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2025.09.04
2304
2025年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第24回の分をこちらに投稿してください。
コメント
ざわざわさんこんにちは。では添削いたします。
>2004 3A B
3B
2⃣ 地殻変動が盛んなプレートの境界上に位置し、活火山がある。
なるほど、「地殻変動」「プレートの境界」「活火山」と3つのキーワードを入れることに成功しています。とてもいいですよ。
>3⃣ 化石燃料と違い再生可能なため資源の枯渇の懸念がないが、立地や自然環境に供給量が左右され発電能力が低い。コストがかかるが、大気汚染物質を排出しないため地球温暖化を軽減する。
なるほど、2つの文に分けそれぞれ「~だが、~である」というような構文にしているのですね。整理されている印象です。
もちろんこれで合格圏の回答ですが、気になるところをいくつか。
「発電能力が低い」はちょっと言い過ぎかな(笑)。ここは単に「供給量が左右される(不安定である)」で十分でしょう。世界の多くの国ではすでに自然エネルギーが主要電源となっています(日本はやばいぐらい遅れてますよ・涙)
「大気汚染物質」によって「温暖化」が促進されるのでしょうか?温暖化は「二酸化炭素」によるものですよね。二酸化炭素を大気汚染物質というのはどうかな?と思います。
大気温泉物質の例として「硫黄酸化物」や「窒素酸化物」があり、これらは酸性雨や光化学スモッグの原因となります。
「コストがかかる」も一概には言い難いんですよね。たとえばケニアでは地熱発電が主要電源となっています。ケニアのような経済力の小さな国でも十分に利用できるものが自然エネルギーでもあります。
日本社会はどうも自然エネルギー(再生可能エネルギー)に否定的であり(原発など従来の発電に利権がくっついているのでしょう)、悪いイメージがつきやすいです。統計などで正しい状況を読み取り、偏見のない考えを述べることが大切だと思いますよ。
化石燃料と違い再生可能なため資源の枯渇の懸念がない。二酸化炭素の排出が抑えられ地球温暖化を緩和する。一方で立地や自然条件に供給量が左右され不安定である。
こういった形でしょうか。できるだけ「極端な」表現を使わないこともコツです。
>4⃣ 水車を動力として紡績や製粉をするための水力エネルギーの利用。干拓地域での排水や帆船を動かすための風力エネルギーの利用。
こちらはいいですね。ある程度は一般常識だったと思いますが問題なかったでしょうか。
>3A
1⃣ 洪水時の急激な増水を防ぐ。 安定的な水資源の確保。
いいですね。ポイントを箇条書きしましょう。
>2⃣ 上流側では、魚の上下の移動が妨げられることで魚の生息域が狭まり生態系が変化。下流側では、河川の運搬能力が低下し土砂供給量が減ることで海岸の浸食作用が強まり、海岸線が後退する。
なるほど、うまくまとめていますね。「上流側では」「下流側では」という書き出しがとてもいいですよ。分かりやすいです。
次回も期待しています。
- 2025.09.10 15:28
- たつじん
2004 3A B
3B
2⃣ 地殻変動が盛んなプレートの境界上に位置し、活火山がある。
3⃣ 化石燃料と違い再生可能なため資源の枯渇の懸念がないが、立地や自然環境に供給量が左右され発電能力が低い。コストがかかるが、大気汚染物質を排出しないため地球温暖化を軽減する。
4⃣ 水車を動力として紡績や製粉をするための水力エネルギーの利用。干拓地域での排水や帆船を動かすための風力エネルギーの利用。
3A
1⃣ 洪水時の急激な増水を防ぐ。 安定的な水資源の確保。
2⃣ 上流側では、魚の上下の移動が妨げられることで魚の生息域が狭まり生態系が変化。下流側では、河川の運搬能力が低下し土砂供給量が減ることで海岸の浸食作用が強まり、海岸線が後退する。
今週もよろしくお願いします。
- 2025.09.07 14:12
- ざわざわ
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