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2022.06.03

916

 フォーム911に「お題」を出します(6/)。翌日(6/4 )の朝5時以降、その問題の「解答」をこちらに投稿してください(夜は21時までを厳守してください)。1つのフォームにつき、1人の投稿までです。フォームは911から930まで用意してありますので、定員は19名ということになります。必ず「お名前」の欄に自分の名前(ペンネーム)を入れ投稿してください、そのネームについては年間を通じて同じものを使用してください。翌週末までに添削回答いたします。まずは試験的に始めてみますので、気楽に投稿してくださいね。ただし、投稿資格は「2023年の入試において地理の論述試験を必要とする者」です。共通テストのみの受験生の方は原則として参加は見送っていただいた方がいいかと思います。

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では添削いたします。

>(3)
ダム建設により肥沃な土壌が下流域に供給されなくなった。化学肥料への依存度が増し、灌漑が盛んに行われ塩害も発生。(54)

これは惜しいですね。「気候」と「農業」に関する説明が足りないのです。問題文を熟読し、それに対する「回答」を述べて欲しいんですよね。

>(4)
b、cいずれも傾斜地での小麦栽培が盛んであり、耕作地の拡大と過耕作により土壌の流出が課題となっている。このためbでは退耕還林政策による土地の緑化、cでは等高地耕作が行われている。(89)

なるほど、これは他の生徒さんたちとはやや構成が異なっていますが、こんさん独自の書き方となっており、私は高く評価しますよ。とてもおもしろいです。

本来ならば、最初の文はもっとシンプルにしてしまうべきです。そのうえで、bの説明、cの説明を詳細に加えます。

しかし、こんさんの場合、最初の文の内容が詳しく、決して悪くありません。ここに力点を入れるのはおもしろい方法かと思います。ミシシッピ川沿いは「小麦」栽培地域ではなく、コーンベルト(大豆やトウモロコシの栽培)なので、この言葉を「穀物」とするべきでしたが、そこは減点対象にはならないでしょう。「耕作地の拡大と過耕作」という表現もいいと思いますよ。(なお、一応米国の小麦地域については確認しておいてくださいね。西経100度の経線に沿う地域です)

後半についても説明が簡単とはいえ「退耕還林」や「等高地耕作」というキーワードが抑えられています。とてもいいと思いますよ。

次回も期待しています。

  • 2022.06.15 00:54
  • たつじん

(3)
ダム建設により肥沃な土壌が下流域に供給されなくなった。化学肥料への依存度が増し、灌漑が盛んに行われ塩害も発生。(54)

(4)
b、cいずれも傾斜地での小麦栽培が盛んであり、耕作地の拡大と過耕作により土壌の流出が課題となっている。このためbでは退耕還林政策による土地の緑化、cでは等高地耕作が行われている。(89)

  • 2022.06.05 14:45
  • こん

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