ブログ
2025.02.21
1944
2024年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第50回・第51回の分をこちらに投稿してください。
コメント
かるがもさんこんにちは。では添削いたします。
>第51回 2021年 第1問
設問A
(1)陸海ともに動植物の生態系に影響が及ぶ。
陸では永久凍土の融解でメタンの放出や地盤の軟弱化による建物の倒壊が懸念される。
海では海氷の融解で北極海航路が拡大し、資源採掘が容易になる。
>(2)減少ーD、増加ーB
>(3)降水量の減少による干ばつや森林火災。
いいですね。字数制限が短い場合は個々の説明は省略し箇条書きにするのがベストです。
>(4)aーEU、bーインド、cーロシア、dー日本
>(5)中国は石炭の供給が多いが、太陽光発電など再生可能エネルギーも増やしている。
アメリカは石油や天然ガスの供給が多いが、国内需要に応じるためシェールガスなどの開発を進めている。
いいですね。2つの文に整理しています。できれfば「シェールガス」についての説明が欲しかったかな。むしろ是飯の「太陽光発電など再生可能エネルギー」をシンプルに「太陽光発電」のみとし(中国の太陽光パネルの開発はとくに際立っています)、「アメリカ合衆国」を「米国」とすれば十分にシェールガスの説明に字数を使えたと思いますよ。「ちょっと特別な地理用語」であるシェールについては多少説明を付記するとさらに良かったでしょう。
>設問B
(1)図1ー6 三角州、図1ー7 おぼれ谷。
(2)図1ー6は河川から運搬された大量の土砂が河口に堆積してできた地形である。
図1ー7は河谷が沈水してできた地形である。
いいですね。前者は「河川」の作用としての「運搬」と「堆積」が重要でした。後半は「沈水」ですね。こういった一見すると一般名詞に思える言葉が実は地理においては必須の「地理用語」だったりします。言葉の「重さ」の違いを感じ取ってくださいね。
>(3)カキなどの養殖業。入江が深く、波が穏やかで消費地が近い。
人口が多く生活排水や工業廃水による海洋汚染が懸念される。
こちらとてもいいですね。必要な内容が全て言い尽くされています。個人的なイメージでは字数制限が厳しいかなと思っていたのですが、過不足なく書き切れています。満点回答です。
>今回もよろしくお願いいたします。
>このオープン添削のおかげで、週1回地理の過去問と真剣に向き合うことができました。毎回投稿の作成には数時間かかりましたが、もし自習だけだったらそこまでできなかったと思います。参加資格の「最後まで投稿を継続すること」を胸にがんばれました。
1年間のご指導ありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。実は毎年この「たつじんオープン添削」を実施するか迷っているのですが、かるがもさんのように真剣に入試に向かい合っている生徒さんに支えられ東大過去問を真摯に分析する機会が得られることはとても嬉しいことなのです。かるがもさんのおっしゃる「最後まで投稿を継続する」ことだけが条件であり、そして私が求めるものでもあるのです。かるがもさんもこの経験を活かし、さらに地理的な視点を持ってさまざまな事象を観察する目を養っていただければと思っています。改めてありがとうございました。
- 2025.02.24 16:32
- たつじん
第51回 2021年 第1問
設問A
(1)陸海ともに動植物の生態系に影響が及ぶ。
陸では永久凍土の融解でメタンの放出や地盤の軟弱化による建物の倒壊が懸念される。
海では海氷の融解で北極海航路が拡大し、資源採掘が容易になる。
(2)減少ーD、増加ーB
(3)降水量の減少による干ばつや森林火災。
(4)aーEU、bーインド、cーロシア、dー日本
(5)中国は石炭の供給が多いが、太陽光発電など再生可能エネルギーも増やしている。
アメリカは石油や天然ガスの供給が多いが、国内需要に応じるためシェールガスなどの開発を進めている。
設問B
(1)図1ー6 三角州、図1ー7 おぼれ谷。
(2)図1ー6は河川から運搬された大量の土砂が河口に堆積してできた地形である。
図1ー7は河谷が沈水してできた地形である。
(3)カキなどの養殖業。入江が深く、波が穏やかで消費地が近い。
人口が多く生活排水や工業廃水による海洋汚染が懸念される。
今回もよろしくお願いいたします。
このオープン添削のおかげで、週1回地理の過去問と真剣に向き合うことができました。毎回投稿の作成には数時間かかりましたが、もし自習だけだったらそこまでできなかったと思います。参加資格の「最後まで投稿を継続すること」を胸にがんばれました。
1年間のご指導ありがとうございました。
- 2025.02.24 10:32
- かるがも
- 1943
- main
- 1945