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2024.08.02

1760

   2024年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第21回の分をこちらに投稿してください。

ハンドルネームは毎回固定にしてください。金曜日にお題発表し、翌週の木曜までに解答を投稿してください。夜は21時までを厳守です(21時を過ぎた分については添削しません)。遅くなってしまう場合は翌日の朝5時以降に投稿してください。
人数が増えるかもしれないので添削は簡易になります。ご了解ください。その代わり、みなさんの質問には答えますので、解答の後に「質問」がある場合はそれを添えてください。
対象は東大志望生以外でも構いません(ただし論述が問われる大学に限る)。東大以外の場合は志望校も書いておいてくださいね。参加資格は「最後まで投稿を継続すること」、この一点です。勉強を積み重ねていきましょう。

コメント


かるがもさんこんにちは。では添削いたします。

>2018年A
(1)化石燃料の消費が増えた。森林の伐採が広がった。

いいですね。2つの側面から述べる東大特有の問題でした。

>(2)人口と植物が多い北半球において、夏は光合成で二酸化炭素が吸収され濃度が減少。冬は暖房の使用が増え、濃度が増加。

いいですね。(言われてみれば)内容的には決して難しくないのですが、それを限られた字数で説明することが難しい問題でした。こういったパターンにもかなり慣れてきたのではないでしょうか。

>(3)Aは二酸化炭素の排出に対策が施されずエネルギー消費による地球温暖化が進み気温が上昇した場合。Dは省エネルギーや植林による炭素固定化などの対策が施され気温上昇が抑制された場合。

これ、書きにくい問題ですよね。作問車もおそらく完璧な回答は期待していないと思います。とりあえずでいいので、矛盾のない内容を書くことができれば得点になりますよ。白紙で提出だけは避けてくださいね。

>2018年B
(2)低緯度では貿易風、中緯度では偏西風の影響を受ける。

いいですね。これはこうやって書くしかありませんよね(笑)

>(3)寒流や弱い暖流などの影響で海水温が低いため。

これもよくわからない問題なのです。寒流だけしっかり書けば十分だったとは思いますが、「弱い暖流」にも触れることができればより適切です。

>(4)地球温暖化で海面上昇し、高潮の被害が拡大する。人口増加で水害を受けやすい沿岸にも居住地が拡大し被害者が増加する。

これは個人的にはおもしろい問題だと思いました。2つの側面からしっかり述べられています。今後も出題が予想されるネタですよね。

>コメント:
A(2)冒頭の「人口と」は不要でしょうか。光合成と暖房に触れるのでそれに対応させて植物と人間について入れました。

いえいえ、間違っていないならばどんどん自分の考えを入れてください。論述問題は「加点」方式です。思いついたことは全て詰め込みましょう!

>A(3)赤本解説では、Aのシナリオは「温暖化対策が行われず、二酸化炭素濃度上昇」とありますが、先生の動画説明でもあったとおり、二酸化炭素増加=温暖化、と思いますので、どちらが先ということではないと思いました。それならば、同じことになりますが、この設問Aの主役は二酸化炭素濃度なので「二酸化炭素対策なし。→温暖化が進んだ。」という記述でもよいのでは、と考えました。(伝わるでしょうか。)

なるほど、適切な考え方ですね。まさにその通りだと思いますよ。本問は難しい(というか、書きにくい問題)ですよね。東大論述にはこういった「あいまい」な問題が多いですが、そういう問題こそラッキーチャンスと思い、自分なりの考え方を存分に披露してください。

>さて東大模試を控え、これまでの添削を見直したところ、約20回分は予想より膨大な量でした。実は東大地理対策は今のところほぼこのオープン添削だけなのですが、1回の提出に最低2時間ときには数時間かかっているので、かけている時間だけはそれなりになっていると思いました。

かるがもさんの場合は時間的にも余裕がありませんし、現役高校生とは違って「時間」で勝負することはできませんよね。技術を上げて、効率よく点数を取ることが求められています。ただ、受験生にとって「時間
」は絶対的なことです。ここから時間をかけてじっくり底上げしてきた現役高校生が追い上げてきますよ。かるがもさんもここからは「時間」をよりかけることを意識してみてくださいね。受験は「時間」で決まります。

次回も期待しています。

  • 2024.08.05 17:53
  • たつじん

2018年A
(1)化石燃料の消費が増えた。森林の伐採が広がった。
(2)人口と植物が多い北半球において、夏は光合成で二酸化炭素が吸収され濃度が減少。冬は暖房の使用が増え、濃度が増加。
(3)Aは二酸化炭素の排出に対策が施されずエネルギー消費による地球温暖化が進み気温が上昇した場合。Dは省エネルギーや植林による炭素固定化などの対策が施され気温上昇が抑制された場合。
2018年B
(2)低緯度では貿易風、中緯度では偏西風の影響を受ける。
(3)寒流や弱い暖流などの影響で海水温が低いため。
(4)地球温暖化で海面上昇し、高潮の被害が拡大する。人口増加で水害を受けやすい沿岸にも居住地が拡大し被害者が増加する。

コメント:
A(2)冒頭の「人口と」は不要でしょうか。光合成と暖房に触れるのでそれに対応させて植物と人間について入れました。
A(3)赤本解説では、Aのシナリオは「温暖化対策が行われず、二酸化炭素濃度上昇」とありますが、先生の動画説明でもあったとおり、二酸化炭素増加=温暖化、と思いますので、どちらが先ということではないと思いました。それならば、同じことになりますが、この設問Aの主役は二酸化炭素濃度なので「二酸化炭素対策なし。→温暖化が進んだ。」という記述でもよいのでは、と考えました。(伝わるでしょうか。)

さて東大模試を控え、これまでの添削を見直したところ、約20回分は予想より膨大な量でした。実は東大地理対策は今のところほぼこのオープン添削だけなのですが、1回の提出に最低2時間ときには数時間かかっているので、かけている時間だけはそれなりになっていると思いました。
今回もよろしくお願いします。

  • 2024.08.03 13:05
  • かるがも

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