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2025.05.22
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2025年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第9回の分をこちらに投稿してください。
コメント
上野さんこんにちは(^ ^)
先週は投稿がなかったので心配しましたよ。まずは「文章の形」を覚えていきましょうね。たとえば(1)については「太平洋戦争直後に出生率が上がった」とありますが、これについて「理由づけ」はできますよね。「軍からの福音」であったり「社会不安の解消」、「食糧状態の改善」などです。因果関係を強調するように文を組み立ててくださいね。
(3)などは「雇用を求めて」という理由づけがしっかり述べられていますよね。現状の段階ではこういった「組み立て」を体に染み込ませていくのです。文章を書いた後で「あれ?ちょっと物足りないな?あ、そういうえば理由を書いていなかったぞ」と自分で気付けるようにするのです。
投稿についてはほんの1時間ほどの作業ですよ(笑)動画をみてそのまま書いたらいいのですから。みなさんの負担は最小限のはずです。「簡単なことを淡々に片付ける」ことを重ねてください。精神論は不要です。「がんばるぞ!」と気合を入れるのではなく、実際に動画をみて文章を書いちゃたらいいんですよ。「やる気」を出すプロセスは不要です。
ラストの質問についてはまた動画でゆっくりとお答えしたいかと思います。ここから数週間は参考書や模試の原稿でちょっと時間を取られそう(時間を取りたい)んですよね。また改めて。
ただ簡単なヒントだけ。例えば囲碁や将棋の世界では「定石」というものがあります。棋士たちは定石を覚えることから競技を始めます。決まり切ったパターンを覚えることから囲碁や将棋の修練を始めるのです。
漫画家を目指す人は自分の好きな漫画の模写から入るはずです。それによって絵が上手くなってから初めて自分のオリジナリティを考えると思いますよ。楽器を演奏する人はまず「完コピ」を目指します。自分の好きな演奏家のプレイをそのままコピーするのです。楽譜のみでなくニュアンスも含めて。そのようにしてテクニックを極めていくのです。
何事も最初は「真似」から入るのです。「論述=作文」と考え、自由に回答を作ってしまう人が多いんですよね。論述問題は感想文でもエッセイでもありません。いかに「個性」を潰すかなんです。会社に提出する報告書をつくるんです。誰が書いても同じような定型文をつくるべきなんですよ。
それから、過去問を大量に解いた人に限って「同じ問題ばかり出ているじゃないか」ということに気づくんですよ。それぞれの問題の共通項、最大公約数に気づくのですね。上野さんにもぜひ多くの過去問に習熟してもらって「同じ問題ばかり出ているじゃないか=同じ内容ばかり問われているじゃないか=同じ考え方で解けるんじゃないか」という受験最高のテクニックを身につけて欲しいと思っています。
次回も期待しています。また改めて動画も作りますね。
- 2025.05.28 11:46
- たつじん
設問A
(1)太平洋戦争直後に出生率が上がった。その時期に生まれた前後の世代よりも人口の多い世代が親となる年齢に達した時期だから。
(2)医療の進歩、衛生、福祉の発達により高齢者の平均寿命が延びた。
(3)大都市圏に雇用を求めた若年層が流入した。地方に比べ高齢化が進まなくなり、出生率が高く死亡率が低くなった。
第8回、投稿できなくて無念です!反省です!
けれど投稿できない週があっても必ず最後まで参加まで参加し続けようと思っているのでよろしくお願いします!
ご相談です。東大の論述は丸暗記でいいとたつじん先生は仰っていますが、全く同じ問題は出ることがないのに、それでいいのかが疑問です。東大の問題を解くのに地理的思考力などは必要ないのでしょうか?僕がたつじん先生の教えを曲解しないためにも、たつじん先生の考えをお聞かせ願いたいです。
- 2025.05.27 09:11
- 上野柊吾
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