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2025.01.25

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   2024年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第46回の分をこちらに投稿してください。

ハンドルネームは毎回固定にしてください。金曜日にお題発表し、翌週の木曜までに解答を投稿してください。夜は21時までを厳守です(21時を過ぎた分については添削しません)。遅くなってしまう場合は翌日の朝5時以降に投稿してください。
人数が増えるかもしれないので添削は簡易になります。ご了解ください。その代わり、みなさんの質問には答えますので、解答の後に「質問」がある場合はそれを添えてください。
対象は東大志望生以外でも構いません(ただし論述が問われる大学に限る)。東大以外の場合は志望校も書いておいてくださいね。参加資格は「最後まで投稿を継続すること」、この一点です。勉強を積み重ねていきましょう。

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かるがもさんこんにちは。では添削いたします。

>第46回 2022年第3問
設問A
(1)高燥な台地は森林や集落、低湿な浸食谷は田に利用される。

いいですね。2つの事例は対比的に述べられています。変換ミスかもしれませんが「浸食」は「侵食」の方がいいでしょう。

>(2)高速道路網の整備が進み、東京圏における物流需要が増加。そのため利便性が高く、広い土地に倉庫や物流センターが建設された。

こちら完璧な回答ですね。この地域は郊外ですが、東京圏の一部に含まれますので「東京圏」としている点は適切に思います。厳密には東京圏のみを対象とするのではなく、東京圏と東京圏外の地域の物流を結ぶものでしょうが、そこまで言及する必要はなかったでしょう。あくまで近年このように郊外に物流拠点が形成されていることのみ指摘すれば十分ですね。2024年共通テスト地理B追試験第5問でも同じような話題が登場していますので、みておくといいですね。「利便性」、「広い土地」はいずれも適切です。

>(3)A-2, B-3. C-1
>(4)情報通信技術を用いたサービス産業の新規創業を誘致、育成する。またインフラの整備や行政サービスの効率化・簡素化により、住みやすい街づくりをすすめ、高齢化社会の問題に対応する。

この(4)のような話題は頻出に思います。似た問題が出る可能性がありますので、同じような内容で回答できるようにしておきましょう。再現性のある回答力を鍛えましょう。「行政サービスの効率化・簡素化」も気に入り巻いた。人口減少社会(つまり経済規模の縮小)が予想されるなかで効率化は必須かと思います。そして貴重な税収や社会保障費を人々の生活のために用いることも本当に大切ですね。

>設問B
(1)アー和歌山県、イー長野県、ウー千葉県
(2)鮮度が重視される。高収益であり消費地の東京での栽培が盛ん。

いいですね。「鮮度」や「高収益」などキーワードの使い方がうまいですよ。適切です。

>(3)高度経済成長期に生活水準が向上し需要が拡大した。その後は果実需要の多様化に加えて、オレンジの輸入自由化によりみかんの需要が低迷。そのため政策による生産調整で耕地が減少した。

これもうまい書き方ですね。動画でもしゃべっていますが、みかんに関する話題なのですが、輸入自由化されたのはオレンジなんですよね(みかんは自由化されていません)。その部分をいかに自然に説明するかが難しかったのですが、かるがもさんの文章はとてもスムーズです。

ところで今気づいたのですが、「耕地」といえば水田と畑地であり樹園値は含みません。本問は果樹園も耕地としてしまっているようですが、作問者にちょっとアバウトさを感じる問題ですよね(だからといって悪問というわけではありません。むしろ良問ですよね)。

>(4)温暖でリンゴが栽培できない地域において経済発展による購買力の向上。高価格なリンゴの需要が高まり、輸出量が増加した。

台湾が「温暖」であること、「購買力が向上」したこと。この2点が重要ですね。
:温暖でありりんごが栽培できないので輸入しないといけない(マスト要因)
・経済成長で所得が増え、りんごを買うことができるようになった(キャン要因)

>感想:全体的にまとめ方が難しかったです。

そうでしたか、(3)などとても上手な構成だと感心しましたよ。逆にいえばそれだけ苦労して構成を考えたということですよね。ただ、その努力によって成果が出ていますから、これを自信に変えて実際の試験の際もゆっくり時間をとって構成を考えてみてくださいね。

>設問A 問題にもヒントがありましたが、なかなか気づけませんでした。

定番ともいえる良問でしたね。今後も似たような問題が問われる可能性が大きいので、内容を確実に理解しておきましょうね。

  • 2025.02.13 16:34
  • たつじん

第46回 2022年第3問
設問A
(1)高燥な台地は森林や集落、低湿な浸食谷は田に利用される。
(2)高速道路網の整備が進み、東京圏における物流需要が増加。そのため利便性が高く、広い土地に倉庫や物流センターが建設された。
(3)A-2, B-3. C-1
(4)情報通信技術を用いたサービス産業の新規創業を誘致、育成する。またインフラの整備や行政サービスの効率化・簡素化により、住みやすい街づくりをすすめ、高齢化社会の問題に対応する。
設問B
(1)アー和歌山県、イー長野県、ウー千葉県
(2)鮮度が重視される。高収益であり消費地の東京での栽培が盛ん。
(3)高度経済成長期に生活水準が向上し需要が拡大した。その後は果実需要の多様化に加えて、オレンジの輸入自由化によりみかんの需要が低迷。そのため政策による生産調整で耕地が減少した。
(4)温暖でリンゴが栽培できない地域において経済発展による購買力の向上。高価格なリンゴの需要が高まり、輸出量が増加した。

感想:全体的にまとめ方が難しかったです。
設問A 問題にもヒントがありましたが、なかなか気づけませんでした。
今回もよろしくお願いいたします。

  • 2025.01.28 19:53
  • かるがも

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