ブログ

2026.08.08

2653

   2026年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第22回の分をこちらに投稿してください。

お題として挙げている東大過去問以外には対応いたしませんのでご留意いただけば幸いです。(必ず動画を見てから問題を解いてくださいね)
ハンドルネームは毎回固定にしてください。金曜日にお題発表し、翌週の木曜までに解答を投稿してください。夜は21時までを厳守です(21時を過ぎた分については添削しません)。遅くなってしまう場合は翌日の朝5時以降に投稿してください。
人数が増えるかもしれないので添削は簡易になります。ご了解ください。その代わり、みなさんの質問には答えますので、解答の後に「質問」がある場合はそれを添えてください。
対象は東大志望生以外でも構いません(ただし論述が問われる大学に限る)。東大以外の場合は志望校も書いておいてくださいね。参加資格は「最後まで投稿を継続すること」、この一点です。勉強を積み重ねていきましょう。
なお私はコメント数が奇数か偶数かで未回答・回答済みを確認しています。みなさんの投稿が終わった段階でコメント数が奇数になるようにしてください。基本的には1つの投稿だけになると思いますのでコメント数は「1」になるはずです。万が一、投稿を2回してしまった場合には(その場合にはコメント数は「2」となりますが)空コメントを一つ投稿し「3」としておいてください。「2」のままだと「回答済み」と勘違いしてしまうことになります。お手数ですがご注意くださいませ。

コメント

コロニーさんこんにちは。では添削いたします。

>2005 年度 第 1 問
設問 A
(1)利用は伐採して薪炭材としての輸出、燃焼して灰を焼畑農業への使用。問題点は土壌の流出、干ばつや洪水の頻発。植生の再生不能。(60 文字)

いいですね。利用と問題点を別々に、箇条書きのように書き並べるのがベストの書き方だと思います。

>(2)半乾燥地帯を中心に小麦などの商品作物を大量生産。大規模な機械化を導入。粗放的で労働生産性が高く、土地生産性は低い。(57 文字)

「企業的穀物農業」ですから「企業的」は欲しかったかな。

それから「粗放的で労働生産性が高く、土地生産性は低い」という書き方になってしまうと、採点者から「おそらくこの人は分かっていないんじゃないかな」って勘ぐられてしまいますよ。

粗放的とは土地生産性が低いということです。言葉をつなげるならば「粗放的つまり土地生産性が低く、労働生産性が高い」とするべきですが、そもそも粗放的とは土地生産性が低いということですからシンプルに「労働生産性が高く、土地生産性が低い」とするべきです。

農業の区分法を復習してください。農業は以下の3つの要因で区分されます。

「集約的か、粗放的か」
「企業的か、家族中心の零細経営的か」
「自給的か、商業的か」

ここ、最大限に敏感になってくださいね。なぜか教科書的な勉強をしている人はケッペンの気候区分を過大評価し、ホイットルセー農業区分を軽視しますが、入試問題では全く反対ですからね。

基本的に高校地理の内容は中学地理と同じですが、唯一、高校地理でのみ登場する重要トピックが「ホイットルセー農業区分」です。

大学側は受験生がホイットルセー農業区分を理解しているかどうかを見ています。自分がホイットルセー農業区分、そして農業に分類法の考え方をいかにマスターしているかを、採点者にアピールしてください。

>(3)降水量の減少と気温の上昇。周辺の発展途上国での人口増加。農耕地帯の拡大。過度な灌漑や過放牧。植生の破壊。砂漠化が進行。(59 文字)

なるほど、「人口増加」を入れたのですね。とくに必要ではなかったとも思いますが、おもしろいと思います。たしかに根本的な要因の一つです。

自然的要因と人為的要因を明確に分けることが重要です。最後の「砂漠化の進行」はすでに分かっていることなので書かなくていいかな?とは思います。

「自然的要因として降水量の減少と気温の上昇による蒸発量の増加。人為的要因として過放牧、過伐採、過耕作、不適切な灌漑による塩害の助長。」

このように項目別に箇条書きする形もいいと思います。参考にしてくださいね。

>設問B
(2)アスワンハイダムによる水の蓄積。灌漑用水を安定して供給。(28 文字)

いいですね。字数に余裕があるので「アスワンハイダム」という固有名詞を入れられますね。得点箇所が増えます。

>(3) フランスは小麦を中心とした畑作。自然的な降水に依存可能。日本は米を中心とした水田作。より大量かつ安定な水の供給が必要。(59 文字)

米については「より大量」な水の供給が必要とあるのですから、それと対比的に「小麦はさほど水を必要としない」ことを挙げて欲しいかと思います。

東大論述はこのように2つの事例を対比的に述べさせようという問題が多いですよね。二つの事例の対比的内容をしっかり挙げることが大切です。

>4)地下水位の上昇。水分の蒸発。土壌表面に塩類の集積。農業生産力の低下。耕作不能地帯の増加。植生の減少。土壌侵食が深刻化。(59 文字

いいですね、こちらはしっかり得点力の高い解答になっていますよ。


>質問ですが、東大の問題では、「ある環境問題」のように、設問となる「問題」を明言しないことが多いと思いますが、設問で原因や影響だけ聞かれた時でも、その「問題」を明らかに書いた方がいいですか。

「書けるものは全部書いた方がいい」ことは間違いありません。東大の問題は用語について「詳細な説明」を求めるものは少ないです。用語を挙げてしまって、そのキーワードの分だけ得点箇所が増えることになりますよね。得点になりそうなものは書いてしまったらいいのでは?それが思わぬ得点につながることもありますよ。

今は過去問を解いてそこから素直に「解き方」を学ぶ姿勢を大切にして欲しいです。枝葉末節にこだわらず、問題という大樹の幹を捉えて、問題に真っ直ぐ取り組みましょう。

次回も期待しています。

  • 2026.08.22 22:22
  • たつじん

2005 年度 第 1 問
設問 A
(1)利用は伐採して薪炭材としての輸出、燃焼して灰を焼畑農業への使用。問題点は土壌の流出、干ばつや洪水の頻発。植生の再生不能。(60 文字)
(2)半乾燥地帯を中心に小麦などの商品作物を大量生産。大規模な機械化を導入。粗放的で労働生産性が高く、土地生産性は低い。(57 文字)
(3)降水量の減少と気温の上昇。周辺の発展途上国での人口増加。農耕地帯の拡大。過度な灌漑や過放牧。植生の破壊。砂漠化が進行。(59 文字)
設問B
(2)アスワンハイダムによる水の蓄積。灌漑用水を安定して供給。(28 文字)
(3) フランスは小麦を中心とした畑作。自然的な降水に依存可能。日本は米を中心とした水田作。より大量かつ安定な水の供給が必要。(59 文字)
4)地下水位の上昇。水分の蒸発。土壌表面に塩類の集積。農業生産力の低下。耕作不能地帯の増加。植生の減少。土壌侵食が深刻化。(59 文字)

たつじん先生こんにちは、今週もよろしくお願いします。

質問ですが、東大の問題では、「ある環境問題」のように、設問となる「問題」を明言しないことが多いと思いますが、設問で原因や影響だけ聞かれた時でも、その「問題」を明らかに書いた方がいいですか。

  • 2026.08.13 18:18
  • コロニー

コメントフォーム

カレンダー

«8月»
      1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31      

ブログ内検索

フィード

スタディサプリスタディサプリ/たつじん地理

検索

ページの先頭へ