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2021.08.10

464

すでにお申し込みされている添削メンバーの方のみ投稿ください(メンバー募集は4月で終わっています。追加募集の予定はありません)。最低、月に1回の投稿がノルマです。これが無き場合は登録取り消しになりますので、ご注意ください。

コメント欄に、入試問題の大学名と年度、問題番号を書き、それに続けてあなたの解答をペーストしてください。こちらのフォームが他の投稿者によって既に使用されている場合は、他のフォーム(未使用)をご利用ください。投稿後、1週間を目処に添削回答いたします。もし1週間たっても回答がない場合、私が見落としている可能性があります。その際は他のフォームに再投稿していただけますでしょうか。お手数ですが、よろしくお願いいたします。(従来のDMによるお問い合わせは取りやめといたしました。ご理解くださいませ)

コメント

では添削いたします。

>2019年度 第一問

>設問A
>(1)P-ウ Q-ア R-イ

いいですね。確実に答えられています。

>(2)ため池は乾季に農業用水を確保するため。高床式の家屋は雨期の浸水を防ぐため。

なるほど、内容は十分ですが、字数が足りない印象です。

>→字数が少なすぎるのですが、追加するとしたらどのような言葉を入れればよいのでしょうか?

前提条件として、この地域が雨季と乾季がみられる気候であることが挙げられますよね。まずそれについて書くことです。

さらに具体的な例を増やすことです。例えば「農業用水」を確保するだけなのでしょうか。ここに「生活用水」を加えてもいいのではないでしょうか。「浸水」を防ぐだけですか?「地面からの湿気」を防ぐことも大切ですよ。

以上を総合したらこのようになります。

「雨季と乾季が明瞭な気候。ため池は乾季の農業用水や生活用水確保のため。高床式は雨季の浸水や地面からの湿気を避けるため。」(58字)

「因果関係を示すこと(前提となる条件)」、「具体的な例を挙げること」、こういったことで字数の調整はできますよ。

→風通しを良くするための高床式の家屋との違いは何ですか?

いえいえ、同じ理由です。上でも挙げたように地面からの熱や湿気を防ぐこと、動物の侵入を防ぐことなど、多様な意味があります。

熱帯には河川や湖沼に杭をうち、その上につくった杭上家屋もありますが、これも似たような目的があります。さらに杭上家屋には敵の襲撃を防ぐという防御機能もあります。

>(3)マングローブ林。波が比較的に穏やかなため輸出用のエビの養殖池となってしまったから。また、薪炭材にしてしまったから。

いいですね、十分に意図は伝わりますよ。

ただ、やはり無駄が多いのですよ。例えば「なってしまったから」については「なったから」だけでいいですよね。「しまった」は完全に無駄で、2回も使っていますから、これだけで8文字を捨てたことになります。

例えばベトナムがテーマなのですから、ベトナムを象徴する内容を含めることは一つのアイデアです。ベトナムは社会主義国です。市場経済化によって輸出用品目(ここではエビ)の増産が行われている国です。

「マングローブ林。薪炭材やパルプ材としての利用の他。市場経済化によりエビの輸出が拡大し、養殖池の造成のために伐採が進む。」(59字)

いかがでしょうか。60字と長い字数制限のため、2つのトピック(薪炭材・パルプ、エビ)について述べ、さらに社会主義国ベトナム特有のキーワードとして「市場経済化」を加えています。

無駄なものを全てカットし、得点になりそうな「おいしい語句」を散りばめています。こういったテクニックも身につけましょう。

>設問B
>(1)地域の東部と北部に山地があり、その間を北東から南西に向かって河川が流れている。その終端は海面となっている。河口付近は沖積低地が見られ、山麓は台地が見られる。
→2文目の表現は適切でしょうか?

いいと思いますよ。十分な合格圏の解答です。「終端」がちょっと言い方としては気になりますが、とくに問題ないでしょう。ここは単に「南西端」で良かったと思います。

>(2)722人/㎞

いいですね。適切です。

>(3)自然災害の被害にあう可能性の高い河川沿いや山地に住む人口は少なく、少し高い台地や沖積低地に住む人口は多い。

う〜ん、どうなんでしょう。。。

「少し高い」=「台地や沖積低地」と読めてしまうのですよ。台地は確かに高い地形ですが、沖積低地はそもそも「低地」であり、高くはありませんよね。それとも「沖積低地の中でも、高くなっている部分」ということだったのでしょうか。それを意図するの

再三言っているのですが、文を切ってみたらどうでしょうか。一気に言い切ろうとしているから雑になってしまうのです。一つ一つの文の主張を明確にし、簡潔に言い切るのです。これは立派な「受験テクニック」ですよ。

例えば、極端な話、こういった書き方でいいわけですよ。

「人口が少ない地域。平野に乏しい山地、土砂崩れの危険がある谷。人口が多い地域。沖積平野の自然堤防、台地。水害を受けにくい。」(60字)

もちろん、これを一つの文にすることは可能です。

「人口が少ない地域は平野に乏しい山地や土砂崩れの危険がある谷であり、多い地域は水害を受けにくい沖積平野の自然堤防や台地。」(60字)

どうでしょうか。文が長くなれば主述の関係や修飾、被修飾の関係が乱れることがあり、意味が通じない文章になります。ちょっと考え方を変えてみませんか?

「長文にて一気に言い切る」という意識を捨てましょう。箇条書きでもいいので、まず自分の言いたいことを挙げてみるのです。それをそのまま解答にしまってもいいですし、可能であれば、それらをつなげて一つあるいは二つの文にしてもいい。「文章ではなく単語を書き並べる」という意識を持ってみてはどうでしょう?

  • 2021.08.19 00:20
  • たつじん

2019年度 第一問

設問A
(1)P-ウ Q-ア R-イ

(2)ため池は乾季に農業用水を確保するため。高床式の家屋は雨期の浸水を防ぐため。
→字数が少なすぎるのですが、追加するとしたらどのような言葉を入れればよいのでしょうか?
→風通しを良くするための高床式の家屋との違いは何ですか?

(3)マングローブ林。波が比較的に穏やかなため輸出用のエビの養殖池となってしまったから。また、薪炭材にしてしまったから。

設問B
(1)地域の東部と北部に山地があり、その間を北東から南西に向かって河川が流れている。その終端は海面となっている。河口付近は沖積低地が見られ、山麓は台地が見られる。
→2文目の表現は適切でしょうか?

(2)722人/㎞

(3)自然災害の被害にあう可能性の高い河川沿いや山地に住む人口は少なく、少し高い台地や沖積低地に住む人口は多い。

添削お願いします。

  • 2021.08.14 12:28
  • そーや

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