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2022.04.22

800

 フォーム791に「お題」を出します(4/23)。翌日(4/24)の朝5時以降、その問題の「解答」をこちらに投稿してください(夜は21時までを厳守してください)。1つのフォームにつき、1人の投稿までです。フォームは791から810まで用意してありますので、定員は19名ということになります。必ず「お名前」の欄に自分の名前(ペンネーム)を入れ投稿してください、そのネームについては年間を通じて同じものを使用してください。翌週末までに添削回答いたします。まずは試験的に始めてみますので、気楽に投稿してくださいね。ただし、投稿資格は「2023年の入試において地理の論述試験を必要とする者」です。共通テストのみの受験生の方は原則として参加は見送っていただいた方がいいかと思います。

コメント

コメント数を偶数にしておくため、空コメントを入れておきますね。

  • 2022.04.29 20:15
  • たつじん


では添削いたします。

>(1)地域Aは海岸部。沖合の寒流が海岸部の空気を冷やし、大気が安定して上昇気流が生じにくい。地域Bは内陸部。回帰線付近に位置するため亜熱帯高圧帯由来の下降気流を受ける。

いいですね。「沖合の寒流が海岸部の空気を冷やし」という表現がよっつさん特有のもので、とても工夫されていて印象的です。

ただし、後半はちょっと気になりますね。「回帰線」の存在は今回の問題とは全く関係ありません。北回帰線とは何でしょう?夏至の日の正午の太陽高度が天頂(90°)に達する緯度帯ですよね。天文用語であり、気候とは全く関係ありません。

たまたま「中緯度高圧帯(亜熱帯高圧帯)」が緯度25°付近に形成されるので、回帰線と一致しているように思えるのですが、これらは本来無関係です。

「回帰線に位置するため」亜熱帯高圧帯の影響が強いというのは間違いになってしまうのですよ。気候の問題で「回帰線」には触れるべきではありません。

>(2)5〜10月。海上の水分を含む南西季節風が山地にぶつかり降雨。

いいですね。「地形性降雨」という言葉も使って欲しかったところですが、「山地にぶつかり」で問題ありません。いい解答だと思いますよ。

>先週は投稿できませんでした。
>もう少し上手く自己管理できるように励みます。
>添削よろしくお願いします。

そうでしたか、しっかり自己管理しましょうね。毎週の投稿、楽しみにしていますよ。

2012年度第2問A(1)

解答例

「Aは海岸側。寒流の作用で大気が安定し雲が生じにくい。Bは内陸側。亜熱帯高圧帯が形成され下降気流が卓越。」(51字)

Aはペルーの沿岸ですね。寒流の作用によって乾燥地域が形成されています。海岸冷涼砂漠ですね。

「寒流(ペルー海流)」、「沿岸を流れる(北上する)」、「大気が安定」などがキーワードになります。「地表面の空気が冷やされる」、「逆転層が生じる」や「上昇気流が生じにくい」などの言葉も使えたかもしれません。

Bはアフリカ北部ですね。サハラ砂漠は緯度25度に沿い、亜熱帯高圧帯の形成により少雨となります。「下降気流」がキーワードです。

これでは字数が少ないので肉付けをしていきましょう。

「Aは海岸側。沿岸を寒流のペルー海流が流れる。地表面付近の空気が冷やされ逆転層が生じ、大気が安定。Bは内陸側。緯度25度一帯で亜熱帯高圧帯となり、下降気流が卓越。雲が生じにくい。」(88字)

こういった感じでしょうか。「蒸発量が降水量より大きく乾燥」という文脈を入れても良かったかもしれません。


2013年度第2問A(3)

解答例

「5〜10月。夏の湿った南西季節風が吹き込み地形生降雨を生じる。」(30字)

字数制限が厳しいため、言葉のセレクトが難しいですね。まず、問題の解答となる「5〜10月」は最初に述べてしまっていいと思います。「季節風」はマストであり、これを軸にして「夏」、「湿った(水分を含んだ)」、「南西」といった関連キーワードを付記しています。さらに「山脈に当たり高度を上げ、雲を生じる」としたいところですが、さすがに字数的に無理なので、ここは「地形生降雨」という一言で締めています。




  • 2022.04.29 20:15
  • たつじん

[1]地域Aは海岸側。寒流のペール海流により大気が安定して上昇気流が発生しにくいから。地域Bは内陸側。回帰線付近に位置し、年中亜熱帯高圧帯の影響を受け上昇気流が発生しにくいから。
[3]5月〜10月。多湿な南西季節風が地形性降雨をもたらすから。

  • 2022.04.24 20:48
  • ミキ

(1)地域Aは海岸部。沖合の寒流が海岸部の空気を冷やし、大気が安定して上昇気流が生じにくい。地域Bは内陸部。回帰線付近に位置するため亜熱帯高圧帯由来の下降気流を受ける。

(2)5〜10月。海上の水分を含む南西季節風が山地にぶつかり降雨。

先週は投稿できませんでした。
もう少し上手く自己管理できるように励みます。
添削よろしくお願いします。

  • 2022.04.24 20:26
  • よっつ

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