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2022.09.03
1164
フォーム1161に「お題」を出します(9/2)。翌日の朝5時以降、その問題の「解答」をこちらに投稿してください(夜は21時までを厳守してください)。1つのフォームにつき、1人の投稿までです。フォームは1162から1180まで用意してありますので、定員は19名ということになります。必ず「お名前」の欄に自分の名前(ペンネーム)を入れ投稿してください、そのネームについては年間を通じて同じものを使用してください。翌週末までに添削回答いたします。ただし、投稿資格は「2023年の入試において地理の論述試験を必要とする者」です。共通テストのみの受験生の方は原則として参加は見送っていただいた方がいいかと思います。
コメント
>B
>(2)地殻変動が激しいプレート境界付近で火山活動が活発である。
いいですね。「プレート境界」がしっかり説明されていれば合格圏の問題でした。「火山活動」も適切です。
>(3)自然環境に左右されるためエネルギー「供給量」が不安定だが、化石燃料の様に「枯渇」の恐れがない再生可能エネルギーである。「地球温暖化」の原因となる二酸化炭素が排出されず環境への負荷が小さい。
なるほど、おもしろい構成ですね。
(デメリット)
・自然環境に左右されるためエネルギー「供給量」が不安定(1)
(メリット)
・化石燃料の様に「枯渇」の恐れがない再生可能エネルギーである(2)
・「地球温暖化」の原因となる二酸化炭素が排出されず環境への負荷が小さい(3)
内容的には(1)と(2)・(3)に分かれるのですが、namecoさんの解答では(1)と(2)をくっつけて、(3)を独立した文にしています。なるほど、むしろこの方がストレートにわかりやすい文章になっていますね。Namecoさんが意識してこの形にしたのならば、たいしたものだと思いますよ。文章表現そのものではなく、構成を変えることで文章を読みやすくすることは上級者のテクニックです。おもしろいと思いました。
内容的にも素晴らしいですよ。
・自然環境に左右される → エネルギー「供給量」が不安定
この部分は「理由」と「結果」の対比が明確です。因果関係を強調することは地理論述の第一歩です。
「再生可能エネルギー」、「環境への負荷が小さい」も定番の言い回しですし、当然解凍で使うべき言葉でした。こういう言葉が得点になるのですよ。
>(4)帆船の航行のための貿易風など風力エネルギーの利用。小麦の製粉や紡績のための水力エネルギーの利用。
「貿易風」と特定することはありませんでしたが(たとえばインド洋では季節風の利用の方がメインです)とくに問題ないでしょう。後半は「紡績」や「製粉」と2つのトピックを挙げている点もとてもいいと思います。
>A(1)洪水を防ぐこと。灌漑および生活用水のための利水。
いいですね。治水と利水の二つの要素を意識することが大切です。
>(2)ダムにより河川が上下に分断されるため、「魚」の移動が妨げられる事で生態系が影響を受ける。又、ダムに土砂が堆積し下流への土砂運搬量が減少するため河口付近の三角州や海岸平野の「侵食」が進行する。
ちょっと惜しいですね。「海岸平野」はこの場合、適切でないと思いますよ。海岸平野は、浅い海底が隆起によって陸化した地形であり、十勝平野や九十九里平野が該当します。日本地図でも確認できる比較的規模の大きな地形です。海岸平野の中には耕地も広がり、都市の発達も見られ、それなりの土地の高低もあります。
侵食によって削られているのは、その海岸平野の最も沿岸部であり、砂浜海岸ですよね。より小規模な限定的な地形です。
ラストを「三角州や砂浜海岸」としてみましょう。
- 2022.09.11 12:41
- たつじん
B
(2)地殻変動が激しいプレート境界付近で火山活動が活発である。
(3)自然環境に左右されるためエネルギー「供給量」が不安定だが、化石燃料の様に「枯渇」の恐れがない再生可能エネルギーである。「地球温暖化」の原因となる二酸化炭素が排出されず環境への負荷が小さい。
(4)帆船の航行のための貿易風など風力エネルギーの利用。小麦の製粉や紡績のための水力エネルギーの利用。
A(1)洪水を防ぐこと。灌漑および生活用水のための利水。
(2)ダムにより河川が上下に分断されるため、「魚」の移動が妨げられる事で生態系が影響を受ける。又、ダムに土砂が堆積し下流への土砂運搬量が減少するため河口付近の三角州や海岸平野の「侵食」が進行する。
- 2022.09.04 13:50
- nameco
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