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2022.04.01
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フォーム741に「お題」を出します(4・1)。翌日(4/2)の朝5時以降、その問題の「解答」をこちらに投稿してください。1つのフォームにつき、1人の投稿までです。フォームは722から780まで用意してありますので、定員は9名ということになります。必ず「お名前」の欄に自分の名前(ペンネーム)を入れ投稿してください、そのネームについては年間を通じて同じものを使用してください。翌金曜日までに添削回答いたします。まずは試験的に始めてみますので、気楽に投稿してくださいね。ただし、投稿資格は「2023年の入試において地理の論述試験を必要とする者」です。共通テストのみの受験生の方は原則として参加は見送っていただいた方がいいかと思います。
コメント
では添削いたします。
>2 川の合流点で水量が急激に増えることによる洪水を防ぐため。
河川合流については完璧な回答です。素晴らしいです。ただ、流路直線化の理由が記されていないので、その分だけ減点になってしまいそうですね。
>3 高度経済成長下での工業発展で、地下水のくみ上げが過剰になった。地盤沈下が公害となったため、法の整備がなされて安定化した。
こちらはきちんと2つの内容について書かれていますね。前半が「沈下」、後半が「安定化」です。とてもわかりやすいですね。
詳しくはこちらの動画で。
https://youtu.be/hSi7r61VeVM
https://youtu.be/XbB2xQs0jtI
https://youtu.be/GgERmmSzjIA
https://youtu.be/8zKVC13S1BA
2016年[第3問]A(2)
30字ですが、問題文には「複数の河川を合流させず」、「流路が直線状」と2つの内容について触れられていますね。もちろん「30字=1トピック」ならば1文で説明してしまってもいいのですが、問題文に従って2つのトピックに分けて組み立ててもいい(分けて組み立てた方が楽)と思いますよ。
「合流による急激な増水を防ぐ。河川水を速やかに海へと流す。」(28字)
こういった形でしょうか。
2016年[第3問]A(3)
本問のポイントは「1960〜1975」ですね。これはちょうど高度経済成長期に該当します。重工業が発達した時期とも一致し、臨海部を中心に鉄鋼業や石油化学工業などの資源多消費の重厚長大型工業の工場が立地しました。
「地盤沈下」が問われています。地盤沈下についてはその最大の原因として「工業用水の過剰揚水」が挙げられます。これを高度経済成長期の工業化と結びつけて論じればいいわけです。
さらに「安定化した理由」とありますが、これは要するに揚水をやめたということですよね。なぜそういったことが生じたのでしょう。あまりよくわかりませんが、とりあえず「法整備」や「法律による規制」などと書いておけば間違いないと思いますよ。
こちらが参考解答になります。
「高度経済成長期に重工業化が進み、地下水が過剰に汲み上げられ地盤沈下が生じた。これを防ぐため地下水の利用が規制された。」(58字)
地下水の利用として工業用水が多かったことをはっきりと言い切っています。「過剰揚水」という言葉を使っても良かったのですが、なかなか難しい言葉だと思いますので。ここでは「汲み上げ」や「利用」という平坦な言葉に変えています。
また「公害」という言葉も使ってみたかったのですが、ここはシンプルに「地盤沈下を防ぐ」という言い方にしてみました。もちろん字数に余裕があれば、地盤沈下が地域に与える影響(水害に弱い、建物の倒壊など)にも触れても良かったでしょう。
- 2022.04.10 13:16
- たつじん
2 川の合流点で水量が急激に増えることによる洪水を防ぐため。
3 高度経済成長下での工業発展で、地下水のくみ上げが過剰になった。地盤沈下が公害となったため、法の整備がなされて安定化した。
- 2022.04.01 20:48
- ルア
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