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2025.08.21
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2025年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第22回の分をこちらに投稿してください。
コメント
ざわざわさんこんにちは。
>2005 1A 1B
1A
>1⃣ 熱帯雨林材を薪炭材や焼畑農業の草木灰として利用する。森林伐採により生態系の破壊、光合成量の減少によるCO2濃度の上昇。
いいですね。利用と問題点がはっきりと分化されています。さらに(冗長な説明によらず)シンプルにキーワードを挙げている点も高評価です。
>2⃣ 腐食を含んだ肥沃な土壌の黒土が広がっている。大規模機械による企業的穀物農業で商業的に小麦を生産。
こちらとてもいいですね。やはり最大のキーワードとして「企業的穀物農業」は入れるべきだと思うのですよ。ホイットルセー農牧業区分については短文で書けるよう練習しておきましょう。
>3⃣ 薪炭材の過伐採、過放牧、過度な農耕、過灌漑や気候変動による降水量の減少、蒸発量の減少による砂漠化。
「蒸発量の減少」は誤っていませんか?地球温暖化に伴う蒸発量の増加ならば要因となりますが。
他はしっかりと箇条書きスタイルで説明されており、とてもいいと思いますよ。
>1B
2⃣ ダムにより外来河川のナイル川から取水し、灌漑農業が普及。
いいですね。「外来河川」がキーワードですね。以前にも似たような問題がありましたね。同じような問題が続けて出題されますので、過去問対策は完璧に!
>3⃣ 日本では豊富な天水に頼り自給的に稲作を行う。フランスでは少量の降水により商業的に畑作を行う。
なるほど「自給的」と「商業的」という言葉を加えているのですね。問題の本質には関係が薄いワードですが、しかし農業についてざわざわさんがよく理解していることが相手ん伝わり、好印象です。
>4⃣ 大規模灌漑や毛細管現象により土壌の塩性化が進む。土壌の流出や地下水の枯渇により耕作不毛地の拡大が進む。
こちらもいいですね。キーワードを端的にまとめています。
>1B 4⃣の部分で他の人を参考にしましたが、少し不安です。「毛細管現象」は無理に使わないほうがよかった気がします。(普通の受験生は毛細管現象という単語を使えるのでしょうか?)
とてもいいところに気づいていますね。さすがはざわざわさんです。おっしゃるとおりなんですよ。おそらく「毛細管現象」を理解する受験生はいないと思います。毛細管現象がどういったものなのか、よくわかりませんよね。だからこの言葉については意味は知らないままで構いませんので、このように単なる言葉として回答に入れるだけなのです。それで十分です。
さらに言えば、やはりざわざわさんのおっしゃるとおり、無理に回答に含まる必要もなかったと思います。私が受験生ならばこの言葉は使いません。単に「不適切な(大規模な)灌漑で地表面に塩類が集積し土壌が塩性化。」とするでしょう。
こういった言葉は使っても使わなくてもいいと思います。一番まずいのは無批判に何も考えずに惰性でこういった言葉を使ってしまうことです。ざわざわさんの場合、きちんと理解してこの言葉を使っている(あるいは使っていない)ことがわかりますよ。自分の判断で!
次回も期待しています。
- 2025.08.28 20:05
- たつじん
2005 1A 1B
1A
1⃣ 熱帯雨林材を薪炭材や焼畑農業の草木灰として利用する。森林伐採により生態系の破壊、光合成量の減少によるCO2濃度の上昇。
2⃣ 腐食を含んだ肥沃な土壌の黒土が広がっている。大規模機械による企業的穀物農業で商業的に小麦を生産。
3⃣ 薪炭材の過伐採、過放牧、過度な農耕、過灌漑や気候変動による降水量の減少、蒸発量の減少による砂漠化。
1B
2⃣ ダムにより外来河川のナイル川から取水し、灌漑農業が普及。
3⃣ 日本では豊富な天水に頼り自給的に稲作を行う。フランスでは少量の降水により商業的に畑作を行う。
4⃣ 大規模灌漑や毛細管現象により土壌の塩性化が進む。土壌の流出や地下水の枯渇により耕作不毛地の拡大が進む。
1B 4⃣の部分で他の人を参考にしましたが、少し不安です。「毛細管現象」は無理に使わないほうがよかった気がします。(普通の受験生は毛細管現象という単語を使えるのでしょうか?)
今週もよろしくお願いします
- 2025.08.23 18:02
- ざわざわ
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