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2020.07.08

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コメント欄に、入試問題の大学名と年度、問題番号を書き、それに続けてあなたの解答をペーストしてください。こちらのフォームが他の投稿者によって既に使用されている場合は、他のフォーム(未使用)をご利用ください。投稿後、1週間を目処に添削回答いたします。もし1週間たっても回答がない場合、私が見落としている可能性がありますので、ツイッター(@ts914)にDMをいただけますでしょうか。早々に対応いたします。

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では添削いたします。

>東京大学2017年度第二問設問A

>(1)順にオーストラリア、カナダ、マレーシア、クウェート

「年平均降水量」×「面積」=「年降水総量」であることから面積が求められますね。

また、「水資源量」÷「人口」=「1人当たり水資源量」より人口が求められます。

オーストラリアとカナダの判定はこれで可能になりますね。人口、面積ともにカナダが大きいです。

オーストラリアで年降水総量に比べ水資源量が極めて少なくなるのは蒸発が理由ですかね。気温が高い国でそれだけ蒸発量が多いのでしょう。

>(2)水資源量には外来河川のナイル川の水量が含まれるため。

いいですね。エジプトでは「年降水総量」より「水資源量」が多くなっています。他国からの流入量があり、もちろん「ナイル川」です。とくにここでは「外来河川」というキーワードが使えていることが適切に思います。乾燥地域を潤す河川ですね。

>(3)標高が高く、難民も多い貧しい内陸国で、ナイル川の水を有効利用できず下流に流していた。

いいですね。きちんと「自然」と「社会」の面が意識されています。自然と言われれば、一般的に「気候」と「地形」が含まれますね。いずれについて記述してもいいと思います。社会については政治や経済、産業ですが、字数制限が少ないことを考え、シンプルに経済について述べ、「貧しい」という言葉一つで問題ないと思います。こちらの解答で十分合格圏です。

>(4)食料自給率の低い国は輸入した穀物や家畜を通じて、その生産や飼育に使用された水も実質的に輸入しているとする考え方。

こちらもいいですね。「間接水」、「バーチャルウォーター」についての説明です。このように地理用語の説明を論述問題で求められることがあります。教科書などから言葉を拾って、簡単な説明ができるよう練習しておくといいですね。

さらにいろいろな問題に挑戦して、言葉の「引き出し」を増やしていきましょうね。

  • 2020.07.12 19:40
  • たつじん

東京大学2017年度第二問設問A
(1)順にオーストラリア、カナダ、マレーシア、クウェート
(2)水資源量には外来河川のナイル川の水量が含まれるため。
(3)標高が高く、難民も多い貧しい内陸国で、ナイル川の水を有効利用できず下流に流していた。
(4)食料自給率の低い国は輸入した穀物や家畜を通じて、その生産や飼育に使用された水も実質的に輸入しているとする考え方。

  • 2020.07.10 20:53
  • 万物は流転する

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