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では添削いたします。

＞東大2019第二問B

(＞1)フランス、アメリカ合衆国、スペイン

これは問題ないでしょう。人口や１人当たりGNIからも判定できますね。フランスが世界最大の観光客数の受け入れを誇る国であることを知っておきましょう。

＞(2)比較的温暖な両国はバカンスに特にEU域内から訪れる観光客が多い。地中海に面し美しい海岸があるほか歴史・文化遺産が存在する。

とてもいいですね。「自然的」、「社会的」ともに適切な解答になっていると思います。文章もバランスも適切です。

＞(3)両国は外資導入など資本主義経済政策を行い、中・高所得層が増加した。一方、日本は入国管理制度やビザ発給要件などを緩和した。その上、格安航空会社の就航で便数が増加、運賃が低下したため。

適切です。もちろん中国とタイは社会体制などが違いますからこれをまとめて論じるのは難しいですが、無理なくまとめていますね。

字数制限が３行であることから、３つのトピックを述べることが適切で、その条件も満たしています。

キーワードから何を書くべきかを考える問題になっていますね。

所得階層・・・中間層が増大することにより、海外旅行をする人が増えた。

入国管理・・・日本における入国管理に関する法改正

航空・・・航空路線の整備や格安航空会社の就航

さらに「政策」がありますが、これは中国とタイに関してでもいいし、日本に関してでもいいですし、適当に入れることはできると思います。


全体としてうまく書けています。さらに演習を続けていきましょうね。

東大2019第二問B
(1)フランス、アメリカ合衆国、スペイン
(2)比較的温暖な両国はバカンスに特にEU域内から訪れる観光客が多い。地中海に面し美しい海岸があるほか歴史・文化遺産が存在する。
(3)両国は外資導入など資本主義経済政策を行い、中・高所得層が増加した。一方、日本は入国管理制度やビザ発給要件などを緩和した。その上、格安航空会社の就航で便数が増加、運賃が低下したため。