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2024.08.30
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2024年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第25回の分をこちらに投稿してください。
コメント
かるがもさんこんにちは、では添削いたします。
>2010年 第2問
A(2)総数、観光が少なく遠方の低所得水準の国。ウは日本人との結婚が多く親族が訪問。エはIT技術者などビジネス客が多い。
なるほど、うまくまとめていますね。多くの情報を短い文章に詰め込むテクニックが生きています。わかりやすいですよ。
>(3)東京は買い物やテーマパークなど都市型観光が目的の客に人気。北海道は自国にない雄大な自然や冬の雪景色が目的の客に人気。
いいですね。北海道はできれば「ウインタースポーツ」にも触れてほしかったですが、さすがに字数的に難しかったでしょうか。
>(4)日本はイより経済水準が高く、企業進出も多いため観光や商用の旅行者が多い。イから日本への旅行は割高で所得制限がある。
いいですね。合格圏の解答です。ただ、コロナ禍もあり、観光に関する問題はテストでは問われにくいかも知れません。観光についての話題は深掘りしなくていいとは思います。
>B(2)ソウル。首都の土地利用などを規制することで、政府機関や企業の首都集中を防ぎ、地方への移転や機能分散を促す。国土交通軸に高速鉄道や高速道路を整備し地方の工業開発を進める。
本問は難しかったですね。特殊な知識を要する問題であり、捨て問としてしまって良かったかも知れません。ただ、以前にカイロ(エジプト)の首都移転について問われたこともあります。近年首都移転が話題になっている都市としてジャカルタがあります。新首都のヌサンタラ(カリマンタン島)について調べておくといいかも知れませんよ。
>(3)かつては安価な労働力を背景に電気製品の組み立てなど労働集約型工業が中心だったが経済発展により賃金が上昇。国際競争力が低下し現在では情報通信技術など技術集約型工業が中心になった。
いいですね。国際競争力が正しく使えていますよ。技術集約型「工業」については「産業」とした方が一般的かも知れません。
>感想:A(3)赤本の解説にある「都市型観光」は便利な言葉と思い、入れました。
いいですね。私もその言葉は便利な言葉に思います。語彙を増やす=知識を増やすことも論述問題には有効な対策ですよね。
>B(2)動画のとおり、国際競争力の理解が逆でした!もう大丈夫だと思います。
こちら、誤解している人が多いんですよね。国際競争力については「低下」という言い方と組み合わせて使うことが一般的です(つまり「経済成長=1人当たりGNIの上昇=賃金水準の上昇」とセットです)。新聞やテレビのニュースなどでは、たとえば「技術集約型産業の発達により日本の国際競争力が上がった」のような言い方もみられますが、これは厳密には誤った用法なのですね。品質ではなく、価格(労働コスト)に関する競争力なのです。
- 2024.09.03 14:22
- たつじん
2010年 第2問
A(2)総数、観光が少なく遠方の低所得水準の国。ウは日本人との結婚が多く親族が訪問。エはIT技術者などビジネス客が多い。
(3)東京は買い物やテーマパークなど都市型観光が目的の客に人気。北海道は自国にない雄大な自然や冬の雪景色が目的の客に人気。
(4)日本はイより経済水準が高く、企業進出も多いため観光や商用の旅行者が多い。イから日本への旅行は割高で所得制限がある。
B(2)ソウル。首都の土地利用などを規制することで、政府機関や企業の首都集中を防ぎ、地方への移転や機能分散を促す。国土交通軸に高速鉄道や高速道路を整備し地方の工業開発を進める。
(3)かつては安価な労働力を背景に電気製品の組み立てなど労働集約型工業が中心だったが経済発展により賃金が上昇。国際競争力が低下し現在では情報通信技術など技術集約型工業が中心になった。
感想:A(3)赤本の解説にある「都市型観光」は便利な言葉と思い、入れました。
B(2)動画のとおり、国際競争力の理解が逆でした!もう大丈夫だと思います。
今回もよろしくお願いします。
- 2024.09.01 17:11
- かるがも
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