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2022.10.21
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フォーム1261に「お題」を出します(10/21)。翌日の朝5時以降、その問題の「解答」をこちらに投稿してください(夜は21時までを厳守してください)。1つのフォームにつき、1人の投稿までです。フォームは1262から1270まで用意してあります。必ず「お名前」の欄に自分の名前(ペンネーム)を入れ投稿してください、そのネームについては年間を通じて同じものを使用してください。翌週末までに添削回答いたします。ただし、投稿資格は「2023年の入試において地理の論述試験を必要とする者」です。共通テストのみの受験生の方は原則として参加は見送っていただいた方がいいかと思います。
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では添削いたします。
>1998年第1問
>A 年中高温であり、夏は南西季節風や熱帯収束帯の影響で多雨、冬は北東季節風や亜熱帯高圧帯の影響で少雨となり雨季と乾季が明瞭。
うまいですね。とてもいいですよ。キーワードを目一杯詰め込んでいます。多くの得点が期待できる解答になっています。
>B aではメコン川下流域の「沖積平野」で零細農家による自給的な労働集約型稲作が、bでは大土地所有制による「大農園」で企業的経営による商業的なさとうきびプランテーション農業が営まれる。
こちらもいいですね。「集約的稲作農業」、「プランテーション農業」といったホイットルセー農業区分の名称が使えています。
「零細的・企業的」、「自給的・商業的」など対比的な言葉が用いられている点もとてもいいと思います。
>C 高温で微生物による有機物の分解が速く腐植層ができず、多雨で土壌中の養分が流出し、地表面に金属酸化物が集積するから。
こちらもいいですね。熱帯の土壌がなぜやせているのかを答えされる問題は頻出です。このように、多くの理由について並列に答える形に慣れておきましょう。
>D 河川の流れが緩やかな低平地で、土壌侵食を受けにくく水が得やすい。又、洪水時には上流から肥沃な土壌が供給されるから。
いいではないですか、ベストアンサーですよ。前半と後半の文が完全に独立しているのがわかります。東大の問題はこのように「30字=1トピック」を徹底させたものが多いので、ぜひ意識してくださいね。
>宜しくお願いします!
>植生や気候関連やや苦手です。1人当たりGNIで解けないからか?!
これらについては用語集などを用いて説明文を作っておくことをお勧めしますよ。
ケッペンの各気候区分、ホイットルセーの各農業区分などについて30字あるいは60字で説明できるようにしてみてくださいね。自然地理はこのような「定型文」が大切になります。
- 2022.10.31 12:17
- たつじん
1998年第1問
A 年中高温であり、夏は南西季節風や熱帯収束帯の影響で多雨、冬は北東季節風や亜熱帯高圧帯の影響で少雨となり雨季と乾季が明瞭。
B aではメコン川下流域の「沖積平野」で零細農家による自給的な労働集約型稲作が、bでは大土地所有制による「大農園」で企業的経営による商業的なさとうきびプランテーション農業が営まれる。
C 高温で微生物による有機物の分解が速く腐植層ができず、多雨で土壌中の養分が流出し、地表面に金属酸化物が集積するから。
D 河川の流れが緩やかな低平地で、土壌侵食を受けにくく水が得やすい。又、洪水時には上流から肥沃な土壌が供給されるから。
宜しくお願いします!
植生や気候関連やや苦手です。1人当たりGNIで解けないからか?!
- 2022.10.23 20:18
- nameco
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