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2020.08.15

投稿フォーム164

コメント欄に、入試問題の大学名と年度、問題番号を書き、それに続けてあなたの解答をペーストしてください。こちらのフォームが他の投稿者によって既に使用されている場合は、他のフォーム(未使用)をご利用ください。投稿後、1週間を目処に添削回答いたします。もし1週間たっても回答がない場合、私が見落としている可能性がありますので、ツイッター(@ts914)にDMをいただけますでしょうか。早々に対応いたします。

コメント

では添削いたします。

>東京大学1993年度第3問設問

>A順に、小麦、米、とうもろこし

これは問題ありませんね。簡単だったと思います。

>B
>穀物ウは家畜の飼料としての消費が多いため。

いいですね。「飼料」という言葉さえ入っていれば合格圏と思います。

>C
>キャッサバやタロイモなどのいも類の消費が多いため。

こちらもいいですね。具体的な作物名として「キャッサバ」が取り上げられているのが大変好ましいです。

>D順に、エビ、サケ・マス

こちらもオッケイですね。なお、現在のサケ・マスの主な輸入先はチリであることも、是非確認しておきましょう。

>E
>各国の200海里漁業専管水域設定による遠洋漁業の衰退に伴い水産物の国内生産は減少したため、養殖業が盛んに行われている。また、商社の介在で国内供給に占める輸入の割合が増加している。

こちらもいいですね。適切です。ただし、問題文に「第2表を参考にして」という一文がありますので、これには留意しないといけません。第2表は、輸入水産物に関するものであり、そこにはエビやサケ・マス、ウナギなどが登場していますが、これらは主に養殖によるものです。「養殖」というキーワードは輸入水産物について使用するべきだったかと思います。

字数制限に余裕がある(120字)ですので、じっくり順を追って記述してみましょう。

200海里漁業専管水域の設定により遠洋漁業が衰退し、やがて全体の漁獲量も減少した。商社の活動により水産物の輸入が増加した。エビやサケ・マスなど外国で養殖された水産物の輸入も多い。(89字)

字数に余裕がありますので、もう少し説明を加えてみます。

1970年代の200海里漁業専管水域の設定により遠洋漁業が衰退し、1980年代には全体の漁獲量も減少。不足する供給を補うため、養殖業が発達し、商社の活動による水産物の輸入量が増加した。エビやサケ・マスなど外国で養殖された水産物の輸入も多い。(120字)

こういった感じでしょうか。シンプルな内容を書き連ねています。

今回の問題は、制限字数が短いもの(30字)と長いもの(120字)がいずれもみられ、それゆえの工夫が必要だったと思います。短い場合には。一つの事柄に集中し、それのみを確実に答えることが必要であり、一方、長い場合には多くのトピックを並列しながら記述することが求められます。さらに練習を重ねましょう。


  • 2020.08.24 12:26
  • たつじん

東京大学1993年度第3問設問
A順に、小麦、米、とうもろこし
B穀物ウは家畜の飼料としての消費が多いため。
Cキャッサバやタロイモなどのいも類の消費が多いため。
D順に、エビ、サケ・マス
E各国の200海里漁業専管水域設定による遠洋漁業の衰退に伴い水産物の国内生産は減少したため、養殖業が盛んに行われている。また、商社の介在で国内供給に占める輸入の割合が増加している。

  • 2020.08.19 14:18
  • 万物は流転する

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