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2023.06.16

1463

  たつじんオープン添削第12回はこちらに

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では添削いたします。

>B
1設備の老朽化や製造費増で国際競争力が低下し鉄鋼業が衰退し工場が閉鎖。その後再開発を経て産学共同のもと先端産業が集積。

いいですね。完璧な解答と思います。よく書けていますよ。

>2都心から郊外へ人口が流出し、都市圏の市街地が拡大した。

本問はとりあえず表から読み取れることをそのまま書くだけの問題ですね。十分な解答です。


>3資源多消費の鉄鋼業からクリーンな先端産業への転換でエネルギー消費量や大気汚染物質排出量が減少。市街地の拡大と人口の分散、都心の過密解消でエネルギー消費が効率化し、大気汚染改善。

いいですね。「エネルギー消費が効率化し」という部分はとくに表現がうまいと思いますよ。コンパクトに端的に説明する技術がしっかり身に付いていますね。

>3は最初に問題を見て考えた時、都心のスラム化やスプロール現象で土壌汚染、水質汚濁などプラスの影響だけでなくマイナスの影響も書くのかと思ったのですが、どちらかに絞って書いた方がはっきりして良いのでしょうか。

良い着眼点ですね。その通りです。ここはベクトルというか方向性は絞った方がいいですね。作問側が求めている内容を素直に記述することが求められています。

なお、スプロール現象というのは「郊外」において宅地開発が効率的に行われないことであり、土壌汚染や水質汚濁などの環境問題とは関係ありませんよ。あくまで「経済」に関する言葉なのです。

郊外で住宅地が散在することで、道路などのインフラ整備が煩雑となり、コスト高や建設の遅れなどが生じます。よかったらスプロール現象についてしっかり整理しておきましょう。

  • 2023.07.09 10:07
  • たつじん

B
1設備の老朽化や製造費増で国際競争力が低下し鉄鋼業が衰退し工場が閉鎖。その後再開発を経て産学共同のもと先端産業が集積。
2都心から郊外へ人口が流出し、都市圏の市街地が拡大した。
3資源多消費の鉄鋼業からクリーンな先端産業への転換でエネルギー消費量や大気汚染物質排出量が減少。市街地の拡大と人口の分散、都心の過密解消でエネルギー消費が効率化し、大気汚染改善。

3は最初に問題を見て考えた時、都心のスラム化やスプロール現象で土壌汚染、水質汚濁などプラスの影響だけでなくマイナスの影響も書くのかと思ったのですが、どちらかに絞って書いた方がはっきりして良いのでしょうか。

  • 2023.06.22 20:03
  • さす

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