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2024.12.14
1893
2024年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第41回の分をこちらに投稿してください。
コメント
ゆいさんこんにちは。では添削いたします。
>2022 1
>A
⑴人や物の移動の活発化
いいですね。本問はシンプルに書くしかないですよね(笑)
>⑵感染症の媒介生物の生息域が熱帯からより涼しい地域へ拡大。台風などによる洪水などの気象災害の増加により衛生環境が悪化。
とても上手に書けていますよ。2つのトピックが意識されています。
>⑶低緯度の地域が多く、海からの季節風により夏は高温多雨で洪水の発生が多く、衛生環境が悪い。集約・零細的な稲作が行われており、使役用の家畜や蚊などの媒介生物との接触が多い。
こちらもいいですね。(2)と同様に、2つの内容にしっかりと分けて書くことが大切ですね。「稲作」について「集約・零細的」という言葉を付け加えている点も効果的に思います。
>⑷野生動物が生息していた森林や山地が都市化により住宅地に変化。人と野生動物の生活空間が近接し、接触機会が増加した。
いいですね。最近の日本でもよくみられることですよね(秋田県で熊がスーパーに侵入しました)。「都市化により」という言い方がとてもいいと思います。「都市化」には大きな意味はなく、「人口が増え住宅地が増える」ことを一般に都市化といいます。こういった軽い言葉の用い方も、高得点への鍵となりますね。
>B
⑴追い風を利用する帆船が、赤道付近では恒常風の貿易風を利用して西へ、中緯度では偏西風を利用して東へ移動したから。
いいですね。「恒常風」という言葉を付け加えている点が好印象です。「追い風を利用」も適切です。
>⑵スエズ運河やパナマ運河などが開通し航路が短縮されたため、マゼラン海峡と喜望峰経由の遠回りの航路の利用は減少した。
うまくまとめていますね。すっきりとした文章です。複数のトピックを取り上げ、東大出題側の意図を十分にくんだ回答になっています。
>⑶砕氷船が開発され、氷河がある高緯度の航行が可能になった。運河の建設が進み、内陸水運が増加した。GNSSの技術の進歩で等角航路ではなく最短経路の大圏航路の利用でコストが削減された。
はじめてオプションまでチャレンジしてみました。最近の問題も添削していただけるが本当にありがたいです。今回もよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。問題数をこなすことで経験値が上がりますからね。年末までは時間がとれなかったのですが、年明けからフリーな時間が増え、最新の問題にも手が回るようになりました。みなさんが真剣に取り組んでくれているので、私としても問題分析へのモチベーションが上がるので助かりますよ。
東大の問題は他の大学を受ける際にも有効になります。新しい問題も分析し、さらに経験値をあげましょうね。
- 2025.02.06 09:35
- たつじん
2022 1
A
⑴人や物の移動の活発化
⑵感染症の媒介生物の生息域が熱帯からより涼しい地域へ拡大。台風などによる洪水などの気象災害の増加により衛生環境が悪化。
⑶低緯度の地域が多く、海からの季節風により夏は高温多雨で洪水の発生が多く、衛生環境が悪い。集約・零細的な稲作が行われており、使役用の家畜や蚊などの媒介生物との接触が多い。
⑷野生動物が生息していた森林や山地が都市化により住宅地に変化。人と野生動物の生活空間が近接し、接触機会が増加した。
B
⑴追い風を利用する帆船が、赤道付近では恒常風の貿易風を利用して西へ、中緯度では偏西風を利用して東へ移動したから。
⑵スエズ運河やパナマ運河などが開通し航路が短縮されたため、マゼラン海峡と喜望峰経由の遠回りの航路の利用は減少した。
⑶砕氷船が開発され、氷河がある高緯度の航行が可能になった。運河の建設が進み、内陸水運が増加した。GNSSの技術の進歩で等角航路ではなく最短経路の大圏航路の利用でコストが削減された。
はじめてオプションまでチャレンジしてみました。最近の問題も添削していただけるが本当にありがたいです。今回もよろしくお願いいたします。
- 2024.12.19 17:03
- ゆい
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