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2025.02.07
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2024年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第48回の分をこちらに投稿してください。
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では添削いたします。
>第48回 2020年 第1問
設問A
(1)X山地は低くなだらかである。Y山地は内的営力による隆起や外的営力による河川の浸食、深い谷の形成により高峻である。
いいですね。内的営力と外的営力はしばしば登場するキーワードですので、使い方をマスターしておきましょう。
>(2)褶曲山脈で火山フロントに位置し、険しい地形になる。
こちらも火山フロント(火山前線)は便利な言葉ですので、ぜひ知っておきましょう。教科書でも意味を確認しておきましょうね。
>(3)戦後の食糧不足に対し干拓での農地造成、米増産が図られた。
こちらもいいですね。字数制限が短いので無理に固有名詞(八郎潟)を入れることもありませんよね。
>(4)cは沖積平野で水利が良いため、主に稲作が行われている。
dは台地で水が得にくいため、主に畑作や酪農が行われている。
日本地理の問題ですが、どうだったでしょうか。いわば日本地理は「ボーナス」です。小中学校でしっかり勉強していた人はここで加点できますが、普通の受験生からすれば解答は難しいですよね。とくに意識することはないと思います。多くの受験生が失点する箇所であり、「できれば儲け物」ぐらいの気持ちでいてくださいね。
>(5)5x 10^1
>設問B
(1)西南日本外帯に位置し、険しい山地や林地が多い。また大規模な河川に乏しいため、沖積平野などの可住地が形成されにくい。
こちらも他の問題同様、2つの視点が大切になります。山地と平野ですね。山地には「西南日本外帯」、平野には「河川」という付帯事項を示し、理論(因果関係)を加えてください。
>(2)水。高知県は太平洋側で多雨だが人口は少なく、水は余っている。香川県は瀬戸内海側で少雨だが、人口が多く、平野で稲作が行われ、水の需要が大きい。このため高知県から水が供給される。
いいですね、本問は比較的字数に余裕がありいろいろなことを書けたと思います。「太平洋側で多雨」、「瀬戸内側で少雨」など適切に思います。
>(3)茨城県は平野で市場に近いため輸送費が安く、春と秋に出荷。
長野県は冷涼な高原で栽培され、端境期の夏に高価格で出荷。
コストに注目した点がいいですね。やはり「安く」や「高価格」は大切ですよ。さらに「端境期」も大切ですね。こちらは字数制限がきつかったと思います。「抑制栽培」といった言葉も入ればさらに良かったですが、ちょっと厳しかったかも知れませんね。
次回も期待しています。
- 2025.02.13 17:24
- たつじん
第48回 2020年 第1問
設問A
(1)X山地は低くなだらかである。Y山地は内的営力による隆起や外的営力による河川の浸食、深い谷の形成により高峻である。
(2)褶曲山脈で火山フロントに位置し、険しい地形になる。
(3)戦後の食糧不足に対し干拓での農地造成、米増産が図られた。
(4)cは沖積平野で水利が良いため、主に稲作が行われている。
dは台地で水が得にくいため、主に畑作や酪農が行われている。
(5)5x 10^1
設問B
(1)西南日本外帯に位置し、険しい山地や林地が多い。また大規模な河川に乏しいため、沖積平野などの可住地が形成されにくい。
(2)水。高知県は太平洋側で多雨だが人口は少なく、水は余っている。香川県は瀬戸内海側で少雨だが、人口が多く、平野で稲作が行われ、水の需要が大きい。このため高知県から水が供給される。
(3)茨城県は平野で市場に近いため輸送費が安く、春と秋に出荷。
長野県は冷涼な高原で栽培され、端境期の夏に高価格で出荷。
今回もよろしくお願いします。
- 2025.02.09 20:51
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