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2022.04.22
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ここにエントリー本文を書きます。
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では添削いたします。
>(1) Aの海岸側は寒流のペルー海流の影響で地表と上空の気温の逆転が起き、大気の安定で蒸発量が降水量を上回る。Bの内陸側は亜熱帯高圧帯が卓越し下降気流となり、少雨で高温のため蒸発量が多い。
これはうまいですね。「地表と上空の気温の逆転」という部分は好印象です。採点者好みの答案だと思いますよ。一貫して「蒸発量」と「降水量」について言及している点もいいですね。おそらくかなりの高得点が狙えると思いますよ。
>(3)湿った南西季節風が山脈を越し、地形性降雨が生じる5~10月。
これもうまいですね。「湿った」という表現がとくにいいと思います。
>サプリでもお世話になっていますが、たつじん先生の声を聞くと元気が出ます!今週もよろしくお願いします!
そうでしたか、それは嬉しいですね。ブサイクなおっさんで本当も申し訳ないのですが(苦笑)私をみて元気が出るのならば、こんなに嬉しいことはありませんよ。
2012年度第2問A(1)
解答例
「Aは海岸側。寒流の作用で大気が安定し雲が生じにくい。Bは内陸側。亜熱帯高圧帯が形成され下降気流が卓越。」(51字)
Aはペルーの沿岸ですね。寒流の作用によって乾燥地域が形成されています。海岸冷涼砂漠ですね。
「寒流(ペルー海流)」、「沿岸を流れる(北上する)」、「大気が安定」などがキーワードになります。「地表面の空気が冷やされる」、「逆転層が生じる」や「上昇気流が生じにくい」などの言葉も使えたかもしれません。
Bはアフリカ北部ですね。サハラ砂漠は緯度25度に沿い、亜熱帯高圧帯の形成により少雨となります。「下降気流」がキーワードです。
これでは字数が少ないので肉付けをしていきましょう。
「Aは海岸側。沿岸を寒流のペルー海流が流れる。地表面付近の空気が冷やされ逆転層が生じ、大気が安定。Bは内陸側。緯度25度一帯で亜熱帯高圧帯となり、下降気流が卓越。雲が生じにくい。」(88字)
こういった感じでしょうか。「蒸発量が降水量より大きく乾燥」という文脈を入れても良かったかもしれません。
2013年度第2問A(3)
解答例
「5〜10月。夏の湿った南西季節風が吹き込み地形生降雨を生じる。」(30字)
字数制限が厳しいため、言葉のセレクトが難しいですね。まず、問題の解答となる「5〜10月」は最初に述べてしまっていいと思います。「季節風」はマストであり、これを軸にして「夏」、「湿った(水分を含んだ)」、「南西」といった関連キーワードを付記しています。さらに「山脈に当たり高度を上げ、雲を生じる」としたいところですが、さすがに字数的に無理なので、ここは「地形生降雨」という一言で締めています。
- 2022.04.29 20:09
- たつじん
(1) Aの海岸側は寒流のペルー海流の影響で地表と上空の気温の逆転が起き、大気の安定で蒸発量が降水量を上回る。Bの内陸側は亜熱帯高圧帯が卓越し下降気流となり、少雨で高温のため蒸発量が多い。
(3)湿った南西季節風が山脈を越し、地形性降雨が生じる5~10月。
サプリでもお世話になっていますが、たつじん先生の声を聞くと元気が出ます!今週もよろしくお願いします!
- 2022.04.23 08:48
- せとゆいか
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