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では添削いたします。

＞必修
＞（1）オイルショックで石油価格が高騰し低燃費の日本車が欧米市場で人気に。貿易摩擦、85年以降の円高による輸出不振解決のため日本企業は工場を移転し現地労働力を利用する海外生産を展開。

よっつくん、違うんですよ。そこで「現地労働力」に触れてはいけないのです。結果的に現地（つまり米国）の労働力を用いているのですが、決してそれは目的ではありませんし、米国への工場進出の本質ではありません。

米国内の市場で売ることが目的なのです。つまり利用している（目的としている）のは「現地労働力」ではなく「現地の市場」です。

最後の部分を「現地にて販売する海外生産を展開」とすれば正解でした。

＞（2）カラーテレビ生産は機械組み立て型で労働集約的要素が強い。国内賃金水準上昇と円高で日本での生産が割高に。安価大量の労働力を有するASEANに工場を移転し海外生産で逆輸入量が増加。

これはうまいですね。こちらはいつものよっつくんの文章っぽくていいですよ。最初の一文がとても上手です。このようにテレビが「労働集約型」工業であることを最初に断っておくのは非常に有効です。

「割高」という表現も的確でいいと思います。上手な文章です。

＞オプション
（3）石油危機後に重厚長大型産業から機械工業へ産業構造が転換。工業自体の比重も低下し冷却水消費量が減少。水の循環利用が増加。

「工業自体の比重」という表現がわかりにくいですね。ここはこのような抽象的な言い方ではなく、より具体的に表現するべきだったのでは？

「水を大量に消費する重化学工業の比率が低下し」などとするべきだったのでしょう（もちろんこれでは文字数が多くなりますので、他を縮めるなど字数の調整が必要でしたが）。

必修
（1）オイルショックで石油価格が高騰し低燃費の日本車が欧米市場で人気に。貿易摩擦、85年以降の円高による輸出不振解決のため日本企業は工場を移転し現地労働力を利用する海外生産を展開。

（2）カラーテレビ生産は機械組み立て型で労働集約的要素が強い。国内賃金水準上昇と円高で日本での生産が割高に。安価大量の労働力を有するASEANに工場を移転し海外生産で逆輸入量が増加。

オプション
（3）石油危機後に重厚長大型産業から機械工業へ産業構造が転換。工業自体の比重も低下し冷却水消費量が減少。水の循環利用が増加。

よっつです。添削よろしくお願い致します。