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2024.07.01
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2024年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第16回の分をこちらに投稿してください。
コメント
かるがもさんこんにちは。簡単ですが、添削させていただきますね。
(1)いいですね。キーワードが対比的に使えています。
(2)こちらもいいですね。「自然」と「社会」を明確に分けることが大切です。
(3)こちら上手い文章ですね。とても感心しました。字数制限が長いため、構成力が肝要となりますが、うまくクリアしていますよ。
(1)こちらも十分な解答かと思います。できれば北東部からサンベルトに向かって人口が流出した様子にまで言及してもらえるとさらに良かったかな。
(2)統計を詳しく読めていますね。「伸びず」は個人的には「停滞」の方が好きですね(笑)いろいろな表現を工夫してみてください。
(3)なるほど、こちらもいいですね。「地域社会の崩壊」がちょっと言い過ぎのような感じもしますが、字数制限的にはこれが最善手だったかも知れませんよね。
>感想:
1B(2)
赤本では「メガロポリスの都市化が進んだ。」とありますが、なぜ都市化が進んだということになるのか、まだ理解できておりません。先生がおっしゃるように都市化=人口増加、という理解で良いのでしょうか。自分でも引き続き考えてみます。
「都市化=人口増加」と考えてください。よく使う言い方は「郊外が都市化する」といった形ですが、農地を開いて住宅地がつくられるだけでも「都市化」と言ったりするのですよ。そもそも都市化とは曖昧な表現であって、地理的な言い方ではないと思います(今回の例で言えば「人口が伸びず」とありますよね。本来なら「人口が増えず」というようなより数字に基づいた表現にするべきなのですが、慣習的に人口について「伸びる」という言い方もしたりしますよね。そもそも人口は伸縮するものではありません・笑)。とはいえ、意味的には伝わるので一般的には通用するわけです。
だからこそ、ここは自分の中でしっかりと定義づけてこれらの言葉を使っていかないといけないのです。統計数字に基づくものはしっかりと「増える・減る」、「割合が上昇する・低下する」といった表現にこだわるとか、そして「都市化」についても「人口増加」としっかり定義づけ、農村にまばらに住宅地が点在するだけでも「これは都市化なのだ」と考えることが大切になってくるのです。
こういった論述問題を通して、言葉の使い方を厳密なものにしていきましょう。求められるのは「文系的な修辞的な言葉の使い方」ではなく「理系的なメカニカルな言葉の使い方」なのです。
>(3)体言止めの嵐になってしまいました。
現状ではこれで構わないと思いますよ。将来的によりスムーズな文章を組み立てることができれば十分です。というか、本番の試験でもこういった形で問題ないとは私は思いますよ(笑)
次回も期待しています!
- 2024.07.26 09:46
- たつじん
2016 1A
(1)東半分は湿潤で平野が多い。西半分は乾燥し山がち。
(2)ロッキー山脈のふもとで河川から多くの水が得やすいため集落が成り立った。また交通の結節点で政治経済の中心地である。
(3)西部開拓時代のタウンシップ制に形成された農業地帯である。散村形態の集落で全体的に人口密度は高くない。交通の要衝が発展した中小規模の都市が等間隔に見られ、その部分は人口密度が高い。
1B
(1)メガロポリスで人口はやや増加したが工業が衰退した。一方サンベルトや太平洋岸の経済成長が大きく人口増加も顕著だった。
(2)中心都市の人口が伸びず、郊外地区の人口が増加した。
(3)都市の中心部が老朽化、荒廃し富裕層や若者が流出。再開発により高級住宅、商業施設やオフィスを建設。富裕層や若者が流入し都市が再活性化。一方低所得者層の流出や元の地域社会の崩壊を招いた。
感想:
1B(2)
赤本では「メガロポリスの都市化が進んだ。」とありますが、なぜ都市化が進んだということになるのか、まだ理解できておりません。先生がおっしゃるように都市化=人口増加、という理解で良いのでしょうか。自分でも引き続き考えてみます。
(3)体言止めの嵐になってしまいました。
今回もよろしくお願いします。
- 2024.07.04 20:20
- かるがも
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