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2023.06.09
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たつじんオープン添削第11回はこちらに
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では添削いたします。
>1A(3) 砂漠気候で灌漑農業が行われている。アスワンハイダムの建設によって灌漑が進み不適切な灌漑によって塩害が深刻化した。
いいですね。これ、完璧な解答ですよ。満点です。
> (4) 斜面に耕地を拓いた事による土壌侵食が大きな問題。これに対しbでは耕地に植林をして知力を回復する退耕還林が、cでは等高線に沿って帯状に作付する等高線耕作が行われている。
前半の文がとてもいいです。ねぎのかみくんはシンプルに要点を伝えるだけの文を書くのがとても上手いですね。これは地理の論述にとっては理想的なスキルになりますよ。
後半も悪くありませんが、字数に多少余裕があるので、もうちょっと書けたようにも思います。また「知力」は「地力」の変換ミスとは思いますが、それにしても回復するのは「森林」ですよね。地力が回復するのではありません。
>1B(2) EEZ内では領域内の資源の独占的な開発ができるが、資源がその範囲を超え大陸棚などの、開発しやすい範囲に広く及んでいる場合は資源の効率的な開発のためにEEZ内を広げる考え方があるから。
ちょっと不正確ですね。焦って書いていませんか?
まず「EEZ」と「領域」」は違いますよ。これを混同している時点で、残念ながらこの解答は「0点」になってしまいます。
領域は、領土+領空+領海のことで、領海は領土より12海里までの範囲です。そして領域の外側(つまり12海里の外側)で200海里までが「EEZ」です。
「EEZ内では沿岸国の資源の独占的な開発ができる」としないといけないのです。
「EEZが大陸だなに広がり、200海里を越える大陸だなにまで資源が及んでいる場合には、200海里を超えてその開発が認められる」などのように、自分でわかる範囲で、難しい言葉を使わずに説明するようにしてください。
東大の先生たちは受験生たちに「知ったかぶり」を求めているのではありません。丁寧に自分の知っているだけを確実に答える生徒にこそ高得点を与えようとしているのですよ。
- 2023.07.03 08:19
- たつじん
1A(3) 砂漠気候で灌漑農業が行われている。アスワンハイダムの建設によって灌漑が進み不適切な灌漑によって塩害が深刻化した。
(4) 斜面に耕地を拓いた事による土壌侵食が大きな問題。これに対しbでは耕地に植林をして知力を回復する退耕還林が、cでは等高線に沿って帯状に作付する等高線耕作が行われている。
1B(2) EEZ内では領域内の資源の独占的な開発ができるが、資源がその範囲を超え大陸棚などの、開発しやすい範囲に広く及んでいる場合は資源の効率的な開発のためにEEZ内を広げる考え方があるから。
- 2023.06.16 15:02
- ねぎのかみ
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