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遅れました。申し訳ありません。
添削いたします。

＞東大　2007年

＞第1問

＞A

＞(1)　ア－U字谷　イ－フィヨルド　ウ－酪農　エ－移牧

いいですね。とくにエの「気候の季節変化」がポイントですね。

＞(2)　X－B　Y－A　Z－C

こちらもいいですね。気温年較差がポイントです。

＞(3)　氷期には大陸氷河が発達していた。海面が低下しており、現在の大陸棚などの浅海底は陸地となっていた。海岸線は後退していた。(59字)

いいですね。完璧な解答です。

＞(4)　暖流の北大西洋海流が沖合を北上し、水温の低下を抑えるから。
(29字)

こちらもいいですね。「暖流」であることを述べ、さらに具体的名称である「北大西洋海流」も挙げています。「北上」という表現もいいですね。単に「流れる」だけより正確です。「水温の低下を抑える」という言い方も素晴らしいと思います。

＞(5)　化石燃料の燃焼によって酸性雨が生じ、湖沼水が酸性化している。
(30字)

こちらもいいですね。本来なら「化石燃料の燃焼→硫黄酸化物→酸性雨」なのですが、字数制限的に「硫黄酸化物」は省略した方が良かったと思います。「酸性化」も「強い酸性」などの言い方もありますが、現状で全く問題ありません。


＞B

＞(1)　石炭　天然ガス

適切です。

＞(2)　枯渇の不安がない。安定供給が期待できる。畜産業や林業の廃棄物を有効利用できる。さらに、燃焼時の有害物質の排出が少ない。(59字)

いいですね。「安定供給」については化石燃料の方が優位性はあるとは思いますが、とくに問題ないでしょう。本来再生可能エネルギーの欠点は「安定供給が期待できない」ことであるのですが、それは主に風力や太陽光など気象に依存するエネルギーです。糞尿や木屑は再生可能エネルギーとしては供給が安定している部類です。

＞(3)　風力

いいですね、適切です。

＞(4)　デンマークは、偏西風帯の低地で風力発電に適する。ノルウェーは、山がちで河川勾配が大きく、降水量も多く、水力発電に適する。(60字)

こちらも上手いですね。短い字数の中にいかに多くの情報を詰め込むかが課題の問題でした。こちらの形で十分でしょう。合格圏です。「河川勾配が大きく」はいい表現ですね。「低地」というか「平坦」であることが重要なのですが、もちろん「低地」という言い方でも問題ありません。近年は浅海における洋上発電も盛んになっている（そのため、イギリスの風力発電量が増えている）こともチェックしておいてくださいね。

(5)　地熱。プレートの広がる境界に位置し、火山活動が活発である。(29字)

こちらもいいですね。「プレートの広がる境界」はその通りです。「海嶺」はとくに不要だったと思います。「火山」も「活火山」という言い方の方がこういった問題ではよくキーワードとして用いられますが、もちろん「火山」だけでも問題ありません。

さらに演習を続けていきましょう。

東大　2007年



第1問


A

(1)　ア－U字谷　イ－フィヨルド　ウ－酪農　エ－移牧

(2)　X－B　Y－A　Z－C

(3)　氷期には大陸氷河が発達していた。海面が低下しており、現在の大陸棚などの浅海底は陸地となっていた。海岸線は後退していた。(59字)

(4)　暖流の北大西洋海流が沖合を北上し、水温の低下を抑えるから。
(29字)

(5)　化石燃料の燃焼によって酸性雨が生じ、湖沼水が酸性化している。
(30字)


B

(1)　石炭　天然ガス

(2)　枯渇の不安がない。安定供給が期待できる。畜産業や林業の廃棄物を有効利用できる。さらに、燃焼時の有害物質の排出が少ない。(59字)

(3)　風力

(4)　デンマークは、偏西風帯の低地で風力発電に適する。ノルウェーは、山がちで河川勾配が大きく、降水量も多く、水力発電に適する。(60字)

(5)　地熱。プレートの広がる境界に位置し、火山活動が活発である。(29字)