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2024.09.13
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2024年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第27回の分をこちらに投稿してください。
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たーみなるさんこんにちは。では添削いたします。
>’19 第3問 設問A
(1) 情報通信や技術研究開発といった知識集約型産業は高度な専門的人材や情報の集積が必要。そういう産業は東京都への一極集中が進む。
いいですね。せっかくですので「一極集中が進む」と同じ意味ですので「東京と地方との格差が広がる」まで言及できたらさらに良かったかと思います。前半は完璧です。「高度人材」などおいしい(使いやすい)言葉が多くありますので、この機会にマスターしましょう。
>(2) 過疎化・高齢化が進み医療や福祉サービスを必要とする人口割合が高い。製造業は若年労働者の雇用先として未発達。
こちらもいいですね。短い字数の中に工夫して多くの内容を詰め込んでいます。
>(3) 製造拠点やインフラの被災で製造業、原発事故により観光業が落ちこむ。復興のために建設業や専門技術産業が発展。
こういった問題って難しいですよね。書くことは決まっている(当たり前の内容)のですが、字数的に書きにくいと思います。こういった時でも「30字=1トピック」を意識し、適切な解答を作りましょう。合格圏の解答です。
>(4) 自然や気候を活かした観光産業、公共事業に依存した建設業が盛ん。大都市圏から離れていて製造業は未発達。
こちらもいいですね。製造業が発達しない理由として「大都市圏から離れている」はちょっと弱い気もしますが、減点対象にはならないでしょう。
>’19 第3問 設問B
>(2)
住民の大半を占める団塊世代の高齢化と若年層の流出。
これはもうちょっと字数を使えたようにも思います。25字ですよね。もうちょっと工夫できなかったかな???
「住宅地の開発時に入居した」といったようなことを付け加えることができればさらに良かったでしょう。
>(3) D半島では国際航空輸送を利用する臨空立地型ハイテク産業が発達。E半島では国際線の整備に伴い、空港を利用した外国人観光客の増加により観光業が成長。地域経済のグローバル化が加速。
D半島やE半島についての知識は不要です。この問題ができなかったからといって、日本地理の勉強をしなくていいと思いますよ。それより、それぞれの地域の具体的な事象を、一般化した内容として日本で広く見られる事象として「曖昧」に書き換えることができるかどうかということなのです。その点では、「地域経済」の振興や、「グローバル化」という言い方は便利だと思います。隙あらば(笑)使ってみてくださいね。このように過去問を解くことで言葉の「ストック」を増やすことは大切です。
次回も期待しています!
- 2024.10.06 08:23
- たつじん
'19 第3問 設問A
(1) 情報通信や技術研究開発といった知識集約型産業は高度な専門的人材や情報の集積が必要。そういう産業は東京都への一極集中が進む。
(2) 過疎化・高齢化が進み医療や福祉サービスを必要とする人口割合が高い。製造業は若年労働者の雇用先として未発達。
(3) 製造拠点やインフラの被災で製造業、原発事故により観光業が落ちこむ。復興のために建設業や専門技術産業が発展。
(4) 自然や気候を活かした観光産業、公共事業に依存した建設業が盛ん。大都市圏から離れていて製造業は未発達。
'19 第3問 設問B
(2)住民の大半を占める団塊世代の高齢化と若年層の流出。
(3) D半島では国際航空輸送を利用する臨空立地型ハイテク産業が発達。E半島では国際線の整備に伴い、空港を利用した外国人観光客の増加により観光業が成長。地域経済のグローバル化が加速。
- 2024.09.17 12:30
- たーみなる
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