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2025.08.21
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2025年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第22回の分をこちらに投稿してください。
コメント
一本さんこんにちは。では添削いたします。
>2005年度 第1問 設問A
(1)薪炭材や用材、焼畑時の草木灰として利用。農地拡大で消失が進み、生態系の破壊、土壌侵食、二酸化炭素の増加を招いている。(58字)
いいですね。前半を「利用」、後半を「問題点」というように明確に分けることが大切な問題でした。
>(2)小麦。半乾燥気候と肥沃な黒土を利用し大規模な企業的農業をを行う。機械化が進み労働生産性が高く、商業的経営で輸出が多い。(59字)
多くのキーワードを詰め込んでいますね。最後の「輸出が多い」という部分が特徴的に思いました。いいアイデアですよ。今回の「企業的穀物農業」のようなホイットルセー農業区分はよく問われますね。
>(3)降水量減少と過灌漑により塩害が生じ砂漠化が進展。人口増加に伴う過剰な農耕・牧畜地の拡大で土壌流出が生じ不毛地化が進む。(59字)
前半で自然的要因、後半で人為的要因とテーマを絞って記述している点が好印象です。「不毛地化」という表現もいいですね。
>設問B
(2)外来河川のナイル川から灌漑用水が得るれるため。(27字)
「外来河川」がキーワードの問題でしたね。
>(3)フランスは天水を利用する畑地や果樹園が耕地面積の中心。日本は大量の農業用水を必要とする水田の面積比が大きい。(54字)
日本でも「天水」を利用していますので、フランスのみ天水と曲解されるような表現は避けた方がベターでしたね。
フランスでは畑作や果樹栽培が中心で水は少なくて済むので灌漑の必要がない。
こういった書き方はどうでしょうか。参考にしてください。
>(4)乾燥気候下で過剰な灌漑を行うことで地下水が枯渇。灌漑用水の蒸発により地中の塩類が地表に集積し塩害が生じる。(53字)
いいですね。とても上手です。前半と後半とで別のことを述べています。
次回も期待しています。
- 2025.09.02 12:18
- たつじん
2005年度 第1問 設問A
(1)薪炭材や用材、焼畑時の草木灰として利用。農地拡大で消失が進み、生態系の破壊、土壌侵食、二酸化炭素の増加を招いている。(58字)
(2)小麦。半乾燥気候と肥沃な黒土を利用し大規模な企業的農業をを行う。機械化が進み労働生産性が高く、商業的経営で輸出が多い。(59字)
(3)降水量減少と過灌漑により塩害が生じ砂漠化が進展。人口増加に伴う過剰な農耕・牧畜地の拡大で土壌流出が生じ不毛地化が進む。(59字)
設問B
(2)外来河川のナイル川から灌漑用水が得るれるため。(27字)
(3)フランスは天水を利用する畑地や果樹園が耕地面積の中心。日本は大量の農業用水を必要とする水田の面積比が大きい。(54字)
(4)乾燥気候下で過剰な灌漑を行うことで地下水が枯渇。灌漑用水の蒸発により地中の塩類が地表に集積し塩害が生じる。(53字)
たつじん先生、今週もお題をありがとうございます。
- 2025.08.28 11:19
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