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2024.04.19

1668

 2024年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第6回の分をこちらに投稿してください。

ハンドルネームは毎回固定にしてください。金曜日にお題発表し、翌週の木曜までに解答を投稿してください。夜は21時までを厳守です(21時を過ぎた分については添削しません)。遅くなってしまう場合は翌日の朝5時以降に投稿してください。
人数が増えるかもしれないので添削は簡易になります。ご了解ください。その代わり、みなさんの質問には答えますので、解答の後に「質問」がある場合はそれを添えてください。
対象は東大志望生以外でも構いません(ただし論述が問われる大学に限る)。東大以外の場合は志望校も書いておいてくださいね。参加資格は「最後まで投稿を継続すること」、この一点です。勉強を積み重ねていきましょう。

コメント

ドゥーチェさん、遅れてすみません。国際競争力についての質問でしたね。
>【質問】
設問B(4)の後半部分に盛り込む内容として、

送信した答案にある「国際競争力」を入れるか、

「日本随一の工業技術が、他にない新産業発達の基盤となるため。」とするかで迷ったのですが、

どちらの場合でも題意を満たしているといえるのでしょうか。教えていただけると幸いです。

よろしくお願いいたします。

とてもいい観点ですが、実は「国際競争力」という言葉の使い方、地理では独特なのですよ。

ドゥーチェさんは「優れた技術」という意味で使っているようですが、これは必ずしも適切ではありません。二つの商品があったとして、「競争力」の高い商品ってどちらですか?ドゥーチェさんならどちらを買います?

もちろん「安い」方ですよね。国際競争力は「価格」に関する言葉なのです。例えば電気機械ならば(これは労働集約型工業によるものです)高賃金の日本でつくれば労働コストが高く競争力は低くなります。低賃金の東南アジアでつくれば労働コストは低く競争力は高くなります。

「日本では経済成長によって国際競争力が低下したため、製造業の拠点を発展途上国へと移動した」というような言い方になるのです。

ですので、技術に関して国際競争力という言葉を使うのは「誤り」になります。

そもそも今回の設問については、特定の産業に偏る危険性と、産業を多様化させるリスクヘッジについて述べることが求められており、国際競争力について言及する必要はありませんでしたね。

むしろ「国際競争力をつける」ということは賃金を下げることであり、経済レベルの低下と結びつくのです。

地理は数字の学問ですので、数字(今回は賃金水準=1人当たりGNI)に基づいて考える思考が大切なのです。

また質問してくださいね。

  • 2024.05.24 09:26
  • たつじん

継続中ということでコメント数を奇数にしておきますね

  • 2024.04.24 14:51
  • たつじん

今回も適切な内容になっていますよ。十分に合格圏の答案です。

質問の内容は後日回答いたしますね。

  • 2024.04.24 14:51
  • たつじん

'13 第3問

設問A

(2)
就業機会を求め、隣国メキシコからの若年層の移民が多い。(27字)
経済的、宗教的な背景から、彼らの出生率は高く、子供の数も多くなる。(33字)

(3)
高度経済成長期が日本より遅く到来。(17字)
就業機会を求めた、農村部から都市部への人口移動の時期も遅いため、高齢化も進んでいない。(43字)

設問B

(3)
円高によるコスト高で、工場が海外へ移転し、労働者数が減少。(29字)

(4)
特定産業への依存による不安定な経済を改善するため。(25字)
EV化の進む外国の自動車産業に対する国際競争力をつけるため。(30字)

【質問】
設問B(4)の後半部分に盛り込む内容として、

送信した答案にある「国際競争力」を入れるか、

「日本随一の工業技術が、他にない新産業発達の基盤となるため。」とするかで迷ったのですが、

どちらの場合でも題意を満たしているといえるのでしょうか。教えていただけると幸いです。

よろしくお願いいたします。

  • 2024.04.22 18:10
  • ドゥーチェ

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