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2022.01.12
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コメント
では添削いたします。
>2013第3問
>設問A
>(2)雇用が多い都市にヒスパニック等の若年の移民が流入し、出生率が上昇。しかし、家族計画の普及で、子供2人の家庭が多い。
いいですね。「若年の移民」に注目した点が素晴らしいと思います。まず「社会増加(移民の流入)があり、それが「自然増加(出生率の高さ)」につながって点をきちんと説明できています。
ただ、気になるのは「家族計画」ですね。例えばこれはインドで実施されているのですが、「出生率を抑える」ための方策です。家族計画を実施すれば出生率は下がり、人口増加は抑制されます。ですので、本問のように「出生率が高い」ことを説明する際には不適切な言葉となります。
ここは単に「ヒスパニックの出生率が高い」だけで良かったでしょう。
>(3)朝鮮戦争の影響で高齢者は少ない。高度経済成長による都市の雇用増加で向都離村の人口移動が進み、都市の若年層が多い。
これは日本と比べての高度経済成長の時期の遅さを記述するべきでした。
一般に日本の高度経済成長は「1950年代後半から1970年代前半まででピークは1960年代」であるのに対し、韓国は「1960年代後半から1990年代でピークは1970年代と80年代」です。
日本より高度経済成長が10〜20年ほど遅いため、都市への人口流入の時期もそれに応じて遅くなっているのです。そのため、まだ全体的な年齢層が若いのですね。
>【感想】
>(2)の後半の上手い言い方が思いつきませんでした。
なるほど、それで家族計画という言葉を用いたのですね。ヒスパニックはカトリックであり、中絶と離婚が禁じられているため出生率が高くなっています。例えば「宗教的な理由で彼らの出生率が高い」のようにしてみても良かったでしょう。
>(2)は外国から、(3)は国内(の農村)からの若年層の流入を問う問題で対比の形になっているのかなと思いました。考え過ぎなのかもしれませんが。
なるほど、その考え方はいいと思いますよ。ただ、本当に対比するべきは「日本と韓国」でした。高度経済成長の時期ですね。韓国のハンガンの奇跡は1960年代から90年代までと考えるのが妥当です。
>共通テストは目標点には届きませんでしたが、いい結果だったと思います。今日で共通テストのことは一旦忘れ、2次試験に向けて頑張ります!
「頑張る」は禁句ですよ(笑)。精神論は弱者の言い訳です。とにかく淡々と時間を費やしなさい。科目数が絞られるため、地理への時間は大きく割けるはずです。時間をかけ、落ち着いて勉強を積み重ねてください。受験で必要なのは「ショートメモリー」です。つまり終わったことは(それが良かったことであっても悪かったことであっても)すぐに忘れ、次へと切り替えることです。実践あるのみです。
- 2022.01.18 15:48
- たつじん
2013第3問
設問A
(2)雇用が多い都市にヒスパニック等の若年の移民が流入し、出生率が上昇。しかし、家族計画の普及で、子供2人の家庭が多い。
(3)朝鮮戦争の影響で高齢者は少ない。高度経済成長による都市の雇用増加で向都離村の人口移動が進み、都市の若年層が多い。
【感想】
(2)の後半の上手い言い方が思いつきませんでした。
(2)は外国から、(3)は国内(の農村)からの若年層の流入を問う問題で対比の形になっているのかなと思いました。考え過ぎなのかもしれませんが。
共通テストは目標点には届きませんでしたが、いい結果だったと思います。今日で共通テストのことは一旦忘れ、2次試験に向けて頑張ります!
- 2022.01.16 20:04
- Koudai
- 647
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