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2025.08.07

2241

  2025年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第20回の分をこちらに投稿してください。

ハンドルネームは毎回固定にしてください。金曜日にお題発表し、翌週の木曜までに解答を投稿してください。夜は21時までを厳守です(21時を過ぎた分については添削しません)。遅くなってしまう場合は翌日の朝5時以降に投稿してください。
人数が増えるかもしれないので添削は簡易になります。ご了解ください。その代わり、みなさんの質問には答えますので、解答の後に「質問」がある場合はそれを添えてください。
対象は東大志望生以外でも構いません(ただし論述が問われる大学に限る)。東大以外の場合は志望校も書いておいてくださいね。参加資格は「最後まで投稿を継続すること」、この一点です。勉強を積み重ねていきましょう。
なお私はコメント数が奇数か偶数かで未回答・回答済みを確認しています。みなさんの投稿が終わった段階でコメント数が奇数になるようにしてください。基本的には1つの投稿だけになると思いますのでコメント数は「1」になるはずです。万が一、投稿を2回してしまった場合には(その場合にはコメント数は「2」となりますが)空コメントを一つ投稿し「3」としておいてください。「2」のままだと「回答済み」と勘違いしてしまうことになります。お手数ですがご注意くださいませ。

コメント

めぐこさんこんにちは。では添削いたします。

>2004 第二問 A
(2)ドイモイ政策により、生産意欲の向上や緑の革命で生産量が増大し、輸出目的の商品作物の生産が盛んになったため。

いい回答です。問題ありません。ただ後半については例えば「政府として輸出用の農産物の生産が奨励された」と言ったようなことも書けたでしょう。その方が前後の文の内容が完全に異なる「2トピック」が徹底されたと思いますよ。

「ドイモイ政策による市場経済化で農民の生産意欲の向上。政府として輸出用の農産物の生産が奨励された。」

このような形ですね。なお「ドイモイ政策」については「市場経済化」を加えておいた方がわかりやすいですね。

>(3)戦後の農業生産力の上昇や食糧管理制度による保護で生産量が増加したが、食の多様化で消費量が減り供給過剰になった。

とても上手に書けています。ただ、わかりきっていることではありますが、一応「米」という言葉をどこかに加えておいた方がよかったかもしれません。

「小説」ではなく「報告書」を書くイメージです。文章の上手さではなく、箇条書きで項目を挙げる形が理想です。

オプション 設問B
B(1)農家の高齢化や、兼業農家の中で農業所得の方が多くても家族に兼業従事者がいたら専業区分外になったり、定年退職後に所有地等で自給目的の農業従事者がいたり、実態を把握しにくくなった。

どうでしょう?このように一気に言い切るのではなくパーツに分けて、短文に切ってみたらどうでしょう?ちょっと焦り過ぎのような気がしますよ。より確実に「伝える」ことを意識してはどうだったでしょう。

「農業所得が多くとも家族に農業以外の従事者がいたら兼業農家に区分される。定年後に自給目的の農業を行う者がいる。このような状況で実態が反映できなくなった。」

たとえばこういった形です。冒頭の「農業の高齢化」は直接的には関係ありませんよね(間接的には定年後の自給的農家の増加に結びつきますが)。

一つ一つ整理して記述することで採点者からみれば「この受験生はきちんと理解しているな」ということが伝わるのです。焦って一気に言い切ってしまうと、雑な印象ばかりが与えられてしまいます。自分の理解できる範囲のことを、しっかりと書き伝えてみてくださいね。

>(2)稲作は機械化が容易で作業の省力化が可能。育苗から収穫までの期間が短く、他の仕事との両立が比較的しやすいから。

とても上手な回答です。2つの文がそれぞれ全く別の内容を述べていますよね。こういった組み立てを意識してみてください、

>設問Aが2トピックになってるかちょっと怪しいですが、

これ、確かに難しい問題なのですよ。ただ(それが無理であっても)とりあえず「2トピック」の可能性を探ってください。個々の文を分化して記述することが東大論述では求められているのです。

次回も期待しています。

  • 2025.08.16 14:45
  • たつじん

2004 第二問 A
(2)ドイモイ政策により、生産意欲の向上や緑の革命で生産量が増大し、輸出目的の商品作物の生産が盛んになったため。

(3)戦後の農業生産力の上昇や食糧管理制度による保護で生産量が増加したが、食の多様化で消費量が減り供給過剰になった。

オプション 設問B
B(1)農家の高齢化や、兼業農家の中で農業所得の方が多くても家族に兼業従事者がいたら専業区分外になったり、定年退職後に所有地等で自給目的の農業従事者がいたり、実態を把握しにくくなった。
(2)稲作は機械化が容易で作業の省力化が可能。育苗から収穫までの期間が短く、他の仕事との両立が比較的しやすいから。


たつじん先生こんにちは。いつもありがとうございます。
設問Aが2トピックになってるかちょっと怪しいですが、
今週もよろしくお願いします。
 

  • 2025.08.11 18:07
  • めぐこ

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