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2024.10.04
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2024年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第30回の分をこちらに投稿してください。
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たーみなるさんこんにちは、では添削いたします。
>’03 問題3 設問B
(1) オイルショック後、アメリカ合衆国やEUの市場で燃費のよい 日本車の需要が高まり輸出が増加。1985年以降は急激な円高 や貿易摩擦に対応するために海外生産を増やし、輸出が減少。
いいですね。本問は2つの問い(なぜ増えたか?なぜ減ったか?)を答える問題ですね。
できれば「海外生産」ではなく「現地生産」という言葉を使ってほしかったところです。
海外生産は一般名詞であり、単に海外で生産することです。海外生産には2種類あります。一つが「安価な労働力を求めて、衣類や電気機械工業が発展途上国へ進出」、一つが「巨大な市場を狙って、現地で販売することを目的に経済規模が大きい国へ進出」です。今回は後者の方ですよね。
「円高」は地理の場合、重要なキーワードになることは稀なので、今回は外してしまった方がいいです。日本の自動車工場が「日本での賃金高騰」が理由でアメリカ合衆国に進出したわけではありませんよね。そもそもアメリカ合衆国の方が賃金が高いのですから。
またたーみなるさんの解答には具体的にどこに工場が進出したのか示されていませんね。
「1985年以降は貿易摩擦に対応するためにアメリカでの現地生産を増やし、輸出が減少。」
こういったかたちがベストだったと思いますよ。焦点を絞って、文章を組み立てましょう。
>(2) 労働集約型の工業で、国内人件費の高騰や円高により国際競争力 が低下したため生産が減少。一方、豊富な低賃金労働力を求めて、ASEAN諸国や中国での海外生産が急増したため輸入は増加。
こちらは正しい内容です。とてもいい解答だと思いますよ。賃金水準に言及した点、「海外生産」という言い方、いずれも適切です。また「円高」もこういった使い方ならオッケーです。
>’03 問題3 設問A
(3)水使用量の多い素材型の重化学工業から機械工業へと産業構造が転換したこと。使用した水を再利用する循環利用が進んだこと。
いいですね。キーワードを素直に使う問題ですね。合格圏です。
次回も期待しています。
- 2024.10.19 10:27
- たつじん
’03 問題3 設問B
(1) オイルショック後、アメリカ合衆国やEUの市場で燃費のよい 日本車の需要が高まり輸出が増加。1985年以降は急激な円高 や貿易摩擦に対応するために海外生産を増やし、輸出が減少。
(2) 労働集約型の工業で、国内人件費の高騰や円高により国際競争力 が低下したため生産が減少。一方、豊富な低賃金労働力を求めて、ASEAN諸国や中国での海外生産が急増したため輸入は増加。
’03 問題3 設問A
(3)水使用量の多い素材型の重化学工業から機械工業へと産業構造が転換したこと。使用した水を再利用する循環利用が進んだこと。
以上、よろしくお願いいたします。
- 2024.10.08 17:06
- たーみなる
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