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2022.07.14
1023
フォーム1021に「お題」を出します(7/15)。翌日(7/16)の朝5時以降、その問題の「解答」をこちらに投稿してください(夜は21時までを厳守してください)。1つのフォームにつき、1人の投稿までです。フォームは1022から1040まで用意してありますので、定員は19名ということになります。必ず「お名前」の欄に自分の名前(ペンネーム)を入れ投稿してください、そのネームについては年間を通じて同じものを使用してください。翌週末までに添削回答いたします。まずは試験的に始めてみますので、気楽に投稿してくださいね。ただし、投稿資格は「2023年の入試において地理の論述試験を必要とする者」です。共通テストのみの受験生の方は原則として参加は見送っていただいた方がいいかと思います。
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では添削いたします。
>A
(2)季節風の影響で雨季と乾季が明瞭なので、雨季には高床式家屋で氾濫による水害を避け、一方乾季にはため池で用水を確保する。
なるほど、うまいですね。「季節風」という言葉を巧みに利用しています。本問では「雨季と乾季がある」ことだけ言及し、「季節風」には触れる必要はありませんでしたが、だからこそポイントの高い言葉ではありましたね。字数制限の許す範囲にはなりますが、こういった「自分なりのキーワード」も解答に入れる工夫を続けましょう。
後半もシンプルでうまくまとまっています。
>(3)マングローブ林、日本に輸出するエビの養殖池を作るためや、薪炭材の確保のために近年急速に伐採が進められている。
いいですね。こちらもうまくまとまっています。「」日本に輸出するエビの養殖池を作る」ことと「薪炭材の確保」を並べ、「〜ために近年急速に伐採が進められている」と結んでいる構成が上手です。
>(1)山地がある北東部から南西部の海面に向かって比較的大きな河川が通り、川沿いや河口周辺に沖積平野が広がる。北西部と南東部に山地があり、山地と沖積平野の間には台地がある。
冒頭に「山地がある北東部」とあり、途中にも「北西部と南東部に山地があり」とあります。どこに山地があるのは不明瞭ですので、前者は不要だったでしょう。
また使用語句は「沖積低地」ですので、「沖積平野」では不適切です。沖積平野は「扇状地・氾濫原・三角州」とはっきりと定義されるのに対し、「沖積低地」という言葉は正式には存在せず、便宜上、「沖積平野の低地部分」ということで「氾濫原・三角州」と考えるのが一般的です。言葉の定義に注意すれば、より的確な解答ができたと思いますよ。
>(3)山地に人の居住はなく、河川の流路の人口は少ないが、沖積平野や、水害を避けられる台地に多く、河口周辺には特に集中。
もう少し整理できたと思いますよ。
1)山地に人の居住はない。
2)河川の流路の人口は少ない。
3)沖積平野に人口は多い。
4)台地に人口は多い。
5)河口周辺に人口が特に集中。
こういうことですよね。2と3と5で河川のことを説明しているのですから、これは一連の流れにするべきだったと思います。
「河川沿いは人口は少なめだが、下流の沖積低地の人口は多く、河口付近には特に人口が集中」
例えばこう言った書き方はできたはずですよね。ただ、これでは河川沿いに人口が多いのか少ないのかわかりにくいので、ちょっと書き換えは必要になりますが。
「河川上流部は人口が少ないが、中流から河口にかけての沖積低地は人口が多い」などのように。
構成を考えれば、よりスマートな文章になりますよ。
- 2022.07.22 16:11
- たつじん
A
(2)季節風の影響で雨季と乾季が明瞭なので、雨季には高床式家屋で氾濫による水害を避け、一方乾季にはため池で用水を確保する。
(3)マングローブ林、日本に輸出するエビの養殖池を作るためや、薪炭材の確保のために近年急速に伐採が進められている。
(1)山地がある北東部から南西部の海面に向かって比較的大きな河川が通り、川沿いや河口周辺に沖積平野が広がる。北西部と南東部に山地があり、山地と沖積平野の間には台地がある。
(3)山地に人の居住はなく、河川の流路の人口は少ないが、沖積平野や、水害を避けられる台地に多く、河口周辺には特に集中。
- 2022.07.16 20:46
- せとゆいか
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