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2024.09.20
1809
2024年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第28回の分をこちらに投稿してください。
コメント
ゆいさんこんにちは。では添削いたします。
2004 1 B
⑴前者は安価で豊富な労働力を求めて輸出指向型の外国の工場が進出したため先進国への輸出が多い。後者はEU域内の関税撤廃や通貨統一による国際分業の進展で域内への輸出が多い。
⑵かつて関税が免除されるマキラドーラが設置されていた地域。安価で豊富な労働力を求めて先進国の部品工場などが進出した。
⑶かつて社会主義体制で技術力・生産性が劣り競争力が低く経済が停滞した東部と、資本主義体制で経済が発展した西部の経済格差。
いいですね。本問のポイントは「経済格差」であり、それを「東部」と「西部」に分けて記述することが必要でした。組み立てが意識されていますね。
こういった組み立てもあるので参考にしてください。
「東西地域の経済格差。東部はかつての社会主義地域であり計画経済により経済が停滞。西部は資本主義による自由経済によって経済が成長。」
最初に結論を述べてしまい、後の二つの文で具体的な説明を加えています。「東部・西部」「社会主義・資本主義」「計画経済・自由経済」「経済が停滞・経済が成長」と対比的な表現を使っています。
なお「競争力が低く」はこういった場合に使う言葉ではないので注意してくださいね。たとえば「日本」と「タイ」はどちらが国際競争力が高いかわかりますか?そう、タイなんです。国際競争力とは賃金コストに基づく考え方であり、賃金水準が低ければ製品価格も安くなりますよね?そのことを「国際競争力が高い」というのです。
ゆいさんはおそらくここでは何気なく「競争力」という言葉を使ったとは思うのですが、地理の場合は競争力といえば国際競争力のことであり、つまり賃金コストのことなのです。
例えばこういった用法があります。「日本は高度経済成長によって賃金水準が上がり国際競争力が低下した。海外の低賃金国へと製造業が流出した」。意味はわかりますよね?国際競争力については基本的には経済成長と結び付け「国際競争力が低下した」という言い方で使います。こういった語句の使用法についても習熟していきましょうね。
>なるべく熟語を使って内容を凝縮させようとがんばりました。私は普段、字数を多く使ってしまうのでこれから練習しながら慣れていきたいです!!
とてもいいではありませんか。論述というと「作文」能力が問われると勘違いし、「きれいな文章」を書こうとしてしまう受験生が大半なんですよ。いきおい文章は長く冗長になってしまい、見栄えは良くとも中身の薄い解答になってしまいますよね。今のうちから「短く詰め込む」意識を育てていきましょうね。
>よろしくお願いしますm(_ _)m
>先週提出したつもりでしたが、最後の確認ボタンを押してなくて提出できていませんでした… すみません。
いえいえ、こちらこそ添削がいつも遅れてしまい申し訳ありません。ちょっと撮影の仕事が入っていたので、なかなかこちらまで手が回らず。来週は撮影がないので、早めに添削できるとは思うのですが。
勉強は「継続」が全てです。自分のペースを守って、勉強を積み重ねていきましょうね。
- 2024.10.06 08:27
- たつじん
2004 1 B
⑴前者は安価で豊富な労働力を求めて輸出指向型の外国の工場が進出したため先進国への輸出が多い。後者はEU域内の関税撤廃や通貨統一による国際分業の進展で域内への輸出が多い。
⑵かつて関税が免除されるマキラドーラが設置されていた地域。安価で豊富な労働力を求めて先進国の部品工場などが進出した。
⑶かつて社会主義体制で技術力・生産性が劣り競争力が低く経済が停滞した東部と、資本主義体制で経済が発展した西部の経済格差。
なるべく熟語を使って内容を凝縮させようとがんばりました。私は普段、字数を多く使ってしまうのでこれから練習しながら慣れていきたいです!!
よろしくお願いしますm(_ _)m
先週提出したつもりでしたが、最後の確認ボタンを押してなくて提出できていませんでした… すみません。
- 2024.09.30 19:19
- ゆい
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