)を入れ投稿してください、そのネームについては年間を通じて同じものを使用してください。翌週末までに添削回答いたします。まずは試験的に始めてみますので、気楽に投稿してくださいね。ただし、投稿資格は「2023年の入試において地理の論述試験を必要とする者」です。共通テストのみの受験生の方は原則として参加は見送っていただいた方がいいかと思います。
コメント
では添削いたします。
>1戦争終結のときに出生率上昇で生じたベビーブーム世代が親となり、合計特殊出生率も現在ほど低くはなかったから。
前半はとてもうまいと思いますよ。ただ、合計特殊出生率は不適切ですね。ここは出生率とするべきです。
出生率と合計特殊出生率は異なる指標ですので、混用しないようにしてください。
出生率は、人口当たりの新生児の数です。人口1000人当たりに新生児が10人ならば、10パーミルとなりますね。
合計特殊出生率は、15歳から49歳までの女性について、年齢ごとに出産された新生児の割合を合計したものです。
例えば、ある町で15歳の女性が100人いたとして、子どもが1人生まれていたら0.01です。16歳人口が200人として、子どもが1人で0.005です。17歳人口が50人だったとして、子どもが2人生まれたら0.04です。このような形で、64歳までの女性と彼女らがもうけた子どもの数から割合を計算し、合計します。単位はありません。
出生率と合計特殊出生率が全く違う指標であることがわかるでしょうか。
>2栄養、衛生の改善と医療の発達により平均寿命が伸びたため。
とてもいいと思います。適切です。
>3三大都市圏とその周辺にあり、地方圏からの若年労働者が多いため、出生率は高いが老年人口割合は小さく、死亡率が低い。
「三大都市圏」は、東京圏=東京・埼玉・千葉・神奈川、名古屋県=愛知県、京阪神大都市圏(大阪大都市圏)=大阪・滋賀。京都・奈良・兵庫ですので、「その周辺」は不要だったと思いますよ。「三大都市圏に含まれる県(都府県)」の方が適切です。
「地方圏」と言い方はとてもいいと思います。「老年人口割合は小さく(低く)、死亡率が低い」という部分も適切ですね。バランスのいい解答になっていると思いますよ。
>添削よろしくお願いします。
今回は「合計特殊出生率」や「三大都市圏の周辺」など、言葉の使用にやや不正確な部分があったかと思います。無理に難しい言葉を使うのではなく、確実にシンプルな言葉遣いをしましょう。
- 2022.05.26 17:01
- たつじん
1戦争終結のときに出生率上昇で生じたベビーブーム世代が親となり、合計特殊出生率も現在ほど低くはなかったから。
2栄養、衛生の改善と医療の発達により平均寿命が伸びたため。
3三大都市圏とその周辺にあり、地方圏からの若年労働者が多いため、出生率は高いが老年人口割合は小さく、死亡率が低い。
添削よろしくお願いします。
- 2022.05.23 18:24
- あき
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