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2025.06.06
2100
2025年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第11回の分をこちらに投稿してください。
コメント
アボさんこんにちは。では添削いたします。
>2008 第1問
>A
(3)砂漠気候で灌漑によるオアシス農業が行われている。ダムの建設による肥沃土の減少や過度な灌漑による塩害が発生している。
(4)斜面での過耕作によって森林破壊や土壌の悪化による土壌浸食が深刻化している。b流域では森林を増やすための過耕還林政策、c地域では土壌流出防止のための等高線耕作などが行われている。
>B
(2)エでは水産資源や鉱物資源の独占的な開発をする権利が認められている。近年では資源の枯渇問題が深刻化しているため、豊富な資源が潜むエを明確にすることが必要不可欠になっている。
>先週の分は2081に投稿してあるのですが、期間ギリギリになってしまった自分が悪いです。差し支えなければ確認をお願いします。これからはなるべく週末のうちに完了させるように精進します。
>さて今週は3行記述がメインでしたが、私は取り組みやすかったです。
なるほど、そうでしたか。しかし、だからこそ逆にアボさんの弱点が浮かび上がってくるのですよ。アボさんのように現状で成績が良く文章力が高い人は「余裕を持って」回答を作ってしまうのです。地理の論述は「限られた字数でキーワードを詰め込む」ことが求められているのです。つまり文章力などどうでもいいのです。
今後の問題の中には明らかに求める内容に対して字数制限が厳しいものが多くなってきます。キーワードを詰め込む(つまり「文章力」にこだわらない)ことだけが求められるものが増えてきます。
その時、アボさんのような文章力が高い人たちは「ジレンマ」を感じるのです。「論述問題なのに、なぜ綺麗な文章を書く力が求められないのか」と悩むのです。でもちょっと考えてみたらわかりますよね。文章力の高さが「地理」という科目の判断基準になっては不味いと思いませんか。文章力は最低限でいいのです。小論文やエッセイではなく、報告書程度のものが書ければそれでいいのです(というか、それこそが求められているのですね)。
>Bの(2)に関して資源の開発は重要なことですが、近年はそれを巡って対立が起きているので、なかなか難しい課題であると思いました。
とても素晴らしい観点に思いますよ。資源開発についてもいろいろ考えてみてくださいね。先の回答でもお伝えしたように、一般に「敵対国」と思われているロシアと日本は実は資源開発については極めて友好な関係にあり、ガス田の共同開発をしています。ロシアにとっていかに日本が大切な国かわかりますよね(共同開発のみでなく、資源の輸出先としても)。喫緊の話題でいえば長くイランと日本は友好関係にあります。イランが米国との関係が悪化するかたわらで、日本が出し抜いてイランと仲良くなってしまえばさらにスムーズに資源を得ることができますよね。
もちろん資源は化石燃料ばかりではありません。再生可能エネルギーこそ世界の主要エネルギー源として急成長しています。日本では今でも火力や原子力が重要視され、再生可能エネルギーの開発は活発ではありませんが、それについてもまた機会があれば考えてみてくださいね。どちらが良いのか、判断は簡単なものではありませんよね。
地理は「地名クイズ」でもなければ「小ネタを楽しむ」科目でもありません。自然科学であり社会科学であり、そういった真理のなかから私たちの未来の在り方を探る科目です。さらに地理への理解を深めていきましょうね。
- 2025.06.24 16:52
- たつじん
未回答ということで投稿数を奇数にしておきますね。
- 2025.06.13 17:21
- たつじん
アボさんこんにちは。そうでしたか、2081に投稿があったのですね。気づきませんでした。確認しておきます。
週末は仕事が立て込み(とくに今週は模試の締め切りがあるので)こちらの投稿も含め添削回答は来週になりますが、ご了解ください。申し訳ありません。
近隣国との資源開発についてもいろいろと調べてみたらおもしろいですよ。意外とメディアの言っていることに嘘が多い(笑)
たとえばサハリン1やサハリン2など現在でもロシアと共同で天然ガス田の開発をおこなっています。さすがに欧米は手を引いているようですが、逆にいえばロシアにとって頼りになるのは日本だけということになります。
戦争の善悪はわかりません。特定の国を「悪者」として叩くよりも、この状況をうまく利用して自国へと利益を誘導することこそ外交には求められているのではないでしょうか。良かったらいろいろと調べてみてくださいね。
というわけで、先にも申し上げたよう添削は後日となります。今しばらくお待ちください。
- 2025.06.13 17:21
- たつじん
2008 第1問
A
(3)砂漠気候で灌漑によるオアシス農業が行われている。ダムの建設による肥沃土の減少や過度な灌漑による塩害が発生している。
(4)斜面での過耕作によって森林破壊や土壌の悪化による土壌浸食が深刻化している。b流域では森林を増やすための過耕還林政策、c地域では土壌流出防止のための等高線耕作などが行われている。
B
(2)エでは水産資源や鉱物資源の独占的な開発をする権利が認められている。近年では資源の枯渇問題が深刻化しているため、豊富な資源が潜むエを明確にすることが必要不可欠になっている。
先週の分は2081に投稿してあるのですが、期間ギリギリになってしまった自分が悪いです。差し支えなければ確認をお願いします。これからはなるべく週末のうちに完了させるように精進します。さて今週は3行記述がメインでしたが、私は取り組みやすかったです。Bの(2)に関して資源の開発は重要なことですが、近年はそれを巡って対立が起きているので、なかなか難しい課題であると思いました。今週もよろしくお願いします。
- 2025.06.11 20:49
- アボガド浪
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