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2025.05.01
2015
2025年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第6回の分をこちらに投稿してください。
コメント
上野さんこんにちは。
全体的にはよく書けていますが、やはり「1文」で済ませようとしてしまっていることの弊害があります。上野さんはとても文章が上手いので逆に簡単に文章をまとめてしまう「悪癖」があるのです。
たとえば(2)はとてもうまく書けているのですよ。2つの文が因果関係によって結び付けられています。それに対し(3)はどうでしょう?ここで必要なのは「韓国は高度経済成長期が遅く人口流動の時期が日本より新しい」、「日本にくらべそれら流入者の高齢化が進んでいない」の2つを書くべきなのです。これ、因果関係でもあり、時系列に沿った2つの事例を並べたものでもあります。上野さんの回答は一つ目のトピックのみに内容が限定されており、二つ目のトピックに関する内容が十分に示されていないのです。
東大は常に2つのトピックを意識してください。そのためにはまずは「30字=1文=1トピック」を徹底するべきなのです。前回もこのことについては指摘しているとは思うのですが、今後はさらに徹底してみてください。上野さんは文章が上手いので「文章を書こう」という意識が強すぎるのです。文章を捨て「答え」だけをシンプルに書く気持ちが大切だと思いますよ。まずは初心に帰ってみましょうね。
(4)の回答についてもぜひ他のみなさんが投稿された回答を参考にしてみてください。得るところは多いと思いますよ。
さて勉強法についてですが、そこは上野さんの判断でいいと思いますよ。たた、東大の問題ではいわゆる用語説明は少なく、因果関係を含めた独特のテクニックが必要に思います。どうせ丸覚えするのならば、過去問週を用いて「問題」から「解答」が想起できるか、という形の方がいいかなとは思ってしまいます。どうでしょうか、とりあえず早急に東大の問題を数十年分ほど目を通し、どういった問題が問われているのか「観察」してみてはどうでしょう?
「ここを覚えておいてね」といった用語説明型より、図表の読解や因果関係、時系列の流れなどそういったことを説明するものが多いように思いますよ。
もちろん河合塾様にせっかく通われているのですから、そちらの先生方のアドバイスを中心に勉強された方がいいとは思いますが、その上で上野さんの方で自分の取り組みを決定してみてくださいね。
次回も期待しています!
- 2025.05.08 09:16
- たつじん
設問A
(2)雇用を求めたヒスパニックが流入している。所得水準の低い彼らの出生率が高い。
(3)日本より高度経済成長の開始が遅く、農村部から都市部へ若年層に人口移動が活発化するのが遅れた。
設問B
(3)海外への工場移転が進み、産業の空洞化が起こった。
(4)工業都市が特定の産業に依存している状態を脱却し、産業の安定化を図り、さらなる振興を目指すため。
今週はたつじん先生の言いつけを守らず、12時ごろに寝て6時ごろに起きるという生活を続けていたら体調を崩してしまったため投稿が遅れてしまいました。不甲斐ないです。
重ねて学習の相談になるのですが、普段の地理の勉強は河合塾の授業でここ覚えてねと言われた部分をテキストの表現ごと覚えるという学習になっていますが(例えば、単語カードの表面に狭まるプレート境界の動き2パターンと書き込み、裏面に①大陸プレートどうしが衝突。アルプス、ヒマラヤなど大山脈の形成が見られる。
②海洋プレートが他のプレートの下に沈み込むところが海溝で、並行して島弧・陸孤が生成。火山は海溝から数100km離れたところに分布。(=火山前線)。と書き込み、表面をみてそれを想起できるかという形式)、この学習の方向性は間違っていないでしょうか?
- 2025.05.08 07:13
- 上野柊吾
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