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2024.12.20
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2024年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第42回の分をこちらに投稿してください。
コメント
かるがもさんこんにちは。では添削いたします。
>第42回 2023年第1問
>設問A
(1)大航海時代におけるヨーロッパ人の植民地活動による物流の活発化。南米のトウモロコシが欧州に、欧州の牛が南米に運ばれた。
いいですね。前半で概論を話して後半で具体的な事例を話しています。かちくについては他にもオーストラリアへの牛や羊の流入がよく知られていますね。オーストラリアの固有種の中には絶滅したものもあります。
>(2)産業革命がイギリスから始まった。石炭など燃料が大量に消費され、燃焼に伴う物質が発生した。その痕跡が地層中に残された。
なるほど、いい書き方ですね。時系列に沿った組み立てとなっています。「その痕跡」は十分な表現です。「大気中に飛散した」「煤(すす)」などの表現も参考にしてください。
>(3)冷戦で核実験が複数の国で行われ放射性物質が全地球的に拡散。
こちらもいいですね。「冷戦」や「核実験」がキーワードです。
>(4)A-アルミニウム、B-コンクリート、Cープラスティック
>(5)生産過程や焼却時に温室効果ガスが生じる。自然分解されないため微小片が食物連鎖に取り込まれ生態系に悪影響を与える。
問題ありません。マイクロプラスティックについては今後も出題が予想されますので、調べておいてくださいね。
>設問B
>(1)メタンガス。米。
>(2)雨季に米、乾季に小麦の二毛作が展開されている。雑草の繁茂の抑制、地力回復や害虫駆除の目的で作付けの前に野焼きを行う。
野焼きがちょっと特殊な話題ですよね。「地力回復」や「害虫駆除」で問題ないと思います。
>(3)北部の大都市で生活や産業活動により大気汚染物質が発生。それが夏に南西からの季節風でヒマラヤ山脈中腹まで運ばれる。
いいですね。こちらも特殊な話題に思えますが、キチンと考えれば無理のない回答ができるかと思います。
>コメント:
「25カ年」にない問題なので、今回も解答は赤本と無料の東進オンラインデータベースの2種類を参照しました。
そうでしたか、それは失礼しましたが自分でゲットしてくれたならば良かったです。東大ならば解説も比較的容易に手に入るのでしょうか(玉石混交かも知れませんが)。
>A(2)先生の「燃焼によって生じる物質」という書き方を入れました。また、先生も動画で触れている通り、問題文に「証拠」とあるので、証拠に触れるべきだと思いましたが、赤本も東進も温室ガスが放出された、で終わっていました。東進の解説にはガスが「放出され、それらが地表に沈着した痕跡は地層中に残されている。」とあり、自分の解答には入れました。
これについてはイメージはしやすいのですね。石炭の燃えかすのようなものが大気中に放出され、それが地面に積もることによって地層の一部となるのです。ただ、文章によって表現するのはちょっと難しいかも知れませんので、例えば「煤(すす)」という言葉を使っても良かったかなとは思います。
>(3)先生が、旺文社の解答の原子力発電所は書かないほうがいいと思うとおっしゃってましたが、私もそう思いました。原発で放射性物質が増えるとしたら、たぶん原発事故ですよね。
そうなのですよ。こちらはよくわからないのです。原発の本格的な実用化は1970年代以降ですし、まだ実験段階ですよね。作問意図として核実験が考えられていると思います。戦後間もない時期は核実験が公然と行われていた時代でもあります。
>(5)片方の解説には生産過程で、もうひとつには廃棄燃焼時にCO2発生するとなってたのですが、調べたらどちらもあるようなので、両方入れました。
たしかにそうですよね。石油化学工業の一種ですから、もちろんエネルギー使用時にCO2は生じますし、もちろんプラスチックの廃棄時にもそれが燃焼によるものならやはりCO2は生じますからね。
>B(1)メタンガスはすぐわかりましたが、牛のゲップが頭から離れず、米にたどり着けませんでした(泣)。
知識に依存するところですし、とくに支障ないと思いますが、この機会に知っていくといいでしょうね。
>(2)阿蘇、野焼きで動画検索したら、「癒やし動画」として出てきました。癒やし?なんですね。^^;
えっ、そうなんですか???ちょっとした山火事ですから恐ろしいものなんですけどね(笑)以前にもどこかの問題で阿蘇の野焼きが話題とされていましたので、こちらも知識として蓄えておきましょう。
- 2025.02.14 11:37
- たつじん
第42回 2023年第1問
設問A
(1)大航海時代におけるヨーロッパ人の植民地活動による物流の活発化。南米のトウモロコシが欧州に、欧州の牛が南米に運ばれた。
(2)産業革命がイギリスから始まった。石炭など燃料が大量に消費され、燃焼に伴う物質が発生した。その痕跡が地層中に残された。
(3)冷戦で核実験が複数の国で行われ放射性物質が全地球的に拡散。
(4)A-アルミニウム、B-コンクリート、Cープラスティック
(5)生産過程や焼却時に温室効果ガスが生じる。自然分解されないため微小片が食物連鎖に取り込まれ生態系に悪影響を与える。
設問B
(1)メタンガス。米。
(2)雨季に米、乾季に小麦の二毛作が展開されている。雑草の繁茂の抑制、地力回復や害虫駆除の目的で作付けの前に野焼きを行う。
(3)北部の大都市で生活や産業活動により大気汚染物質が発生。それが夏に南西からの季節風でヒマラヤ山脈中腹まで運ばれる。
コメント:
「25カ年」にない問題なので、今回も解答は赤本と無料の東進オンラインデータベースの2種類を参照しました。
A(2)先生の「燃焼によって生じる物質」という書き方を入れました。また、先生も動画で触れている通り、問題文に「証拠」とあるので、証拠に触れるべきだと思いましたが、赤本も東進も温室ガスが放出された、で終わっていました。東進の解説にはガスが「放出され、それらが地表に沈着した痕跡は地層中に残されている。」とあり、自分の解答には入れました。
(3)先生が、旺文社の解答の原子力発電所は書かないほうがいいと思うとおっしゃってましたが、私もそう思いました。原発で放射性物質が増えるとしたら、たぶん原発事故ですよね。
(5)片方の解説には生産過程で、もうひとつには廃棄燃焼時にCO2発生するとなってたのですが、調べたらどちらもあるようなので、両方入れました。
B(1)メタンガスはすぐわかりましたが、牛のゲップが頭から離れず、米にたどり着けませんでした(泣)。
(2)阿蘇、野焼きで動画検索したら、「癒やし動画」として出てきました。癒やし?なんですね。^^;
今回もよろしくお願いします。
- 2024.12.22 18:11
- かるがも
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