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2022.09.03

1165

 フォーム1161に「お題」を出します(9/2)。翌日の朝5時以降、その問題の「解答」をこちらに投稿してください(夜は21時までを厳守してください)。1つのフォームにつき、1人の投稿までです。フォームは1162から1180まで用意してありますので、定員は19名ということになります。必ず「お名前」の欄に自分の名前(ペンネーム)を入れ投稿してください、そのネームについては年間を通じて同じものを使用してください。翌週末までに添削回答いたします。ただし、投稿資格は「2023年の入試において地理の論述試験を必要とする者」です。共通テストのみの受験生の方は原則として参加は見送っていただいた方がいいかと思います。

コメント

では添削いたします。

>必修
>(3)
>自然エネルギーを利用しているために燃料が枯渇する心配がなく、二酸化炭素を排出しないため地球温暖化への対応策にもなる一方、火力発電に比べると電力供給量は少なく、供給も不安定である。

とてもいいですね。仰せのように「綺麗」な文章だと思いますよ。

いくつか改善ポイントもありますので、以下に列挙しました。

とりあえずこちらがこんさんの解答を参考に私がつくった解答例です。違いがわかるでしょうか。

「再生可能ネルギーであり資源枯渇の懸念がない。二酸化炭素を排出しないため地球温暖化を助長せず環境負荷が小さい。だが自然条件に依存するため電力供給は不安定であり、発電量も少ない。」(87字)

まず「燃料」ではなく「資源」としています。

また「枯渇する心配がない」ことの理由として「自然エネルギー」ではなく「再生可能エネルギー」としています。同じような意味ですが、こちらの方がニュアンス的にはより適切かなと思います。

また「環境負荷が小さい」という言葉を加えています。消費する文字数が少ないわりに意味のしっかりした言葉であり、こういう「得点になりやすい」言葉のストックを増やしておくといいですよ。

さらに、こんさんの解答では「電力供給が不安定」であることに理由が示されていませんでしたよね。「自然条件に依存するため」という理由を加えています。こういった「理由→結果」の関係は常に意識してくださいね。

>(4)
オランダのゾイデル海を干拓するための風力エネルギーの利用と、
産業革命期の紡績機における水力エネルギーの利用。

とてもいいですね。正解です。正確には干拓したのは「ゾイデル海」ではなく、堤防を建設した後に形成された「アイセル湖」であり、単に「ポルダー」でも良かったでしょう。また「干拓」よりさらに具体的に「排水」とした方が良かったかも知れません。

「オランダでのポルダーからの排水のための風力エネルギーの利用。産業革命期の紡績機における水力エネルギーの利用。」

こういった形でしょうか。

全体的にもう少し用語の使い方に神経をつかうとさらに良い文章になりますよ。不細工でもいい、内容の濃い解答、期待していますよ。

  • 2022.09.11 08:50
  • たつじん

必修
(3)
自然エネルギーを利用しているために燃料が枯渇する心配がなく、二酸化炭素を排出しないため地球温暖化への対応策にもなる一方、火力発電に比べると電力供給量は少なく、供給も不安定である。
(4)
オランダのゾイデル海を干拓するための風力エネルギーの利用と、
産業革命期の紡績機における水力エネルギーの利用。

(3)の解答の綺麗さには自信があります

  • 2022.09.04 19:15
  • こん

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