ブログ

2024.07.26

1755

    2024年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第20回の分をこちらに投稿してください。

ハンドルネームは毎回固定にしてください。金曜日にお題発表し、翌週の木曜までに解答を投稿してください。夜は21時までを厳守です(21時を過ぎた分については添削しません)。遅くなってしまう場合は翌日の朝5時以降に投稿してください。
人数が増えるかもしれないので添削は簡易になります。ご了解ください。その代わり、みなさんの質問には答えますので、解答の後に「質問」がある場合はそれを添えてください。
対象は東大志望生以外でも構いません(ただし論述が問われる大学に限る)。東大以外の場合は志望校も書いておいてくださいね。参加資格は「最後まで投稿を継続すること」、この一点です。勉強を積み重ねていきましょう。

コメント

かるがもさんこんにちは。では添削いたします。

>2004年第2問
設問A
(2)ドイモイ政策による市場経済化で農民の意欲が向上。緑の革命による技術の進歩で生産性が向上。政府が輸出用作物を推進。

いいですね。農民側の意識変化、政策の変化の2つを記述すれば十分でしたが、技術の進歩まで挙げているのは素晴らしいと思いますよ。なお、1つめの文で「向上」、二つめの文でも「向上」と同じ言葉を繰り返しており、これは文章技法的には好ましいものではないのですが、地理論述はそういった技法を問う問題ではありません。文章テクニックに寄らず、はっきりとした書き方で自分の意思を伝えている点が好印象です。

>(3)食糧管理制度で長らく保護されたため米の増産が続いたが供給過剰になった。一方食生活の多様化で米の需要が低下した。

こちらもいいですね。プラスマイナスの両面から(増加と減少)説明させるという東大特有の問題だったと思います。かるがもさんもこういう形にはすでに十分に慣れてきましたよね。


>設問B
(1)農業従事者が高齢化した。兼業農家が増え農業以外の収入を主とする農業従事者が増加した。従来の分類は、高齢者が自給的に行う農業が専業農家になるなど、実態を反映しない分類になった。

これは難しかったですが、おそらく作問者側も受験生に完璧な回答は期待していなかったと思いますよ。自分が理解できる範囲で、内容に矛盾がないように記述できれば十分だったと思います。よく書けていますよ。

>(2)米はほかの農畜産業より機械化が進んでおり、播種から収穫までの時期も限られているため、副業を持つ農家が取り組みやすい。

いいですね。コメ農家にはこういった特徴があるのですね。野菜農家や畜産農家に比べ所得が低く、さらに作業の負担も少ないので兼業化が進みやすいのです。

>感想:
B(1)難しかったです。初稿では「高齢化」、「農業以外の収入が多い農家の増加」、までは書けていたのですが、その先の「実態を反映していない。」が抜けてました。考察が足りなかったです。

いえいえ、この問題は無理ですよ(笑)上でも書きましたが、とりあえず破綻のない文章が書けていれば得点になります。かるがもくんのレベルならば、自分が難しいと思った問題は、それ以上に他の受験生は難しく感じているはずです。冒険せず、無難なことを記述すれば十分です。

次回も期待しています。

  • 2024.08.03 14:30
  • たつじん

2004年第2問
設問A
(2)ドイモイ政策による市場経済化で農民の意欲が向上。緑の革命による技術の進歩で生産性が向上。政府が輸出用作物を推進。
(3)食糧管理制度で長らく保護されたため米の増産が続いたが供給過剰になった。一方食生活の多様化で米の需要が低下した。
設問B
(1)農業従事者が高齢化した。兼業農家が増え農業以外の収入を主とする農業従事者が増加した。従来の分類は、高齢者が自給的に行う農業が専業農家になるなど、実態を反映しない分類になった。
(2)米はほかの農畜産業より機械化が進んでおり、播種から収穫までの時期も限られているため、副業を持つ農家が取り組みやすい。

感想:
B(1)難しかったです。初稿では「高齢化」、「農業以外の収入が多い農家の増加」、までは書けていたのですが、その先の「実態を反映していない。」が抜けてました。考察が足りなかったです。
今回もよろしくお願いいたします。

  • 2024.07.27 19:35
  • かるがも

コメントフォーム

カレンダー

«7月»
 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31    

ブログ内検索

フィード

スタディサプリスタディサプリ/たつじん地理

検索

ページの先頭へ