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2022.04.15
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フォーム771に「お題」を出します(4/15)。翌日(4/16)の朝5時以降、その問題の「解答」をこちらに投稿してください。1つのフォームにつき、1人の投稿までです。フォームは771から790まで用意してありますので、定員は19名ということになります。必ず「お名前」の欄に自分の名前(ペンネーム)を入れ投稿してください、そのネームについては年間を通じて同じものを使用してください。翌週末までに添削回答いたします。まずは試験的に始めてみますので、気楽に投稿してくださいね。ただし、投稿資格は「2023年の入試において地理の論述試験を必要とする者」です。共通テストのみの受験生の方は原則として参加は見送っていただいた方がいいかと思います。
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では添削いたします。
>(2)A国は近隣で繋がりの強い旧宗主国を含む欧州に輸出が多い。B国はレアメタルが産出されそれを原料とする工業国に輸出が多い。
特に前半の文章がうまいですね。限られた字数で十分なことが伝えられています。後半も悪くありませんが、レアメタルに限定する必要はなかったかも知れません。とはいえ、やはり白金などレアメタルの重要性は上がっていますから、もちろんこのままで構いません。
>(3)石油輸出に依存するモノカルチャー経済で国際相場の変動に影響されやすい。資源の利益を一部が独占し貧富の格差や紛争が生じる。
こちらもいいですね。「モノカルチャー」という言葉が的確に使われています。後半の文章もうまいです。ほぼ満点解答かと思いますよ。
>(4)アフリカ諸国の経済成長や所得水準の向上で工業製品の需要が高まる。中国が新たな市場として資本と技術の投資を進めている。
いいですね。前半は「人口増加」も加えられたかなとは思います。後半は「新たな市場」という部分がいいですね。
>添削宜しくお願いします
>たつじん先生のYouTube の論述対策動画を見始めました! 普段の授業では使われないケッペンの気候区分を使って説明なされていた動画があり、ハイレベルな内容にはやはり使うと便利なのかなと思いました。
>中学地理の問題集も順調です!
そうなんですよ。本来「ケッペンの気候区分」は地理を理論的に考える場合に、逆に支障となってしまうジャンルなのですが(どうしても覚えることが優先となってしまう)、二次や私大には登場しますからね。あくまで理論を中心に考えることを基本としてほしいですが、それに加え、こういった「知識」も積み重ねてほしいですね。
2015年度第2問A[2]
解答例
「A国は近隣のヨーロッパ諸国に工業製品を輸出。B国は鉱産資源の輸出が多く、それらの需要が大きい工業国向けの割合が高い。(58字)」
Aはモロッコですね。低賃金であることからヨーロッパから工場が進出し、安価な労働力でつくった衣類や機械製品をヨーロッパ諸国へと輸出しています。
旧フランス領でありフランスとの関係が深く、またジブラルタル海峡を挟んで近接するスペインとも経済的なつながりが強いですね。
Bは南アフリカ共和国です。主な輸出品目は鉱産資源です。アメリカ合衆国や中国、日本などGNI(経済規模)が大きな国が主な輸出相手です。GNIは経済規模ですが、市場規模や工業生産力の大小とも対応するため、ここでは工業国という括りにしてみました。
2015年度第2問A[3]
解答例
「C国は原油の産出と輸出に大きく国内経済が依存するモノカルチャー国。国際価格の変動を受けやすく、国民の貧富格差も大きい。(59字)」
C国はナイジェリアですね。原油(石油)モノカルチャーであることはしっかり述べるべきです。これにより国家の経済が不安定なものになっています。
さらに国内では貧富の差が大きいことに言及するべきでしょう。ただ、これについては詳しく説明すると字数が足りなくなりますので、簡単でいいかと思います。油田分布の違いにより地域ごとのもありますし、原油収入を国内の特定の階層が独占することで生じる格差ももちろんあります。
2015年度第2問A[4]
解答例
「人口増加や所得上昇により安価な工業製品の輸入が増加。中国はインフラ整備などの援助により経済関係を強化している。」(55字)
注意して欲しいのは「中国からアフリカ諸国への輸出」という点です。つまり「アフリカ諸国が中国から何を輸入しているか」について論点を絞らないといけないわけです。これはおそらく工業製品ですよね。中国は世界有数の工業国であり、「世界の工場」と呼ばれます。主な輸出品目も工業製品です。
アフリカ諸国において、なぜこのような工業製品の需要が増えたかを論じる必要があります。人口増加や、所得の上昇(1人当たりの購買額の増加)ですね。
さらに中国から見て、アフリカ諸国との経済関係が強まったことを述べることも必須です。(字数的なこともあり)具体的に説明せずとも簡単な内容で十分でしょう。
- 2022.04.23 19:58
- たつじん
(2)A国は近隣で繋がりの強い旧宗主国を含む欧州に輸出が多い。B国はレアメタルが産出されそれを原料とする工業国に輸出が多い。
(3)石油輸出に依存するモノカルチャー経済で国際相場の変動に影響されやすい。資源の利益を一部が独占し貧富の格差や紛争が生じる。
(4)アフリカ諸国の経済成長や所得水準の向上で工業製品の需要が高まる。中国が新たな市場として資本と技術の投資を進めている。
添削宜しくお願いします
たつじん先生のYouTube の論述対策動画を見始めました! 普段の授業では使われないケッペンの気候区分を使って説明なされていた動画があり、ハイレベルな内容にはやはり使うと便利なのかなと思いました。
中学地理の問題集も順調です!
- 2022.04.16 10:43
- ジョウ
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