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2023.12.08
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こちらはたつじんオープン添削第37回の解答のみ投稿してください。他の回の問題を投稿された場合、大変申し訳ありませんが、添削不可ということになってしまいます。ご了解くださいませ。第36回以前の問題に関してはすでに受付は終わっています。
コメント
では添削いたします。
>2014年度第2問
>A
(1)イギリスとは同じ英語圏で、経済関係が深く商用通信が多い。プエルトリコとは、移民の家族による通信が多い。
いいですね。2つの事例を対比的に書けています。東大のお得意パターン(?)ですが、よっしーくんは完璧にマスターしましたよね。心強いです。
>(2)インドは英語圏でIT産業が発達し、約半日の時差があり、米国企業向けのコールセンターが多いため。
こちらもいいですね。インドでICT産業が成り立つ理由には多様なものがあるのですが、それを端的にまとめる問題はよく問われていますよね。再度出題が予想されますので、十分に慣れておきましょう。
>(4)通信回線の整備が不十分。貧困層が大きく、機器を購入できないうえ、商用で利用する機会もない。
本問のポイントは「国全体の取り組み」と「個人の生活の状況」」という二面から述べることでした。インドはたしかに世界第5位の経済大国(GNI世界5位)ではあるものの、国の規模を考えるとインフラ整備は決して十分なわけではありません。そしてもちろん国民の大多数は貧困層であり(1人当たりGNIが低い)、個人で機器を所有することにも限界があります。「上からの視点(国レベル)」と「下からの視点(国民レベル)」の多面的な見方を大切にしてくださいね。良問だったと思います。
>B
>(1)EUの加盟国が増加した。加盟国間の人の移動の自由化が進んだ。国際ハブ空港が整備された。
この問題は書きにくかったですよね。おそらくこういったことを書けば良かったと思います。この大問原烈的に解答することを求める問題が多かったですね。
>(2)電子機器とその部品の生産が伸長し、空路輸送が増加した。国際ハブ空港が整備され、貨物が集中するようになった。
さらにこちらは書きにくかった問題かと思います。(1)のヨーロッパと対比的にアジアの状況(機械工業の発達)を強調して書けている点がとても評価できますよ。
なお、いよいよ共通テスト直前の時期を迎え、こちらのたつじんオープン添削は第40回で一区切りとさせていただこうかと思っています。今年は撮影の仕事が夏まで続き、なかなかこちらの添削についても満足できるレベルで行えなかったと反省しています。それでもよっしーくんは最初からずっとこの添削に参加してくれていて、本当に感謝の念が耐えません。私も大いにモチベーションが上がりました。ありがとうございます。よっしーくんの努力もあり、東大入試問題に対する解答のレベルは大きく向上したと思いますよ。実際の入試でもこれほどの高いレベルの解答を作ることができる受験生はほとんどいないでしょうし、採点する側も驚くと思いますよ。本当によく頑張ってくれました。
とはいえ、まずは共通テストを突破しないといけませんね。その後でまた何かしらのフォローができるかもしれません。共通テスト後のタイミングでまたツイッターの方にアナウンスしていきますね。とにかくよっしーくんの合格のために最大限のサポートはさせていただきますので、これからもよろしくです。自分を高みへと導きましょう。
- 2023.12.22 11:29
- たつじん
2014年度第2問
A
(1)イギリスとは同じ英語圏で、経済関係が深く商用通信が多い。プエルトリコとは、移民の家族による通信が多い。
(2)インドは英語圏でIT産業が発達し、約半日の時差があり、米国企業向けのコールセンターが多いため。
(4)通信回線の整備が不十分。貧困層が大きく、機器を購入できないうえ、商用で利用する機会もない。
B
(1)EUの加盟国が増加した。加盟国間の人の移動の自由化が進んだ。国際ハブ空港が整備された。
(2)電子機器とその部品の生産が伸長し、空路輸送が増加した。国際ハブ空港が整備され、貨物が集中するようになった。
- 2023.12.10 10:06
- よっしー
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