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2025.07.17
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2025年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第17回の分をこちらに投稿してください。
コメント
アボさんこんにちは。では添削いたします。
>2019年 第1問
>A
(2)雨季と乾季が明瞭である。高床式家屋は雨季の浸水被害を防ぐため、ため池は乾季に水資源を確保するために作られた。
いいですね。最初の文の「である」はカットできたかなとは思ったのですが、後半の文も無駄がなく言うべきことは全て言い切れています。文字数がうまくコントロールできていますね。あえていえば「水資源」に「農業用の」などと付け加えることもできたかなとは思います。不要な文字を削って、ちょっとでも得点になりそうなワードを付け加える練習もしてみましょうね。
>(3)マングローブ林。市場経済化でエビの養殖業が盛んになった。薪炭材としての木材の確保や耕作地の拡大のために伐採された。
なるほど、「市場経済化」という言葉が効いているかと思います。ただ、「市場経済化」と「エビ養殖」が直接結びつかないので、ここで「輸出用の」など加えると接合性が良かったかなと思います。後半の文章は上手ですね。
>B
(1)北西部と南東部に山地がある。海岸面は南西にある。比較的大きな河川が北東から南西へと流れている。河川の周囲に三角州や氾濫原などの沖積低地が広がり、その周辺に台地が分布する。
箇条書きスタイルで事実を書き並べています。本問はこういった形で良かったと思います。
>(2)722
>(3)山地や河川沿いでは人口が少ない。水害の被害が少ない台地や沖積低地の微高地である自然堤防では人口が多い。
>Bの問題は現役のときに解いた際にあまり慣れない出題であるのに加え、文章の構成に気を取られてしまい、苦戦してしまった記憶があります。
さすがアボさんですね。本問について「あまり慣れない出題」であることを認識し、「構成」が肝要であることに気づいている点で優れています。こういった意識づけができていると大きく得点がアップしますよ。
>しかし、今回はたつじん先生の「短文で記述する」というやり方によってかなりスムーズに解答を進めることができました。
こちらもいいところに気づいていますね。いくら我々が言ったところでそれを取り入れて自分のものにするためにはやはり本人の実力があってこそです。アボさんのように地理の力がある生徒は逆に自分のやり方にこだわってしまって、こちらの言うことに聞く耳を持たない場合もあるのですが(もちろんそういった生徒さんは成績が伸びません)、アボさんの場合は有効となる部分をしっかりと聞き分け、確実に自分の力としていますよね。この柔軟性があれば今後も安心です。
>しっかりと内容にこだわって加点対象となる記述を一つでも多く短文で解答に盛り込んでいきたいです。
本当にそうなんですよ。せっかく多くの知識があるのですから、それを詰め込んでしまった方が得点をとりやすい回答となりますよね。一旦書き終えてから推敲し、必須ではない箇所を削ってその文だけ「加点対象となる記述」を盛り込んでみてはどうでしょう。そこでこそ地理力が生かされるのです。
次回も期待しています。
- 2025.07.23 07:52
- たつじん
2019年 第1問
A
(2)雨季と乾季が明瞭である。高床式家屋は雨季の浸水被害を防ぐため、ため池は乾季に水資源を確保するために作られた。
(3)マングローブ林。市場経済化でエビの養殖業が盛んになった。薪炭材としての木材の確保や耕作地の拡大のために伐採された。
B
(1)北西部と南東部に山地がある。海岸面は南西にある。比較的大きな河川が北東から南西へと流れている。河川の周囲に三角州や氾濫原などの沖積低地が広がり、その周辺に台地が分布する。
(2)722
(3)山地や河川沿いでは人口が少ない。水害の被害が少ない台地や沖積低地の微高地である自然堤防では人口が多い。
Bの問題は現役のときに解いた際にあまり慣れない出題であるのに加え、文章の構成に気を取られてしまい、苦戦してしまった記憶があります。しかし、今回はたつじん先生の「短文で記述する」というやり方によってかなりスムーズに解答を進めることができました。しっかりと内容にこだわって加点対象となる記述を一つでも多く短文で解答に盛り込んでいきたいです。
- 2025.07.21 20:32
- アボガド浪
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